海賊ファッションに身を包み・・・ジャングルビートに身を委ねて飛び跳ねろ! AᗡAM AND THE ANTS のメジャーデビュー!ここに登場!!
バンド名の表記は当時、Dの文字がᗡにしているところも好きでした!
AᗡAM AND THE ANTS! 記事タイトルはADAM AND THE ANTSにしていますが、本文はAᗡAM AND THE ANTSにしています・・・。
AᗡAM AND THE ANTS「KINGS OF THE WILD FRONTIER(アダムの王国)」(1980年)
こんな方におススメ
- 80年代のポストパンク/ニューウェイブに興味がある方
- ニューウェイブ系でもワイルドな感じがお好きな方
- 中毒性のある音楽を聴いてみたい、勇気ある方
- グラムロックもパンクも好きですが流行に乗るのが好きだった方
- 演劇もアートもファッションも好きなロック/ポップス好きな方
AᗡAM AND THE ANTSの音楽性
ツインドラムによる、ジャングルビートが特徴的で、結構ポップなメロディがのる。
もちろん見た目同様に危ない感じでワイルドな楽曲もあります。
サウンドとビジュアルがある意味マッチした全体的なイメージはグラム・ロック、グリッター・ロック好きにも通用すると思います。
デビュー時期としては、ニューロマンティックブーム(カルチャークラブとかスパンダー・バレエとかデュラン・デュランetc)の直前だったので、AᗡAM AND THE ANTSも同じ部類で紹介されることもあるが、サウンド的にはグラム・ロック、グリッターロック、ロックンロール、パンク寄りな側面も少しはあって、ワイルドな面も見られる。
また、ラップを取り入れたりするなどの挑戦的なアプローチも見られた。
アルバム「KINGS OF THE WILD FRONTIER」発売当時のメンバー
Vo : ADAM ANT(アダム・アント)
G : Marco Pirroni(マルコ・ピローニ)
Ba : Kevin Mooney(ケビン・ムーニー)
Ds : Terry Lee Miall(テリー・リー・ミール)
Ds : Chris Hughes(クリス・ヒューズ)
TOMOZYのアルバム「KINGS OF THE WILD FRONTIER(アダムの王国)」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. DOG EAT DOG
シングルチャート4位(英)となり、この曲からAᗡAM AND THE ANTS の人気は上昇することになった曲。ドラム隊のドンドコドンドコが病みつきになる曲が多いが、これもその一つ。キャッチーなメロディがのって来るが、少し演劇チックです。
02. “ANTMUSIC”
シングルチャート2位(英)。この曲で日本進出!日本でのデビューシングルでした。ミュージックビデオはDISCOが舞台となり、AᗡAM AND THE ANTSが突然現れて、演奏しだすが、他のお客はあっけにとら、ただ茫然と見ているだけ・・・・。最後の方になると、バンドと一緒に踊りだす・・・といった内容。
どちらかというとジャングルビートチックなのは少なく、スネアとかのリムを叩くような音とスティック同士を叩く音(ミュージックビデオではステッキを床に叩きつける)がこの曲の見せどころか。
03. LOS RANCHEROS
綺麗な感じの楽曲ですが、アダムの唄い方が特徴的な楽曲。
バックコーラスも頑張り、アダム以外のボーカルも曲のイメージに一役買っています。
04. FEED ME TO THE LIONS
ほんのりと、パンク、ニューウェイブ的なサウンドで攻めてくる。
間奏で少し雰囲気が変化するも、ラストまで同じような繰り返し。
そこが、このバンドの魅力なのかもしれない。ちょっと中毒気味になるから・・・。
05. PRESS DARLINGS
威勢のイイ感じのツインドラムのリズムとギターサウンドが曲を引っ張ります。でもやはり中毒性をもった進行ですが、今回は少しひねりが加わりながらも元の中毒性のあるリズム、メロディに戻るという憎い演出。
06. ANTS INVASION
おどろおどろしいイントロから始まり、ベースとボーカルがのっかっても、おどろおどろしい点は継続していく。
07. KILLER IN THE HOME
少しだけ落ち着いたリズムで始まるが・・・ちょっと盛り上がるか!?ってところもありながらも。。。。静かに終わっていく。。。
期待を裏切った迷曲か!?
08. KINGS OF THE WILD FRONTIER
ボーカルから始まり、曲を引っ張りつつ、ツインドラムのジャングルビートで攻めてくる。もう、このジャングルビートのパターンがないと・・不安にある自分がいます。
09. THE MAGNIFICENT FIVE
なんとジャングルビートが・・・それっぽい聴こえ方は全くしない。
ちょっと不安になりながらも綺麗なサウンドに途中歪んだギターが入ってきたり、バックコーラスや掛け声も沢山入って、飽きさせない曲
10. DON’T BE SQUARE(BE THERE)
綺麗な感じで始まりながらも・・・やはり途中からは中毒性のあるサウンドで攻めてくる!!
アルバム全体を通してのコメント
アルバムやバンドのイメージは好き嫌いが分かれそうな感じでしょうか? 病みつきになりそうはサウンドがツボにハマれば・・・カッコいいアルバムに聴こえてきます。。。
映像で楽しむ「KINGS OF THE WILD FRONTIER(アダムの王国)」
Adam & The Ants – Antmusic
80年代らしい?ちょっとドラマ仕立てのミュージックビデオ
Adam & The Ants – Kings of the Wild Frontier
アルバムタイトル曲のMV
Adam & The Ants – Dog Eat Dog
YouTubeのタイトルには( Live in Manchester) とありますが、スタジオライブ?でプロモーション用に撮影された感じです。 ライブ演奏ではなく・・・映像だけ収録したMVでしょうか・・・。
それでも、MVとして観れば、カッコいい!!
「KINGS OF THE WILD FRONTIER(アダムの王国)」アイテム
あとがき
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
久しぶりにこのアルバムを聴きましたが、当時ほどジャングルビートに酔いしれなかった印象です。まぁ、AᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)では聴きたくなる曲はこのアルバム以外にも沢山あるからかもしれない。また、どちらかというとソロの時代のアルバムの方が印象が強いからかもしれませんね。
中学生の頃ですが、既にAᗡAM ANT(アダム・アント)としてソロ活動していた時期に発売された「Vive Le Rock」(ソロ名義で3枚目のアルバム)がアダム・アントを知るきっかけでした。
そこから、過去の作品を遡りつつ、その後に発売されるアルバムなどもなんだかんだと、集めることになる。
特に国内版は中古店も含め、なかなかお目にかかることが少なく、輸入盤で揃えていくことになったのを憶えています。唯一、1986年発売のベスト版「HITS」が国内版ですかね。
高校時代から30才くらいまでかな?
大型輸入CDショップを転々としながら探したのは、、、。
探し回ったお目当ては、このAᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)とMott the Hoople、SLADE、SWEET、Gary Glitterとかだった。
日本版だとベスト盤とかは見かけたけど、他の曲も聴きたかったので、ちょこちょこと揃えたのは懐かしい記憶ですね。まぁ、全部揃ってないけど。。それなりに揃ったかな!?と思います。いずれ、紹介しますね。
それにしても、AᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)は日本でも、もう少し再評価されても良いのではないかな?? と思います・・・。
今回は、AᗡAM AND THE ANTS「KINGS OF THE WILD FRONTIER(アダムの王国)」(1980年)のアルバム・レビューでした!
またねぇ~
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