元祖!? グラムメタルの申し子! WRATHCHILD の1stアルバム。 英国音楽シーンを彩った70年代前半のグリッターロックと70年代後半のNWOBHMを組み合わせた音楽性が魅力! ライブでは紙吹雪や花火を使用しド派手な演出! 見た目もプラットフォームブーツに鋲付黒衣装なのに・・ポップなメロディを奏でる不思議なバンド登場!
WRATHCHILD「STAKK ATTAKK」(1984年)
こんな方におススメ
- ポップなメロディでノリの良い音楽が好きな方
- 70年代のグリッター系グラムロックが好きな方
- ルックス先行で、音楽聴かずに毛嫌いしてしまった方
- とにかく元気になれる音楽を聴きたい方
- コアなファンに愛されるバンドに興味がある方
アルバム「STAKK ATTAKK」について
英国音楽シーンを彩った70年代前半のグリッターロックと70年代後半のNWOBHMを組み合わせた音楽性が魅力であるWRATHCHILD(ラスチャイルド)の1stアルバム。
ライブでは紙吹雪や花火を使用しド派手な演出! 見た目もプラットフォームブーツに鋲付黒衣装なのに・・ポップなメロディを奏でる不思議なバンドです。
このアルバム、CD化された時、クレジットされた曲順と収録曲順が異なっているものが発売されていたりします。。。(私が持っている輸入盤CDがそうですた・・・)
今回ご用意した試聴コーナーは曲順と実際の曲が、同じになるモノをチョイスしています。収録曲に対するコメントもその曲順に合わせて記載しております・・・。
TOMOZY のアルバム「STAKK ATTAKK」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. STAKK ATTAKK
ツーバスでドコドコ連打、ギターもベースもそのテンポに合わせて弦を弾きます!これが気持ちいいのなんの・・・。キャッチーなメロディも手伝って、気持ちよくヘッドバンキングできますよ!?
02. TOO WILD TO TAME
キャッチーなメロディに一緒に声を出して叫びたくなるようなバックコーラスが素敵な曲。 見た目とは裏腹にポップセンス抜群!! 2曲目にして素直に認めました!
03. TRASH QUEEN
3曲目にて、セリフ入りで煽ります! グリッターロック的なサビメロは憶えやすい。一緒に叫びましょう。もちろんライブ映えしそうな曲です!
04. SWEET SURRENDER
イントロは攻撃的なギターながら、サビのメロディが非常にポップでよろしい! サビだけ聴いているとルックスとのギャップが非常に面白い・・・。ギターソロもサビメロを基本としており、意識してポップにしている感じが頼もしい!? 好きな曲です。
05. KICK DOWN THE WALLS
ノリがいいテンポで攻めてきます! これはもう お決まりのようにサビはキャッチーです! 結構カッコよく、お気に入りの元気になれる曲!
06. TONITE
リズムは少し早いですが、メロディはキャチーで聴きやすい。途中、テンポを落としながら、元に戻すなど、盛り上げ効果バッチリ!?
07. LAW ABUZER
ミドルテンポながらポップなロックに仕上がっています!! この感じ最高!! 他の曲と比べると、退屈に聴こえるかもしれません!?
08. SHOKKER
アルバムの中では、それほどポップなメロディを持たない曲。それでも・・・サビは憶えやすい言葉を並べてるので一緒に歌い(叫び)やすい・・。
09. ALRITE WITH THE BOYZ
グリッターロックの名曲、ゲイリーグリッターのカバー曲。このバンドの楽曲ともマッチした選曲で好感度大!
10. WRECKLESS
ギターの攻撃性がカッコいい曲。サビではギターの攻撃性を抑えて、キャッチーなメロディ重視!!ギターソロでは少し暴れてみました!って感じの曲。
映像で楽しむ WRATHCHILD「STAKK ATTAKK」
1stアルバム「STAKK ATTAKK」からのMV
WRATHCHILD「STAKK ATTAKK」
ロンドン・ブーツ総攻撃! ライヴ1984 DVDトレイラー映像
このライブのDVDも発売されています!
