ハスキーボイスにウルフカットのへアと言われたら、この男を思い浮かべるのは50歳以上の方々かもしれない! 英国政府によりナイト爵位が授与されたシンガー、ロッド・ステュワートの完全ソロ活動となった年に発表されたアルバム!
ROD STEWART「ATLANTIC CROSSING」(1975年)
こんな方におススメ
- ハスキーボイスのボーカリストにワクワクする方
- なぜか安心感や心地よさが味わえる楽曲に興味がある方
- ロッドの初めてのアメリカでのレコーディングアルバムに興味がある方
- この曲、聴いたことがある!って曲が収録されているアルバムに興味がある方
- これから新しいチャレンジをしようと思っている方
視聴コーナー :アルバム「ATLANTIC CROSSING」
アルバム「ATLANTIC CROSSING」について
1975年、ROD STEWART(ロッド・ステュワート)にとって、新たな出発点となったアルバム。
これまで、FACES(フェイセズ)というバンドのボーカリストとして、ワーナー・ブラザーズとのレコード契約があり、ソロアーティストとしてマーキュリー・レコードとの契約があった。
レコード会社間による法廷闘争に決着がつき、ロッドはワーナー・ブラザーズに完全移籍が決定した。
そして、渡米の上、アメリカでのレコーディングを行い、制作されたアルバムである。
同年、FACES(フェイセズ)はというと、
ロッドと一緒に加入したロン・ウッドがローリング・ストーンズに参加することになる。ロッドは1975年12月に正式に脱退を表明している。バンド、FACES(フェイセズ)は解散・・・。
そして、このアルバムリリースを機にアメリカを本拠地として音楽活動を継続することとなったROD STEWART(ロッド・ステュワート)にとって、1975年は転機となった年だったろうと思う。
TOMOZY のアルバム「ATLANTIC CROSSING」評価
収録曲へのコメント
01. THREE TIME LOSER
1曲目はイカしたロックンロール。ゆったりと身体を音に委ねて楽しみましょう。ロッドのハスキーボイスもカッコいい!! サックスのソロも少し緩い感じがたまりません!
02. ALRIGHT FOR AN HOUR
ドラムの音はペコペコしていますが、ゆるーい感じがいいんです。ミドルテンポのロックンロール。何気なく、ゆったりしたい時のBGMとしてもいい感じですが、ベースフレーズも聴き応えあるし、ギターソロも楽しめますので、聴き入ってしまうかも!
03. ALL IN THE NAME OF ROCK’N’ROLL
ピアノもノリノリのロックンロール。ロッドのボーカルもハリがあってカッコいい!こんな感じがいいんです! 好きな曲。
04. DRIFT AWAY
アメリカのブルースシンガー、Dobie Gray(ドビー・グレイ)の1973年ヒット曲カバー。実はDobie Gray(ドビー・グレイ)のバージョンは聴いたことがありません。ゆったりとしたリズムで進行する楽曲で非常に心地よい!好きな曲
05. STONE COLD SOBER
ノリがいい感じの楽曲。ハスキーボイスも冴えるロッドの歌い出しがカッコいい!好きな曲。スライドギターのギターソロも楽曲を盛り上げてくれます。好きな曲ですね。
06. I DON’T WANT TO TALK ABOUT IT
この曲からLPアルバムでいうB面ですが、このB面に収められているのはスローなナンバーばかりです。なのでA面は比較的ロックンロール! B面がスローナンバーという構成だったんです。で、この曲も美しい旋律が続く、イイ感じのスローナンバー。
07. IT’S NOT THE SPOTLIGHT
この曲も美しい旋律とボーカルメロディが美しい曲。非常に落ち着きます。この曲も好きな曲。途中、マンドリン?のような音色がこのスローなナンバーを盛り上げてくれます!
08. THIS OLD HEART OF MINE
The Isley Brothers の1966年のヒット曲カバーです。ビートが効いていますが、哀愁あるメロディが心に響きます! サックスの音色も綺麗!
