ZNX(ジンクス)事実上のラストアルバム。前作のアルバムジャケットはシンプルで重厚な感じでしたが、このアルバムジャケットは滅茶苦茶ポップな感じのイラストになっていました!収録されている楽曲は前作同様に、メロディアスなハードロックがギッシリ詰まっていますので、1st『ZNX』を気に入った方なら、この2nd(ラスト)アルバム『POWER HOUSE』もきっと気に入る事でしょう…。
ZNX 『POWER HOUSE』(1995年)
こんな方におススメ
- ハードポップなロックンロールサウンドを体験してみたい方
- ZIGGY時代は影を潜めていた宗仁氏が創る楽曲に興味がある方
- 松尾宗仁と一緒にいるボーカリストは誰だ?と当時、思った方
- シングル6枚、全てタイアップ!という勢いに乗ったユニットに興味がある方
- 4thシングルまで「ZNX(ジンクス)」と表記されたグループ名が難解なバンドに興味がある方
ZNX(ジンクス)について
ギタリスト松尾宗仁氏がZIGGY脱退(1992年)後、何やら・・・ボーカリストを探していたようだ・・・。
ライブハウスで見つけたボーカリストが妹尾研祐 氏だった・・・。
そして ZIGGY脱退後・・・表舞台に颯爽と現れ・・・ヒット曲を立て続けに連発!
もちろん、サウンドプロデュースは佐藤宣彦氏!
1993年に結成し1994年に1stアルバム『ZNX』リリース
当時、イケイケだったPUBLIC IMAGE なので? 楽曲はタイアップの嵐だったんです。
ZNX (ジンクス)は1995年に今回、紹介している 2ndアルバム『POWER HOUSE』を発売しますが、、、
同年の秋に解散?(活動休止?) してしまったんですねぇ~。
活動というか音源的に1年半に ぎゅー!! と詰め込んだ感じで、あっと言う間の出来事でした・・・。
デビュー後、文化放送のラジオ番組「ZNXの500miles」も1995年の9月に終了…。
ZNXとしての活動に終止符が打たれた瞬間でした…。
※アルバム未収録曲として1995年4月26日に発売されたシングル『Don’t Look Back』はテレビ東京系アニメ『獣戦士ガルキーバ』のオープニングテーマ曲でしたね。
視聴コーナー
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. HOT PASSION RED
アコースティックギターから始まりますが、明るい感じのイントロです、音が重なった後も明るい…。
ボーカルがのる際には、ザッザカザッザカザッザカ…と刻むギターが心地よく感じる。
サビは少しゆったりした感じになりますが、1st『ZNX』同様にメロディセンスは良いですね!
02. DONT STOP BELIEVIN’ YOU
ノリが良いハードロックです。この曲もキャッチーな感じですねぇ~
03. ROUTE3をブッとばせ!
なんとZNXの二人の会話で始まる楽曲! 免停になっちゃた!?妹尾さん…。メルセデスでぶっ飛ばす松尾さん!?
その後は、気持ちが良いロックサウンドで奏でるハードなロックンロールナンバーです。
04. 恋のE・L・O
イントロはエレクトロニクスサウンド的な雰囲気ですが、イントロはなんか聞いた事がある感じもあるのですが、こういうノリというかテンポの楽曲もありだね!と思ってしまう位、ポップロックの雰囲気が好き。後半にはバイオリンでしょうか? 結構左のスピーカーから前面に聞こえてくるんですが、これもイイ感じです。
05. COLD BLOOD(urban blues version)
雰囲気バッチリ、品のいいBARとかで演奏されていろうなピアノの音色から始まるバージョンですが、ギターが乗れば、ZNXお得意のメロディアスなハードロックです! このピアノは三国義貴さんでしょうかね?
06. LAST STAGE
ロッカバラードですね。イントロのギターフレーズ含め、よくありそうな展開ですが、そういう感じがZNXなんだよねぇ~と思います。
07. キャベツ畑の番人
スライドギターもバッチリ!ちょいとサザンロックを意識した感じの楽曲が、このアルバムでちょっと一休み的に感じるのは私だけでしょうかねぇ?
08. SWEET MY FRIENDS
昼下がりに聴きたい、ギターの音色だったりするのですが、メロディや歌詞との相性を考えると夜の方が似合いそうです…。
09. SILENT GAME
結構、展開が面白い感じですが、好き嫌いはっきりしそうです。曲の感じは違うんですが、ZIGGYでいうと「TOKYO CITY NIGHT」とかの位置づけに近いと感じました。
10. KNOCKIN’ ON THE ROCKY DOOR
明るいロックンロールが始まるだろう!というイントロが好き。軽快な雰囲気が全体を包みながら、ZNXというか妹尾さんの描く詞の世界が詰まった1曲だろう。
11. GA・N・BA・RI・MA・SU・WA
電話での会話から始まる楽曲…。詞を提出したがダメだしを食らってしまう妹尾さん…。
その後の歌詞を考えている光景がそのまま歌詞になったような曲ですねぇ~…。
楽曲はZNXの中でもシンプルな感じのロックンロールです。
間奏では…松尾さんも曲暇ねぇ。。。とかの会話が収録されています…。 もちろんラストも電話の会話が、、、ラストは松尾さんです…。
今日だけはサボらせて!?明日から頑張りますわ!?・・・私も…。
12. FOR YOU
ラストはバラード系ですね。徐々に盛り上がる感じですが、壮大に盛り上がる感じではありません。
落ち着いた感じを持ちながらソウルフルに盛り上がる感じですね。
ZNX 『POWER HOUSE』(1995年)でしたが、このアルバムがラストになるとは、思ってもいませんでした。
映像で楽しむ ZNX
ZNXに関連する動画を集めました!
※結構シングル曲あるので、沢山あるかと思いきや…。
ZNX 『POWER HOUSE』収録曲のミュージックビデオ
ZNX/HOT PASSION RED
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
でもなぜ ユニット!だったのか? バンドにしなかったのは何故だろう? と 思ったのは、1st『ZNX』リリース時だったのですが、楽曲は好きな感じだったので、「まぁいいか」と思っていましたが、2ndアルバム『POWER HOUSE』リリース後、しばらく経ってから、解散!?って…。
当時は、あら? と思ったんですけど、当時1990年代後半って、日本や海外でも個人的に好きなバンドが沢山いたので、、、、気がまぎれて、ZNXの解散ロス的な状況にならなかったことを憶えています。
ま、あ、仕方がないか! くらいの感じでしたね。
その後、ZNXの楽曲は結構好きでなんで、今でもたまに聴いています…。
ZNX 商品関連
今回は、ZNX 『POWER HOUSE』(1995年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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