本サイトはアドセンス広告やアフィリエイト広告を利用しています

BILLY IDOL率いるGENERATION Xは英国ではパンクロック・アイドルだった⁉

当ページのリンクには広告が含まれています。
TOMOZY-ROCKS-CLUBのロゴ
  • URLをコピーしました!

この記事にはアフィリエイト広告・アドセンス広告が含まれています

目次

GENERATION X について

チェルシーというバンドでギターを担当していた、Billy Idol(ビリーアイドル)がヴォーカルに転向し、Tony James(トニー・ジェイムス)とともに新しいバンド”GENERATON X(ジェネレーション・エックス)”を結成。

結成は1976年で、同年には即ライブを決行する。翌年。1977年には、クリサリス・レコードと契約を交わす。

シングル発売前にドラムのメンバーチェンジがあり、あらたなメンバー構成にてデビュー後の活動を行うこととなる。

シングルリリース前後のメンバー構成

Vo: Billy Idol(ビリーアイドル)
G: Bob Andrews(ボブ・アンドリュース)
Ba: Tony James(トニー・ジェイムス)
Ds: Mark Laff(マーク・ラフ)

シングル「Your Generation(狂暴のロックンロール)」でデビュー!

全英シングルチャートで36位を記録する。

Your Generation (2002 Remaster)

BBCの人気音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演する人気者

バンドの特徴として、
ビリーアイドルはSEX PISTOLS の親衛隊だったようだしね。

そのパンク世代の GENERATION X、とにかく、メンバーのルックスが良いことで有名!
時期的にはパンク全盛期から隆盛時へ向かっていた時期。
それでも、そのルックスの良さからアイドル的な人気を得ることとなる!

その結果、BBCの人気音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に初めて出演したパンク・バンドでもある。

メンバー間の音楽性の方向性のわずかな違いから…最終的に解散へ

3rdアルバムレコーディング中、音楽性の違いが浮き彫りになる。
方向性のわずかな違いは相交えない音楽性の違いへと発展し、メンバーは分裂することになる。

1980年、ギター:Bob Andrews(ボブ・アンドリュース)とドラム:Mark Laff(マーク・ラフ)が脱退。
その後、1981年にレコーディング途中の音源素材を一部活用したり、新曲含め、収録曲を揃え、アルバムをリリース(名義はGEN X)するが、1981年に解散。

GENERATION X の音楽性について

基本的にはパンクロックなんでしょうが、
他のパンクロックバンドではよくある、パンクの在り方的なものにも固執していない。

故に60年代のブリティッシュポップなどからの影響やグラムロックからの影響も大きいバンドである。
総合的にはパンキッシュなロックンロールバンドだったんだと・・・。

そして、純粋にロックを楽しんでいたんでしょう。

GENERATION X のアルバムリリースの歴史

1978年、1stアルバム「GENERATION X」発表

このアルバムは英国盤と日本盤が同じ選曲、曲順で11曲収録ですが、
米盤は3曲差し替え、1曲追加して、曲順変更で12曲となっています。

英国好みと米国好みがあるようで・・・、この時期、結構、英国アーティストのアルバムが米国発売時に曲順入替や曲違いなど、結構あったようですよ。

今回のGENERATION Xの場合、パンクだよね~って曲を幾つか削って、キャッチーなロックンロールっぽいものを持ってきていますね。あとはレコーディング技術での実験的な曲「WILD DUB」を追加したのかな?

レコード会社も商売ですから、致し方なし!?
で、コレクターは両方集めたいわけですよ! 好きなバンドだと尚更・・・。
うぅ・・・懐が寒くなるわけです。。。

英国盤/日本盤の収録曲

01. FROM THE HEART
02. ONE HUNDRED PUNKS
03. LISTEN
04. READY STEADY GO
05. KLEENEX
06. PROMISES PROMISES
07. DAY BY DAY
08. THE INVISIBLE MAN(透明人間)
09. KISS ME DEADLY
10. TOO PERSONAL(個人主義)
11. YOUTH YOUTH YOUTH

※英国盤/日本盤のアルバムレビューはこちら
”GENERATION X「GENERATION X」(1978年)英国盤アルバム・レビュー”

米国盤の収録曲

01. GIMME’ SOME TRUTH
02. WILD YOUTH
03. FROM THE HEART
04. READY STEADY GO
05. KLEENEX
06. PROMISES PROMISES
07. DAY BY DAY
08. ONE HUNDRED PUNKS
09. YOUR GENERATION
10. KISS ME DEADLY
11. WILD DUB
12. YOUTH YOUTH YOUTH