WRATHCHILD(ラスチャイルド)の音楽性
見た目は、トレードマーク的なプラットフォームブーツに鋲付黒衣装。
狂暴的な見た目なのに・・ポップなメロディを奏でる不思議なバンドです。
英国音楽シーンを彩った70年代前半のグリッターロックと70年代後半のNWOBHMを組み合わせた音楽性が魅力である。
また、ライブでは紙吹雪や花火を使用しド派手な演出!も鉄板でした。
WRATHCHILD(ラスチャイルド)について
1980年にベースのMarc AngelとギターのPhil Vokinsによって結成され、ボーカルにRocky Shades、ドラムにBrian Parryを迎え、4名体制で活動開始。
結成当時のWRATHCHILD(ラスチャイルド)メンバーと作品
Vo: Rocky Shades
G: Phil Wrathchild(Phil Vokins)
Ba: Marc Angel
Ds: Brian Parry
しかし、1年後の1981年にメンバー2名が脱退。
創設者のひとりである、ギターのPhil Wrathchild。そしてドラムのBrian Parry。
ギターとドラムの新メンバーを迎え、新体制で活動再開。
第2期 WRATHCHILD(ラスチャイルド)メンバーと作品
Vo: Rocky Shades
G: Lance “Rocket” Perkins
Ba: Marc Angel
Ds: Eddie “Starr” Smith
1982年、DEMOテープを作成。レコード会社との初契約。
1983年、EP「Stackheel Strutt」 発売。
1984年、1stアルバム「STAKK ATTAKK」をHeavy Metal Recordsから発売
ちなみに・・・WRATHCHILDって名前ですが、アメリカに同名で活動しているヘヴィメタルバンドがいたため、区別するためにWRATHCHILD UK と称されることもある。
※1988年にアメリカのWRATHCHILDはバンド名をWRATHCHILD AMERICAを正式名称にしました。
そういえば、アルバム発表後のライブ・・・・。
結構、ライブも好評だったバンドでもあり、1984年のライブに関しては映像作品としてDVD化もされています。
その後も、アルバム等を発表していきます。
1988年、2ndアルバム「The Biz Suxx」発表
1989年、3rdアルバム「Delirium」発表
3rdアルバム発表後、ボーカルのRocky Shadesがパンクバンド Discharge に加入するため、脱退。
WRATHCHILDは解散・・・。
2005年、WRATHCHILDの創始者であるベースのMarc AngelとギターのPhil Vokinsと全盛期のドラム、Eddie Star にボーカリスト Gaz Harris を加えバンド活動を再開。
バンド名は Psychowrath
2009年、彼ら Psychowrath は Wrathchild&Wrathchild UKの商標を取得。
バンド名をWRATHCHILDに変更。
再結成時のWRATHCHILD(ラスチャイルド)メンバーと作品
Vo: Gaz “Psychowrath” Harris
G: Phil “Wrathchild” Vokins
Ba: Marc Angel
Ds: Eddie Star
2011年、4thアルバム「Stakkattakktwo」をPerris Recordsから発表。
2013年、ボーカルのGaz “Psychowrath” Harrisが脱退し、WRATHCHILDは再び解散。
その後、WRATHCHILD としての活動は・・・ない。
一方、全盛期のボーカリスト Rocky Shades ですが、
2006年、Rocky Shades Wrathchild(別名RSW)として活動再開するも短期間で終わる。
その後、2011年にWildside Riot というバンド名で活動するも、長続きはしなかったようだ・・・。
おまけ
元WRATHCHILDのボーカルRocky ShadesのバンドWildside Riotの映像
相変わらず、カッコいい声しています!!
Wildside Riotの映像
Wildside Riot ”WILDSIDE RIOT”
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
WRATHCHILD(ラスチャイルド) は 輸入レコード専門店で初めて知りました。
見た目は過激だけど、ポップだよ!? って話とゲイリー・グリッターのカバーも収録されているって話もあって・・購入しました。
購入した当時、既に2ndアルバム「The Biz Suxx」も発売されていたましたので、1st「STAKK ATTAKK」と2ndの2枚同時購入したのを憶えています。
こういった派手目なスタイルでキャッチーな楽曲を演奏するバンドが大好物の私としては、いいアルバムゲットした!と喜んだ次第です・・。
音質的には・・・他のヘヴィメタルバンドに比べるとチープな感じがしましたが、曲が良かったのでお気に入りのアルバムになりましたね。
そういえば・・・再結成後のアルバム「Stakkattakktwo」は、楽曲アプローチも80年代当時とは少し違う事もあるけど・・・ボーカリストが違うからかな? あまり好きになれず、手放した気がする・・。
この記事を書くために、他のアルバムも探したけど「Stakkattakktwo」だけ見つからなかったので・・・。
ボーカリストの声質・歌唱によって、好き・嫌いって やはり あるんだと思う・・。
私にとって、ボーカル Rocky Shades の声 が WRATHCHILD なんだなぁ・・・。
今回はWRATHCHILD「STAKK ATTAKK」(1984年)アルバム・レビューでした
またねぇ~。
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