オーストラリアのメルボルンで結成されたバンド! 自国での1stアルバムが好評により、翌年、世界進出するやいなや全米シングルチャート No.1のヒット曲を2曲も生んだバンド! 当時、オーストラリアのロックバンドを指して、”オージーロック”なる言葉も生まれた!! ポップな楽曲を飄々と歌うボーカリストの声質も魅力的!!
MEN AT WORK「BUSINESS AS USUAL」(1981年)
こんな方におススメ
- 派手さはなく淡々としたポップなサウンドが好きな方
- サックスの音色がどこかモノ悲しく余韻に浸りたい方
- 80年代の華やかなステージセットも映えるバンドに興味がある方
- ギンギンのギターサウンドにちょっと疲れてしまった方
- どんな曲も飄々と歌う優しい声質のボーカルに癒されたい方
アルバム「BUSINESS AS USUAL」について
想い出したように80年代ヒットチャートを賑わした曲が聴きたくなってしまいます。
そこで、今回は2曲の全米ナンバーワンヒットを放ったのちに、グラミー賞最優秀新人賞にも輝いたバンド MEN AT WORK の1stアルバム「BUSINESS AS USUAL」を紹介しましょう。
母国オーストラリア版のジャケット・デザインは白黒だった。
海外版も同様のデザインでしたが、黒と黄色の配色だった!
日本でもオリコン洋楽アルバムチャートで1983年3月28日付から4週連続1位を記録したアルバムである!
TOMOZY のアルバム「BUSINESS AS USUAL」評価
視聴コーナー :アルバム「BUSINESS AS USUAL」
収録曲へのコメント
01. WHO CAN IT BE NOW?(ノックは夜中に)
1曲目はウォーミングアップ的に少しずつ盛り上げてくれます。イントロのサックスもイイ感じ!サビは一緒に歌ってしまいましょう。もちろん、このビートで身体もゆっくり動かして楽しみましょう! この曲は最初のシングルカットでした!
02. I CAN SEE IT IN YOUR EYES
1曲目は夜が似合いそうですが、この2曲目は昼間も行けそうな感じのちょっと明るい感じのメロディが良い気持ちにさせてくれます! ギターソロも軽々なので尚更でしょう。まぁ夜も似合いますけどね。
03. DOWN UNDER
シングルカット2曲目ですね。
チョイとゆったりした感じで、フルートでしょうか? と時折、間奏で聞こえるんですが、ちょいと不思議な感じなので、聴き込みたくなるんです。しかし、このフルートが盗作認定されちゃうんです。「ワライカワセミは古いゴムの木に座っている」で知られるオーストラリアの童謡なんだけどね。
04. UNDERGROUND
ルート音で攻めてくるベース、同様にザクザクと刻むギターですが、音は軽やか。ある意味一直線で攻めてくるんですが、全体的に聴きやすい!そこがイイんですよね。時折出てくるサックスに惹かれるのは私だけだろうか!? 好きな曲です!
05. HELPLESS AUTOMATON
MEN AT WORKにしてはギターのバッキングは急ぎ気味なテンポで小刻みに身体が動きます。
06. PEOPLE JUST LOVE TO PLAY WITH WORDS(言葉あそび)
イントロからサックスが入ってくる曲です。ボーカルメロディがイイ感じです。深夜のドライブに似合いそうな曲です。
07. BE GOOD JOHNNY
この曲はシングルカット3曲目になったんですが、個人的にはそんなに好きではない。
08. TOUCHING THE UNTOUCHABLES
イントロを聴くとギターインストの曲かと思わせるくらい長い…しかし、歌有ります!
09. CATCH A STAR
落ち着いた感じですが、裏拍でギターカッティングがイイ感じですが、ほわ~とした雰囲気な曲のイメージで最後まで流れます…。
10. DOWN BY THE SEA
アルバムラストにピッタリ? ちょっと不思議な楽曲。聴き応えは十分。歌モノというよりも各楽器の音色を楽しむ感じ…。でもこの曲好き。
久しぶりの MEN AT WORKでしたが、落ち着く!