09. STILL LOVE YOU
ちょっと悲しい感じの音色はバイオリン?? リズムが少し軽快なところもありますが、やはり悲しい曲。そこがいいところ!
10. SAILING
1993年からJリーグ 浦和レッズのオフィシャルサポーターズソングとして愛されている「We are Diamonds」の原曲がこの「SAILING」!! この曲は、どこかで聴いたことがあるかもしれませんね。
映像で楽しむ ROD STEWART「ATLANTIC CROSSING」
ROD STEWART「ATLANTIC CROSSING」関連+αの映像をいくつかお届けいたします!
アルバム6曲目(B面1曲目)「I DON’T WANT TO TALK ABOUT IT」
「I Don’t Want To Talk About It」の映像集
Rod Stewart – I Don’t Want To Talk About It (Official Video)
I Don’t Want To Talk About It (from One Night Only! Rod Stewart Live at Royal Albert Hall)
スコットランドのシンガー Amy Belle とのデュエット!
2004年 コンサート at the Albert Hall での一幕です
Sir Rod Stewart with Cyndi Lauper – This Old Heart of Mine Live
2017年 ツアーの スペシャルゲスト Cyndi Lauper と共演!
Rod Stewart – I Don’t Want To Talk About It with the Royal Philharmonic Orchestra (Official Video)
2019年 最新の” I Don’t Want To Talk About It ”はオーケストラと一緒に!
途中、懐かしい映像も交えて楽しめる内容ですよ!
アルバム10曲目(B面5曲目)「SAILING」
「SAILING」の映像集
Rod Stewart – Sailing (Official Video)
Rod Stewart – Sailing (from One Night Only! Rod Stewart Live at Royal Albert Hall)
Live at Royal Albert Hall での ”Sailing” は大合唱!
Rod Stewart – Sailing with the Royal Philharmonic Orchestra (Official Video)
こちらもオーケストラとの共演です!
もちろん、懐かしい映像も差し込まれて楽しい動画になっています!
おまけ:浦和レッズ(URAWA REDS) 「We are Diamonds」
浦和レッドダイヤモンズ、クラブ設立の1992年から2度目のアジア王者を勝ち取った2017年までの25年間の歴史がここに!
もちろん、浦和レッズ(URAWA REDS) 「We are Diamonds」の原曲はRod Stewart 「Sailing」です! この動画も感動的!
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
私の記憶が正しければ、ROD STEWART(ロッド・ステュワート)のアルバムで、初めて聴いたのが、この「ATLANTIC CROSSING」だったはず。レンタルレコード店で借りた記憶ですね。
ラジオでは、「Baby Jane」とか「What Am I Gonna Do (I’m So in Love with You)」が流れていた1983年だったかと思います。
どちらかというとロックシンガーという意識は無かったんですが、昔のアルバムは結構ロック好きにもウケがいいらしい・・・。ということを耳にして、とりあえず、70年代のアルバムを探してきた!って感じだった。
まぁ、「Sailing」もラジオで聴いたことがあったので、このアルバムを最初に選んだと思います。
80年代当時のROD STEWART(ロッド・ステュワート)の楽曲はどうしてもポップ的というか・・・サウンド的に、あまり好きになれなかったんですが、70年代の楽曲はサウンド的に好みだったこともあって、よく聴きましたよ!
ちょっと、ペコペコした音のドラムだったりするんだけど・・そこが良かったり・・・。
まぁ、70年代のROD STEWART(ロッド・ステュワート)やFACES(フェイセズ)はリアルタイムでは聴いていません。
70年代、ラジオで流れていたこともあったんだろうけど、まぁ、小学生でしたし・・意識はしていなかったので、印象深い記憶はない・・・。
それでも、この「ATLANTIC CROSSING」を聴いてから、少しづつ、ROD STEWART関連のアルバムも集めてきました! まぁ、まだ全部は持っていませんけどね
ROD STEWART「ATLANTIC CROSSING」 商品関連
以下は、1994年4月24日の横浜アリーナでのライブ映像DVDです
今回は・・・ROD STEWART「ATLANTIC CROSSING」(1975年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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