Cheap Trick(チープ・トリック) 1stアルバム!
ジャケットの表面にはメンバー4名が写っている白黒ジャケットがとても素敵!
発売当初はハードロックと言うにはポップで、パンクと言うにはハードで・・・ジャンル細分化泣かせのバンドが1977年に現れたんです!!
Cheap Trick「Cheap Trick」(1977年)
こんな方におススメ
- 少女漫画に出てきそうなロックバンドがお好きな方
- 甘酸っぱい曲もある、ハードロックがお好きな方
- 70年代のアメリカのロックに興味がある方
- 本国アメリカよりも日本で先に人気が出たバンドに興味がある方
- 日本のロック少女は先見の明があったんだ!と思う方
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価
派手なルックスでキャッチーな楽曲好きなTOMOZYの個人的な評価です。
参考程度に楽しんでもらえると幸いです。
Cheap Trick「Cheap Trick」視聴コーナー
収録曲へのコメント
1. ELO KIDDIES
やっぱり、このアルバムはこの曲からスタートする方が気持ちがいい!
大きく暴れることなく繰り返されるフレーズやメロディ、ラストに近づくとヴォーカルは少し暴れますが、程よい煽りです。これから始まるCheap Triick の世界をご堪能しましょう!
2. DADDY SHOULD HAVE STAYED IN HIGH SCHOOL
1曲目から引き続きの子供の声にかぶさるようにギターの音が乗っかってきます。この曲は少し捻くれています! ロビンのヴォーカルも七変化します!
3. TAXMAN,Mr.THIEF
軽いタッチのドラム音ですが、少しだけ爽やかで、少しだけひねくれてて、少しだけヘヴィで・・・という少しだけを楽しむ曲です!?
4. CRY,CRY
こちらも不思議な楽曲です。
5. OH,CANDY
ノリの良い明るい楽曲に仕上がっています! しかし、途中から甘酸っぱい感じで少しだけ、おセンチになります!そこがあるのと無いのとでは、雲泥の差と思うくらい好きな曲!
6. HOT LOVE
ハードなロックンロール! ノリが良く、元気なメロディとギターが魅力的!
7. SPEAK NOW OR FOREVER HOLD YOUR PEACE
歯切れのいいドラムと魅力的なベースサウンド、どこかで聴いたことのあるようなギターフレーズはご愛敬! 綺麗なメロディがほのぼのとしていますが、聴けば聴くほど味わい深い楽曲!
8. HE’S A WHORE
ノリがいい煽り曲ですが、メロディが、たまーにメロディアスになりますが、基本は煽ってきます!
9. MANDOCELLO
聴けば聴くほど味わいが・・・。寝る前に聴くと面白い夢が見れそうな、そうでもないような・・・。不思議な楽曲ですが好き。
10. THE BALLAD OF TV VIOLENCE(I’M NOT THE ONLY BOY)
ラストは左右のギターを聴き比べながら楽しみましょう!もちろん、ロビンのヴォーカルもセンターでしっかりと堪能してくださいね。ヴォーカルメロディはそんなに変化がないですけど・・。あとはトムのベースにも注目してみましょう。難しいことはしていませんが、ベースも非常に存在感があります。ラストは絶叫しながら・・・ノックアウトされてください!?
動画で楽しむアルバム「Cheap Trick」
1977年のCheapTrick ライブ映像でアルバム「Cheap Trick」を楽しんでみましょう。
※動画自体の音量は小さめですが、他の動画に切替えたりした場合など、音量の変化には十分、注意してください。
Cheap Trick – ELO Kiddies – Night Gallery 1977
Cheap Trick – Oh Candy – Night Gallery 1977
Cheap Trick – He’s A Whore – Night Gallery 1977
アルバム「Cheap Trick(チープ・トリック)」について
アルバムの内容について
CheapTrick(チープ・トリック) の1stアルバム「CheapTrick」は、アルバム2枚目以降と比較してみると、ロック色が強いアルバムです。
もちろんポップというかキャッチーな面もあるのですが、サウンド的な違いでしょうかね?
このアルバムは少し野蛮な感じを持ち合わせているアルバムとして名盤ですよ!(CheapTrickアルバム比較)
LPレコードの表記が面白い
通常、A面、B面表記なのに、サイド1、サイドAという表記になっている。
CDでの再発時期に思わぬ出来事が発生する
前記の表記が原因なのか? 初CD化発売された時に、思わぬ出来事となって世に放たれてしまったんです。
この1stアルバムの曲順が!? おかしい??
アルバムの1曲目は”サイド1”の「ELO KIDDIES」がバンドの思惑だったが・・・。
CD1曲目が”サイドA”の「HOT LOVE」から始まるアルバムとして世に放たれたんです!
なんか意図があるのかと思いきや・・・・。
ただ単にCD化する際に「間違えた!」んだそうだ・・・。
1990年代後半にボーナストラックを追加した再発CDで曲順修正される
バンドサイドの思惑は1曲目は”サイド1”の「ELO KIDDIES」が1曲目・・・。
無事に? この再発CDで1曲目が「ELO KIDDIES」から始まる曲順になおってました!!!
こういうこともあるんですねぇ~。日本だけだったんだろうか???
TOMOZYの個人的な思い出
最初にこのアルバムを聴いたのは、中学生の頃でした。
レコードはレンタルレコード店で借りてテープにダビングして聴いていました。
サイド1、サイドAということを意識せずにダビングしていたこともあってか、どちらから聴いていたか憶えていません。
初CD化された時に購入してCDで聴くようになってから、初CD化された時の曲順で聴いていたこともあり、それに慣れていました。
しかし!その後に曲順が違う!ということを後で知り、正規の曲順でMDに録音して聴いてみたら・・・。
なんだか違うアルバムを聴いているような。。。更にかっこよく聴こえたのは気のせいでしょうかねぇ?
ということもありましたが、ボーナストラックが追加された再発CD盤では曲順はアーティストの意図通り、1曲目に「ELO KIDDIES」が収録されたバージョンで再発されたので、もちろんTOMOZYのコレクションに加わることになったのでした・・・。めでたしめでたし⁉
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