映像で楽しむMEN AT WORK「BUSINESS AS USUAL」
アルバムからのシングル曲
Men At Work – Who Can It Be Now? (Video Version)
Men At Work – Down Under (Official HD Video)
Men At Work – Be Good Johnny (Official Music Video)
LIVE パフォーマンス
Men At Work – I Can See It In Your Eyes (Live)
MEN AT WORK(メン・アット・ワーク)について
1979年にオーストラリアのビクトリア州都であるメルボルンを拠点に活動開始。
MEN AT WORK(メン・アット・ワーク) メンバー
Vo: Colin Hay(コリン・ヘイ)
G: Ron Strykert(ロン・ストライカート)
Ba: John Rees(ジョン・リース)
Ds: Jerry Speiser(ジェリー・スペーサー)
Sax :Greg Ham(グレッグ・ハム)
グレッグ・ハム(Greg Ham) サックス・フルート ※2012年死去
楽曲リリース
1979年には「Down Under」はリリースされています。
その後、1981年、オーストラリアで アルバムアルバム「Business as Usual」発売を発表すると、これが好評で・・・いよいよ世界進出!へと
1982年、世界中で アルバム「Business as Usual」発売
アルバムから2曲の全米ナンバーワンヒットを放ったのちに、グラミー賞最優秀新人賞にも輝きました。
日本でもオリコン洋楽アルバムチャートでも4週連続1位を記録する
1983年、2ndアルバム「Cargo」発表
同年、来日公演
アルバム「Cargo」も全米でヒットしたものの、1stアルバム程の勢いはなかった。
この頃、メンバー内でのいざこざがあり、
1985年、3rdアルバム「Two Hearts」を発表
当時、バンド内のいざこざは解消されずに活動停止(実質上の解散)
1996年に再結成された後、
2000年のシドニーオリンピック閉会式でパフォーマンスを行う。
しかし・・・2002年に解散
その後・・ボーカルのColin Hay(コリン・ヘイ)とサックスのGreg Ham(グレッグ・ハム)の二人は定期的にサポートメンバーを迎え、MEN AT WORKとしてライブを行ったりもしていたが・・・。
2012年にはサックス・フルートを担当していたGreg Ham(グレッグ・ハム)が亡くなったことにより、正式にMEN AT WORKの活動に終止符を打つことになった。
ヒット曲「Down Under」 について
Down Under・・・
北極を上にした世界地図では、南半球は下にあることから・・・
Down Under と・・・・
もちろん、南半球なので、チリとかアルゼンチンもDown Underなんだが・・
特にオーストラリアの位置する場所が一番、南極大陸に近く、
オーストラリアのことを「Down Under」と英国ではオーストラリアの俗称でもあった。
そんな俗称を逆手に取ったのか????
オーストラリアのMEN AT WORKが、曲名に「Down Under」となずけ、自虐的な内容の歌詞を飄々と歌ったのも、世界でウケた理由のひとつかもしれませんね。
まぁ・・・オーストラリアでは南半球が上に位置する世界地図もあるようです。
その場合・・・南極の次に・・・
オーストラリアが来るので、Down Under 逆転!!
と言っても・・・それ自体・・自虐でしかないのだろうか???
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
アルバム1曲目の「WHO CAN IT BE NOW?(ノックは夜中に)」が聴きたくて、このアルバムを購入しましたね。
最初はレンタルレコードでカセットテープで聴いていました。
しかし、そのカセットテープも行方不明に。。。
多分、別のアルバムを上書きしてしまっただろう・・・。
そして、、月日がながれ・・・社会人になってからCDで購入しました。
やはり、「WHO CAN IT BE NOW?(ノックは夜中に)」が聴きたくて。。。
その時は、2ndアルバムの「Cargo」も一緒に購入したと思うが、記憶は曖昧だぁ~。
MEN AT WORK「BUSINESS AS USUAL」商品関連
今回は・・・MEN AT WORK「BUSINESS AS USUAL」(1981年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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