当時平均年齢19歳でメジャーデビュー。この若さで渋いロックンロールを奏でるスゲー奴らが音楽シーンに登場! ストレートなロックンロールに泥臭くも熱いヴォーカルを載せて、転がり続けたイカしたバンドの1stアルバム!!
SHADY DOLLS「GET THE BLACK」(1987年)
こんな方におススメ
- ストレートなロックンロールが好きな方
- 純粋にロックンロールや唄を愛したバンドに興味がある方
- 本物のロックンロールバンドって感じのバンドを探している方
- Sing a Songに想いを込めて、転がり続けてる方
- カッティングがカッコいいギターに憧れたことのある方
アルバム『GET THE BLACK』について
平均年齢 若干19歳という若さ溢れる年齢ではあるが、その演奏は本格的なロックンロールを奏でる。渋い感じも既に持ち合わせており、味わい深いものがある。
もちろん、若さ溢れるパワーで攻め立ててくる、感じも伝わってきます。二本のギターの絡みも歯切れがいいし、タイトなリズム隊、エモーショナルに歌い上げるヴォーカル、どこを取っても魅力満載!
ノリの良いロックンロールもバラードも・・・。
3曲目の「色あせていくCHINA GIRL」を除き、本人達の自作ですしね。
まさに、衝撃的なアルバムとの出会いでした。
そういえば、所属事務社は当時のZIGGYとかと同じPublic Image Inc,.(パブリック・イメージ)だったかと。
Public Image Inc,.だと徳間ジャパンの印象が強いですが・・・。
徳間ジャパンからの発売ではなく、テイチクからの発売でしたね。
デビュー当時の SHADY DOLLS メンバー
Vo:大矢侑史(おおや ゆうじ)
G:塚本晃(つかもと あきら)
G:高木克(たかぎ かつ)
Ba:津田正(つだ ただし)
Ds:青木卓也(あおき たくや)
TOMOZY のアルバム『GET THE BLACK』評価
視聴コーナー :アルバム『GET THE BLACK』
収録曲へのコメント
01. SING A SONG
ミドルテンポでほんの少し、哀愁漂うギターフレーズが印象的です。ストーンズ好きで日本語ロックも好きなら、高い確率で好きになる曲だと思います。
02. 左足でスーツケース蹴り上げて
ノリの良い、ロックンロール。このアルバム、1曲目、2曲目で既にファンになってしまっている自分がいます! ヴォーカルの大矢侑史(おおや ゆうじ)さんの歌い方もカッコイイですよ!
03. 色あせていくCHINA GIRL
この曲は外部ライターによる曲で、作詞はヴォーカルの大矢侑史(おおや ゆうじ)さん。スライドギターも決まっていてカッコいい曲になっています。ギターソロのフレーズもカッコいい!!
04. アイツのせいさ
津田正(つだ ただし)さんのベースソロも入るイカした曲。ベースソロと言っても傲慢なモノではなく、曲のイメージを崩さないフレーズのリフレインであることに好感度があがる! アルコールや白い煙が似合いそうな場所で聴きたい曲!
05. ひとりじゃ広すぎるTELEPHONE BOX
スローなバラード調の曲。緩急激しいヴォーカル大矢侑史(おおや ゆうじ)さんの唄い方も哀しさを倍増させます。
06. しゃがれた声で
ミドルテンポのロックンロール。ハーモニカも雰囲気を盛り上げます。そして、前半のドラムにはカウベルも使われ、リズムを取ります。終盤はリフレインされるサビの掛け合いもカッコイイ曲。
07. CHA-CHA-CHA
切れのイイ、ベースフレーズに注目してみましょう。結構ノリノリですよね! サビでは少しテンポを落としたベースフレーズになりますが、それ以外はキレッキレ!でカッコイイ。曲の展開もスリリングでバックコーラスワークも面白い!
08. からっ風
ノリのいいロックンロールです。バックコーラスがノリの雰囲気を引き立てます! ギターソロも懐かしい感じがたまりません! カッコいい曲です!
09. 最後のロング・ピース吸い終ったら
渋い感じのイントロから、最後まで渋い感じのギターワーク。ベースも渋い感じに動き回ったり、音数多くなったり、楽しめます!
10. STAY WITH ME オレの小指
この曲もギターフレーズが渋い感じ。終始バックコーラスが左スピーカーから聴こえてきます。曲途中に入る管楽器(saxophone)もいい味出してきます!
11. もうすぐCHRISTMAS・・・・・
ラストはバラードで締めてきます! これが、凄くイイ曲です!
やはり、SHADY DOLLS は 今聴いても、カッコいい!
映像で楽しむ SHADY DOLLS 関連
残念ながら、当時のSHADY DOLLS関連の映像は公式のものがない…。
レコード会社のTeichiku公式のYouTubeチャンネルにもない…。
ということで、過去に商品化された映像作品を記載
商品化された映像作品(SHADY DOLLS)
- 1989年:『HISTORIC PRESENTS』(VHS)
- 1990年:『Rain Swing』(VHS)日比谷野外音楽堂ライブ映像
- 2000年:『SING A SONG -Last Live-』(VHS)解散ライブ映像
- 2005年:『ライブ帝国 THE ROCK in 1989』(DVD)SHADY DOLLS、横道坊主、KATZEのオムニバスDVD
あとがき
デビューからギター塚本晃(つかもと あきら)さん脱退まで
SHADY DOLLS「GET THE BLACK」、久しぶりに通して聴きました。
懐かしい感じもしますが、まったく色あせることなく、カッコいい。
初期のメンバーによる8年間は早いペースでレコーディングされていましたね。
もちろん、ライブ活動も精力的に・・・。
たまにテレビ出演もあり楽しませてくれました。
そんな初期メンバーのギタリスト塚本晃が1991年5月6日に行った日比谷野音ライブ後に脱退するまでのストーリーが一冊の本として出版されています。
その名も 「山あり谷あり終わりなし」 出版社:シンコー・ミュージック
バンド・ストーリーの他に、メンバーひとりひとりが自らを語ったパーソナル・ストーリーをハービー・山口のあったかい写真と共に送る一冊。
また、ヴォーカル、大矢郁史の書き下ろしの詩も掲載されています!
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)はリアルタイムでしたね。
当時、ロックンロールバンドが日本でも人気が高まっていた時期のデビューで、注目度大でしたしね。
衝撃的だったのが、サウンド的にカッコいいというのもそうですが、詩の世界観も身近なものでありながら、訴えかけてくる勢いというかエモーショナルなヴォーカルにも圧倒されましたね。
そして、このSHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)の前にはSIONというシンガーソングライターのアルバムも聴いていたので、その時の衝撃と同じ感じを受けましたよ。
SIONもテイチクだったし・・・結構、テイチクって、かっこいいアーティストのアルバムだしますね~。
SHADY DOLLS 商品関連
今回は、SHADY DOLLSのデビューアルバム『GET THE BLACK』(1987年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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