日本国内盤タイトル「天国の罠(トリック)」と題したアメリカのバンド、CheapTrick。初来日前に発表された3rdアルバム! 日本での売れ行きは好調だった!
Cheap Trick「HEAVEN TONIGHT」(1978年)
こんな方におススメ
- 少女漫画に出てきそうなロックバンドがお好きな方
- 甘酸っぱい曲もある、ハードロックがお好きな方
- 70年代のアメリカのロックに興味がある方
- 本国アメリカよりも日本で先に人気が出たバンドに興味がある方
- 日本のロック少女は先見の明があったんだ!と思う方
アルバム「HEAVEN TONIGHT(天国の罠)」について
アルバムの内容について
このアルバムに関して、ギターのリック・ニールセンは、プロデューサーのトム・ワーマンの作る、軽い感じのサウンドには不満を持っていたそうです。
前作の「IN COLOR」ももっとヘヴィにしたかったらしい。今回のレコーディングに関しては、ある種の諦めの上、レコーディングしていたとのことです。
そう言われると・・「IN COLOR」よりも軽い感じに聴こえてきます!
ハードポップと言われる80年代以降のバンドのお手本的バンドならではの悩みですかね?
でも、トム・ワーマンとのお仕事はその後も続くのであった・・・。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価
派手なルックスでキャッチーな楽曲好きなTOMOZYの個人的な評価です。
参考程度に楽しんでもらえると幸いです。
Cheap Trick「HEAVEN TONIGHT(天国の罠)」視聴コーナー
収録曲へのコメント
1. SURRENDER
ポップサイド全開!の楽曲。サビも気持ちがいいメロディでGood!
シンセサイザーの入り方も許せるレベルでカッコいい。
2. ON TOP OF THE WORLD
ノリが良く、歯切れのよいサウンドで気持ちがいい。
ピアノの音色がたまに聴こえてきますが、雰囲気壊さずイイ感じです。
後半のコーラスが入ってくる辺りのロビンのヴォーカルは聴き応え有り!
3. CALIFORNIA MAN
ロックンロール!! トムのベースも唸る見せ場もあって楽しめます!
4. HIGH ROLLER
イントロのバスドラムの音色が心地よい。
その後は少し大人しくなりますが、トムのベースは歯切れがイイです!
そしてロビンのヴォーカルも妖しく七変化! 聴けば聴くほど魅力的な曲です!
5. AUF WIEDERSEHEN
イントロのトムのベースが印象的な曲。別になくてもいいのかもしれないけど、そのベース音があるところがその後の曲のイメージを決めます!
途中、ロビンが日本語で「さよなら~」と歌い上げます。ギターのリックはもっとヘヴィなサウンドにしたかったんだろうなぁ~ と思う曲。
6. TAKIN’ ME BACK
イントロは日曜日の昼下がりにでも聴きたいと思うが、歌が始まると、、、夜に聴きたいと思う曲!?
シンセサイザーの音色が・・・どこか違う世界へ連れてってくれます!? 聴きこむとイイ曲に聴こえてきます。不思議な曲です。
7. ON THE RADIO
途中からラジオDJ風の語りも入りながら、ピアノが気持ちよく盛り上げてくれながら・・曲が終わっていきます・・。
8. HEAVEN TONIGHT
重々しい感じのイントロがなんとも言えません。
ゆっくりと4人で得体の知れない荷物を運んでいるような情景を思い浮かべてしまいます。。。
9. STIFF COMPETITION
ノリの良いハードロックです。
でも、少し捻くれています。そこが良いんですけどね。
10. HOW ARE YOU
綺麗なピアノの音色から軽快なリズムで曲が進行します。
でも、やはり!?ちょっと捻くれています。軽快な感じから、一転して・・・ぐねぐねした世界へ・・・いったとおもったら、ノリノリになったり・・。
一筋縄ではいかないです!このバンド!
11. OH CLAIRE
歓声が聴こえるイントロが凄い! さらに、ロビンが「こー(ん)にーちはー」と歌いながら終わる短い曲・・・。 すげー!!
動画で楽しむ アルバム「HEAVEN TONIGHT(天国の罠)」
この3rdアルバム「HEAVEN TONIGHT」ではじめてミュージック・ビデオが登場します!
Cheap Trick – Dream Police (Official Video)
Cheap Trick – California Man (from Budokan!) 1978
ラストは78年のTV出演時の映像で今回はおしまい!
Cheap Trick – California Man & Surrender – 1978 TV
音源の選択 Cheap Trick「HEAVEN TONIGHT(天国の罠)」
レコード盤(アナログ)で聴く
2020年以降、レコード盤のアナログ音源が見直され、レコード盤での再発も増えてきましたね。
CheapTrick のアルバムもレコード盤で出回るようになりました!
CD盤(デジタル)で聴く
レコード盤が見直されたとは言え、CD盤でコレクションしている方もいますよね。
音源データをダウンロード(購入)して聴く
モノが増えるのは困る・・・。
最近はコレクションとして部屋一面にレコードやCDが並ぶ、お店のような数を所有することよりも、必要最低限のモノで生活するスタイルを好む方も増えてきました。
しかし!お気に入りのアーティストやお気に入りの曲は手元に置いておきたい!
という方には、音源データをダウンロード(購入)して聴く方法がおススメかもしれませんね。
サブスクリプション・サービスにて聴く
サブスクの魅力としては、「自分好みの知らない曲との出会い」という点に尽きるかもしれません。
サブスクでも、音源をダウンロードすることが出来るサービス(※)を展開しているところもありますけどね。
どちらかというとレンタル的な聴き方とでもいうのでしょうか?
※ただし、購入ダウンロードでない場合は、レコード会社やアーティストがそのサービスから音源を消したり、ユーザーがそのサービスを解約したりすると聴けなくなります・・・。
※無料体験期間に関しては、申し込み時期により、期間が変動することがありますので、必ず確認の上、自己責任のもと、申し込みを!
まとめ (TOMOZYの個人的な思い出)
TOMOZYの個人的な思い出
このアルバムは、90年代の中頃、CDで購入しました。
就職した後に毎月数枚、CDを購入していた時期ですね。LPからCDへの乗り換えや持っていないアルバムをCDで・・・とか。
今回の「HEAVEN TONIGHT」はカセットテープにダビングしていたもので聴いていましたが、晴れて、CDコレクションの仲間入りとなった次第ですが、90年代頃のコレクションはLPとCDがごちゃごちゃでしたね。
しかし、90年後半にもなるとLPは我が家からなくなります。
今では・・LP処分せずに持っておけば、良かったかも・・・と思うこともありますが致し方なし!
現在は、CDをすべてデータ化して処分しようか? どうしようか? と考えてしまいます。
あれ!? アルバム「HEAVEN TONIGHT」の想い出話はどこ行った!?
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