Cheap Trick 5枚目のオリジナルアルバム。
このアルバムを収録した後/アルバムのリリース前に、ベースのTom Petersson(トム・ピーターソン)が脱退してしまう。
Cheap Trick「ALL SHOOK UP」(1980年)
こんな方におススメ
- 少女漫画に出てきそうなロックバンドがお好きな方
- メロディがしっかりしているロックが好きだという方
- 70年代のアメリカのロックに興味がある方
- Cheap Trick は1stアルバムが好きだ!という方
- アメリカのバンドでもブリティッシュな感じもあるバンドが好きだという方
アルバム「ALL SHOOK UP」について
アルバムの内容について
プロデューサーがトム・ワーマンからジョージ・マーティンに変わった作品。
このアルバムを収録した後/アルバムのリリース前に、ベースのTom Petersson(トム・ピーターソン)が脱退。
アルバムの内容は、前作よりも少しだけ厚みが増した感じで、全体的にハードになってはいます。
ヴォーカルだけが前に出ているというよりも、ヴォーカル前後定位も、他の楽器と同じくらいのバランス。
ポップセンスはこれまで同様に持ち合わせている一作。
評論家の皆さんは、賛否両論あったみたいです。
極端なポップサイドの曲が収録されていないのは、残念な方もいるかも知れません。
でも、この作品、結構好きなアルバムです。ですが、1stには敵わない!かな。
TOMOZY(トモジー)のアルバム「ALL SHOOK UP」評価
派手なルックスでキャッチーな楽曲好きなTOMOZYの個人的な評価です。
参考程度に楽しんでもらえると幸いです。
Cheap Trick「ALL SHOOK UP」視聴コーナー
収録曲へのコメント
1. STOP THIS GAME
シンセサイザーをバックに歌い上げるロビンのヴォーカルが冴える始まり。
このが曲はそれほどハードには聴こえないものの、厚みのある音で楽しませてくれます。
2. JUST GOT BACK
1曲目の余韻に乗っかるようにドラムから始まり、ハードなロックンロールへと! テンションあがる1曲!
高速道路に乗る瞬間に聴きたい曲!(でも安全運転でね)
3. BABY LOVES TO ROCK
ロックンロールナンバーが続きます! この曲もハードな感じで攻めてきます。
4. CAN’T STOP IT BUT I’M GONNA TRY
少しだけ哀愁を感じるイントロから始まり、ロビンのヴォーカルが冴える楽曲。
途中、ピアノが聴こえてきます。そこも味わい深く、楽しめます。
5. WORLD’S GREATEST LOVER
こちらは悲しい感じのイントロから始まり、少し幻想的な雰囲気を持つ楽曲。
ロビンのハイトーンも冴える! ギターソロも聴かせるフレーズで全体的に落ち着いています。
6. HIGH PRIEST OF RHYTHMIC NOISE
ヘヴィな印象のある楽曲。エレクトリック・ヴォイスも活躍します。
7. LOVE COMES A‐TUMBLIN’ DOWN
スピード感のある楽曲。マラカスの音が右に入ったり。センターに入ったり、左に入ったりと音が移動します。酔わないように注意です!
8. I LOVE YOU HONEY BUT I HATE YOUR FRIENDS
オーソドックスなロックンロール! 渋い感じで攻めてきますが、メンバーのキャラクター的にどうしても・・・ギターのリックの顔を思い浮かべてしまうと「渋い」から「楽しい」に代わってしまいます。
9. GO FOR THE THROAT (USE YOUR OWN IMAGINATION)
なんとなく、グラムロック的というか演劇要素があるロックというか、そういうのを連想させる楽曲。聴き応え十分な楽曲!
10. WHO D’ KING
ラストは太鼓のリズムが素晴らしい楽曲。※モントセラト(モンセラット)島の島民がコーラスで参加している。コーラスで盛り上げに貢献!
※カリブ海の小アンティル諸島に位置する火山島です。
動画で楽しむアルバム「ALL SHOOK UP」
「DREAM POLICE(ドリーム・ポリス)」で、はじめてミュージック・ビデオが登場します!
Stop This Game – Cheap Trick – Chicagofest ’81
Just Got Back – Cheap Trick – Chicagofest ’81
Baby Loves To Rock – Cheap Trick – Live NYC 1981
音源の選択 Cheap Trick「ALL SHOOK UP」
レコード盤(アナログ)で聴く
2020年以降、レコード盤のアナログ音源が見直され、レコード盤での再発も増えてきましたね。
CheapTrick のアルバムもレコード盤で出回るようになりました!
しかし、ここで紹介できるアルバム「ALL SHOOK UP」のレコードは探せませんでした。
CD盤(デジタル)で聴く
レコード盤が見直されたとは言え、CD盤でコレクションしている方もいますよね。
音源データをダウンロード(購入)して聴く
モノが増えるのは困る・・・。
最近はコレクションとして部屋一面にレコードやCDが並ぶ、お店のような数を所有することよりも、必要最低限のモノで生活するスタイルを好む方も増えてきました。
しかし!お気に入りのアーティストやお気に入りの曲は手元に置いておきたい!
という方には、音源データをダウンロード(購入)して聴く方法がおススメかもしれませんね。
サブスクリプション・サービスにて聴く
サブスクの魅力としては、「自分好みの知らない曲との出会い」という点に尽きるかもしれません。
サブスクでも、音源をダウンロードすることが出来るサービス(※)を展開しているところもありますけどね。
どちらかというとレンタル的な聴き方とでもいうのでしょうか?
※ただし、購入ダウンロードでない場合は、レコード会社やアーティストがそのサービスから音源を消したり、ユーザーがそのサービスを解約したりすると聴けなくなります・・・。
※無料体験期間に関しては、申し込み時期により、期間が変動することがありますので、必ず確認の上、自己責任のもと、申し込みを!
あとがき
TOMOZYの個人的な思い出
この Cheap Trick「ALL SHOOK UP」に関しては、輸入盤で持っています。
理由は特になかったと思います。あったとすると最初のCD化時期にはボーナストラックがなかったのと輸入盤の方が安かったから・・・かな?
ラストの「WHO D’ KING」は学生時代のコピーバンドでオープニングSEに使いました。自分たちのセットリストには、Cheap Trick は1曲もありませんでしたけど、演奏できる時間が少し長く確保されていたので、思い切ってオープニングSEの導入を試みた感じです。
あの当時、即席メンバーで2,3ヵ月練習して本番だった記憶。
あの時のメンバーは今、何してるんだろうなぁ~
それでは、今回はここまで! またねぇ~
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