メイル兄弟率いる、不思議なバンド SPARKS の2ndアルバム! 一度聴いて気に入ってしまったら病みつきになる歌声とメロディが脳裏に残る!! このアルバムを引っ提げてのイギリスツアー! その後、奇想天外なバンドはどうなるのか⁉
SPARKS「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」(1973年)
視聴コーナー
こんな方におススメ
- 癖が強い楽曲のオンパレード! 不思議な魅力に浸ってみたい方
- 絶え間なく変貌を遂げる音楽スタイルに興味がある方
- ユニークなヴィジュアルも魅力のひとつと思う方
- 70年代イギリスでファンが急増!!したアーティストに興味がある方
- 80年代アメリカでブレイク!したアーティストに興味がある方
アルバム「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」について
1973年にリリースされた SPARKS(スパークス)の2ndアルバム。
Bearsville Recordsでの最後のアルバムに結果的になるのですが、このアルバムを引っ提げて、イギリスツアーを決行します!
そして、以下5人編成での最後のアルバムとなります。
Vo:Russell Mael(ラッセル・メイル)
G:Earle Mankey(アール・マンキー)
Ba:James Mankey(ジェームズ・マンキー)
Ds:Harley Feinstein(ハーレー・ファインスタイン)
Key:Ron Mael(ロン・メイル)
元々、メイル兄弟はイギリスのロックバンドなどを好んで聴いていたこともあって、イギリスツアーは楽しみだったんだと思います。
念願?のイギリスツアーですが、ライブでは演奏中に野次も多かったようです。
イギリスのBBCでの番組では、ホスト役は冷ややかな反応だったようですけどね。
この2ndアルバム「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」のジャケット写真は2パターン存在します。
発売当初は、表のジャケットに、何故かピンボケした写真を採用しています。
裏ジャケットには、同じ時に撮ったピンボケしていない写真が採用されています。
CD再発時期にピンボケ写真じゃないものに差し替えられたりもしています。。
ちなみに、私が持っているアルバムはピンボケ写真が裏ジャケット。ピンボケしていない写真が表ジャケットの再発盤CDです。
※オリジナル写真のものは、結構な値段で取引されていたりするようですよ。
TOMOZY のアルバム「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」評価
収録曲へのコメント
01. GIRL FROM GERMANY
淡々とした感じで始まりますが、、一筋縄ではいかないSPARKSなので、、。でも、この曲、大好きです。気負わずに聴けるけど、病みつきになるんです・・・・。
02. BEAVER O’LINDY
大人しくも妖しく始まり、いつ変化するのか楽しみな曲。途中でノリが非常に良くなりますが・・・聴いていて非常に楽しい楽曲です。
03. NOTHING IS SACRED
この曲も妙な魅力たっぷりのサウンドに、綺麗なメロディが・・・。好きな曲です。
04. HERE COMES BOB
楽しい雰囲気で始まる楽曲! 大道芸をイメージするのは私だけでしょうか? とにかく楽しい感じが好きです。
05. MOON OVER KENTUCKY
ゆったりとしたリズムで、どこか怪しい雰囲気が・・・。なぜかアリス・クーパーを思い出したりもしますね。こういった感じのシアトリカルな雰囲気の楽曲も個人的に好きなので・・・。
06. DO-RE-MI
あらら・・・ドレミの歌なのね!? なにげにライブで盛り上がるようです。
07. ANGUS DESIRE
またまた、ゆったりとした感じで始まりますが、最後はそれなりに軽快な感じにもなりますが、妖しい雰囲気のまま終わる・・。
08. UNDERGROUND
ポップな楽曲、、、跳ねるように進行するベースラインが印象的、結構ノリがいい。しかし、いつものように妖しいボーカルも魅力的。
09. THE LOUVRE
この曲も好きです。聴き応えありの綺麗な1曲です。 左右のスピーカーに振り分けられた楽器の音色も楽しめます。 物語が進行するような楽しい展開も好き!
10. BATTERIES NOT INCLUDED
ちょっと短い楽曲・・・
11. WHIPPINGS AND APOLOGIES
この曲も好きです! ちょっとハチャメチャな感じのボーカルメロディといい、バックのサウンドといい、さすがイギリスびいきといった感じのサウンドが心地いいアメリカのバンド!
アルバム全体を通してのコメント
久しぶりにSPARKS「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」を聴きましたが、「この曲好きだった!」 と結構、好きな曲が多いアルバムだったことを思い出しました!
YouTubeで楽しむ SPARKS「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」
今回、ご用意できたのは、このアルバム以降にリリースされたベスト的なアルバムからの音源です。
ここに紹介できなかった曲の方がすきな曲が多いので、視聴コーナーで少し味わっていただけたら幸いです!
Girl From Germany
Nothing Is Sacred
The Louvre
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
このアルバムの想い出ですが、前回のSPARKS 1stアルバム「SPARKS」の時と同じ、CDショップ巡りの想い出になるのですが、唯一異なることを挙げるなら・・・
同時に購入した1stアルバム「SPARKS」よりも この2nd「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」をよく聴いていました。
とくに理由はなかったんでしょうが、好きな曲が多かったんでしょう・・・。
大人買いができるようになったころ・・・購入してみたはいいが、手放してしまったアルバムもあったので、現在、手元にあるアルバムには思い入れがあったアルバムやバンドなのは間違いありません。。。
この奇想天外な感じが、心地よかったのは、今、聴いても変わらず、好きです。
程よいポップな側面が、いいんでしょうね。
SPARKS 2nd「A WOOFER IN TWEETER’S CLOTHING」 でした!
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