MATT BIANCO『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』(1984年)
こんな方におススメ
- 古き酒場で演奏されるスタンダードナンバーに興味がある方
- スウィング・ジャズの要素も取り入れた楽曲も演奏するグループに興味がある方
- グレイト・アメリカン・エスニック・ミュージックってなんだと思った方
- ちょっとだけ背伸びしたお洒落に興味がある方
- エンターテイメントに徹するDavid Johansenに興味がある方
視聴コーナー
MATT BIANCO(マット・ビアンコ)について
まずは、
MATT BIANCO (マット・ビアンコ)について
誕生は1982年になります・・・。
このグループ名の由来は60年代のスパイ活劇の世界からだということ。
お洒落なイタリアン・スーツに身を包み、危険をものともせず、どんな時もユーモアとウェットを忘れない・・・架空のヒーロー! MATT BIANCO (マット・ビアンコ)!!
このグループは元Blue Rondo a la Turk(ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク)というバンドのギタリスト:MARK REILLY(マーク・ライリー)が中心となり結成される。
当初のメンバーは Blue Rondo a la Turk(ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク)のベーシストとアルバムでピアノを弾いていた人物の3名でした・・。
ただ・・・何か足りない! ということもあって
女性シンガー:Basia(バーシア)をメンバーに加え活動し、シングルをリリースしたりしながら・・・1984年に1stアルバムをリリースすることとなった。
ちなみにBASIA(バーシア)はポーランド出身の歌手で1986年にソロデビューもしています。
2ndアルバム以降、メンバー脱退もあり、中心人物のMARK REILLY(マーク・ライリー)と旧友MARK FISHER(マーク・フィッシャー)と共に活動を継続していきます。
2004年にはオリジナルメンバーの3名が集結してアルバム『Matt’s Mood』 をリリースしましたが、再結成なこのアルバムのみで、その後のアルバムはMARK REILLY(マーク・ライリー)とMARK FISHER(マーク・フィッシャー)での作品に戻っています。
現在はMARK FISHER(マーク・フィッシャー)が他界されたことにより、MARK REILLY(マーク・ライリー)ひとりでMATT BIANCOとして活動しています。
アルバム『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』について
MATT BIANCO (マット・ビアンコ)の1stアルバム(発売当初のアルバムの邦題は「探偵物語」でした)
この頃まではかなりの確率で、邦題がついていましたねぇ~
直訳じゃないものも多かったしね。 懐かしい。
このアルバム発売当初のMATT BIANCO (マット・ビアンコ)メンバー
中心人物でありボーカル担当:MARK REILLY(マーク・ライリー)
女性ボーカリスト:BASIA TRZETRZELEWSKA(バーシア・チェチェレフスカ)
キーボード担当:DANNY WHITE(ダニー・ホワイト)
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. WHOSE SIDE ARE YOU ON?(探偵物語)
ちょっと大人な雰囲気のある曲。とは言っても、ほんの少し安っぽい匂いが電子音から・・・・。そこがイイんですけどね。 ちょっとしたBGMにピッタリ?
02. MORE THAN I CAN BEAR(愛の限界)
この曲も気持ちいいBGMに最適? 温かい色合いにやわらかい色調のライトに照らされて、暖を取りながら・・・ゆっくりと瞑想したくなる曲。
03. NO NO NEVER(もう二度と・・・)
少し危険な香りがする この曲調! 電子音が妖しさとポップさを生んでいますが、こういうのもいいね。
04. HALF A MINUTE(30秒の奇跡)
サルサ? サンバ? ボサノバ?的な要素もある曲・・・。こういうの好きです。女性ボーカルをメインに進行する楽曲。アルバムを通して、飽きさせない! 雨の降っている明るい午前中にも、シーサイドの夜にも、街中の夜にも合いそうな曲。好きな曲です。
05. MATS MOOD
インストの曲です。なんか怪しげなコメディ風のB級スパイ映画に流れそうな曲。
06. GET OUT OF YOUR LAZY BED
ちょっとポップで軽快なサウンドが気持ちいい。
07. IT’S GETTING LATE(行かなくちゃ)
語り掛けるように歌う男性。普通に歌い上げる女性。 バックコーラスの女性・・・。大人の色気を感じさせる? 楽曲。
08. SNEAKING OUT THE BACK DOOR(マットの脱出)
ポップな楽曲。気張らずに聴ける曲として、軽快に進行していきます。管楽器の音色がすごくきれいです!
09. RIDING WITH THE WIND(風に乗って)
心を揺さぶるイントロ・・・怪しい雰囲気も持った曲。 ちょいとソワソワする感じになるのがイイ。
10. MATT MOOD Ⅱ
明るいリズムに怪しいキーボード・・・。その後も軽快な感じでノリの良いサウンドを聴かせるが・・・・やはり怪しいキーボードの音色が・・・B級スパイ映画を真剣に作っちゃいました! 的な感じが好き。。
久しぶりの MATT BIANCO「WHOSE SIDE ARE YOU ON?」でしたが、、このアルバムはあまり聴いていなかったのか? 新鮮すぎる位 何度も聴いてしまった!
映像で楽しむ 『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』
このアルバム発売当時の映像を中心に紹介します!
アルバム『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』収録曲のMV
Matt Bianco – Who’s Side Are You On (Official Music Video)
Matt Bianco – More Than I Can Bear (Official Music Video)
Matt Bianco – Half A Minute (Official Music Video)
Matt Bianco – Get Out Of Your Lazy Bed (Official Music Video)
Matt Bianco – Sneaking Out The Backdoor (Official Music Video)
TV出演映像 『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』収録曲
Matt Bianco – Whose Side Are You On? • TopPop
1984年放送時の映像
Matt Bianco – Half A Minute (Live at BBC TOTP)
1984年のBBC TOP OF THE POPS 出演時の映像
Matt Bianco – Get Out Of Your Lazy Bed (Live)
1984年放送時の映像
Matt Bianco – Sneaking Out The Back Door (Live at Cheggars Plays Pop)
1984年の映像
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
このアルバムはリアルタイムでは聴いていません。
最初に購入したMATT BIANCO のアルバムは 2ndアルバムの「MATT BIANCO」。
それから・・3rdアルバム以降は、社会人になってから、思いだしたように 買いそろえていった時期に、この1stアルバムも購入したんです。
しかし・・・・
この1stアルバムは、他のアルバム程、聴いていなかったようです。
あー懐かしい というよりも はじめて聴く気分になる曲が多かったんです。
ということもあってか、
収録曲の多くに邦題がついていたことも、初めて知った感じで新鮮でしたね。
まぁ、邦題が曲にまで、付いていること自体、懐かしいと思いましたが。。。。
このアルバムというか MATT BIANCO 自体、自身のコレクションの中では、大人っぽいお洒落な感じなので、私を知る旧友から見れば、MATT BIANCOのCDは異色なアルバムに映るかもしれない。
しかし、好きなものは仕方がない!
きっと、まだまだ私が知らない、私好みの音楽ってあるんだろうと 常々、思っています。これからも・・・私の心に響く楽曲に今後も出会えますように!!
MATT BIANCO 関連商品
今回は、MATT BIANCO『WHOSE SIDE ARE YOU ON?』(1984年)アルバム・レビューでした!
またねぇー。
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