1979年、2ndアルバム「Valley Of The Dolls(人形の谷)」発表

プロデューサーは
元MOTT THE HOOPLE のヴォーカル: IAN HUNTER(イアン・ハンター)である。

※アルバムレビューはこちら
”GENERATION X「VALLEY OF THE DOOLS」(1979年)アルバム・レビュー”

このアルバムからのシングルカットは3枚

「King Rocker」全英シングルチャート11位
「Valley Of The Dolls(人形の谷)」全英シングルチャート23位
「Friday’s Angels」全英シングルチャート62位

1981年、アルバム「KISS ME DEADLY」(GEN X 名義)発売

バンドメンバー間による音楽性の違いが浮き彫りになっていく。

基本はパンクロック。しかし、もっとヘヴィなロックをやりたい・・・と。
その方向性のわずかな違いは相交えない音楽性の違いへと発展し、メンバーは分裂することになる。

1980年、ギター:Bob Andrews(ボブ・アンドリュース)とドラム:Mark Laff(マーク・ラフ)が脱退。
ドラムにはクラッシュに在籍していたこともある、Terry Chimes(テリー・チャイムズ)が加入。

最終的に世に出たアルバムは・・・・
お蔵入りしていた3枚目のアルバム「Sweet Revenge」の楽曲の一部を新体制でレコーディングし直したり、既に旧メンバーで録音した素材を一部活用したり、新曲含め、収録曲を揃えることになった作品。

ゲストギタリストを迎えてギターパートを追加して出来上がった作品は、幻の3枚目のアルバム「Sweet Revenge」とは別モノとなったためか、バンド名儀を GENERATION X から GEN X に変更。

アルバムタイトルは「KISS ME DEADLY」と名付けられた。

※アルバムレビューはこちら
”GEN X「KISS ME DEADLY」(1981年)アルバム・レビュー”

元SEX PISTOLS のスティーブ・ジョーンズもギターを弾いていることもあり、話題にはなったものの・・・

このアルバムからのシングルは1曲のみ
「Dancing With Myself」全英シングルチャート62位

この「Dancing With Myself」に関する「オリジナルvsカバー曲の特集」記事は下の関連記事をご覧ください

1998年、幻の3rdアルバム「 K.M.D. – Sweet Revenge」 なるタイトルでリリース

Gen X 名義にてリリースされた「Kiss Me Deadly」(’81) のプロトタイプ盤となる作品。
所謂、Generation X のオリジナルメンバーで録音した最後の音源である。

2003年、幻の3rdアルバム「SWEET REVENGE(甘い復讐)」正規リリース

幻の3rdアルバム「SWEET REVENGE」はついに日本国内でもリリースされた!
邦題は「甘い復讐」…。

GENERATION X(GEN X)解散後について

GEN X 名義で活動再開するも1981年内にバンドは解散

幻の3rdアルバムからバンド名義もGEN X に変更しリリースしたアルバム「KISS ME DEADLY」だったが、その後、バンドは解散する。

GEN X(GENERATION X)解散後の活動について

BILLY IDOL(ビリー・アイドル) はソロとして渡米

1982年に、ビリーアイドルはアメリカに渡り、ソロアーティストとして、その後、盟友となるギタリスト:STEVE STEVENS(スティーブ・スティーブンス)と出合い、ロックスターへなっていくのであった。

TONY JAMES(トニー・ジェイムス)はNEWバンド結成

GENERATION XをBILLY IDOL(ビリー・アイドル)と共に結成した Tony James(トニー・ジェイムス)は、その後、Sigue Sigue Sputnik(ジグ・ジグ・スパトニック)にて脚光を浴びることになる。

あとがき

3枚目のアルバム制作時の ”もっとヘヴィに・・・” という意見は、時代と共に変化したかったんだろうと思います。

ここでいう  ”ヘヴィに…” の回答が GEN X や ビリーアイドルのソロ作品 であれば、音のバランス的な部分が大きいのではないか? キャッチーなメロディに低音のボリューム感を増大させ、よりビートが効いた感じにしたかったのだろうか!?

粗削りな演奏というよりも、より洗練された演奏や厚みのあるサウンドにしたかったのかも知れませんね。

TOMOZY-ROCKS-CLUBのロゴ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアして頂けると嬉しい!よろしくお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次