UK PUNK を代表するバンドである THE CLASH(クラッシュ)のアメリカで最初に発売されたのが このアルバム。アルバムのバンド名とタイトルは本国で発売されたアルバムのとはちょっと違うフォントだった・・・。
THE CLASH「GIVE ‘EM ENOUGH ROPE( 動乱(獣を野に放て))」(1978年)
こんな方におススメ
- 70年代UKパンクロックに興味がある方
- ステージも激しいバンドに興味がある方
- レゲエの要素も持ち合わせたバンドに興味ある方
- その後のロックシーンに影響を与えたロックバンドに興味がある方
- スカやラテン、カリプソ、ダブなど音楽性を拡大していったバンドに興味がある方
アルバム「GIVE ‘EM ENOUGH ROPE( 動乱(獣を野に放て))」あれこれ
アメリカでクラッシュのアルバムはこれが最初に発売されました。
ちなみにアメリカで最初に発売されたジャケットのバンド名とタイトルの文字はこんな感じ
その後、アメリカでは、バンド名とタイトル文字はこれに変わったハズです。
この2ndアルバムはアメリカで収録されたんです。
サウンドも1stとはちょっと違う雰囲気があるのはそのためかもしれません。
ちょっと重厚な感じや音の厚みという部分も追加され、聴きやすいというかポップな感覚というか、パンクバンド!って括りとは違う雰囲気も感じるのが2ndアルバムだった。
もちろん、1stアルバムの低予算で作られたアルバムのサウンドも好きなんですけどね。
私がこのアルバムというかCLASHを聴いたのは、発売時のリアルタイムじゃなく、80年代になってからの後追いなんです。
当時はHANOI ROCKS というバンドが好きでしたが、ハードロック・ヘヴィメタルバンドも好きでした。比較的、HANOI ROCKS側の間隔に近いバンドとして気に入ったバンドがこのクラッシュだったのを記憶している。※CLASHの前に、HANOIと同じタイミングでGeneration Xが好きでした。
80年代前半だとメタル好きとパンク好きは、真っ二つに分かれちゃう感じだったんですが、どちらとも話はできたけど、私はどちらでもない感じのタイプだった気がします。
それ以外には英国派?、米国派? なんて感じの音楽好き派閥?みたいなのもあったような・・・・。
個人的には長髪でケバイ感じの風貌で、ちょっとポップな要素もあるロックバンドが好きだったかな。もちろん、短髪でも全体の雰囲気がカッコよく、音楽的に気に入れば、それはそれで良しだったかな。
あれ、話がそれたので、このアルバムの話に戻そう。
セールス的には、英国では初登場2位を記録するなど、注目度は高かったんだろう。
この映像からスタート 「Tommy Gun (Official Video)」
この曲のイントロ大好きです!
The Clash – Tommy Gun (Official Video)
TOMOZY のアルバム「GIVE ‘EM ENOUGH ROPE」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. Safe European Home
この曲のイントロ、歌の入る瞬間が大好き。もちろん、クラッシュらしいバックコーラスもイイ感じで好きな曲です。
02. English Civil War
前半ちょっとチープな感じもしますが、ドラムが入ってからの感じは好きです。ギターソロもロックンロール!って感じで好きです。 ギターソロ後の部分もカッコいい!
03. Tommy Gun
このイントロ大好きです! 鳥肌が立つ感じ。その後ノリもイイ。ただノリがいいというだけでじゃなく、哀愁も感じてしまうのは私だけだろうか? この曲大好きです。
04. Julie’s In The Drug Squad
こういう感じの楽曲もクラッシュの魅力なんだろうなぁ~。個人的には70年代前半のロックンロールバンドって感じが・・・。ピアノソロなんかもあって素敵です。
05. Last Gang In Town
この曲も凄く好きです。ロックンロールバンド! ガレージバンド!って感じがプンプンです! もちろん、ちょっと雑な感じのボーカルやコーラスが素敵に聴こえるんです。あとはベースのベンペン聴こえるサウンドもクラッシュの魅力かもしれません。
06. Guns On The Roof
ちょいと重めのギターサウンドのイントロ・・・。1stじゃ考えられない感じのサウンドが心地よい。。
07. Drug-Stabbing Time
この曲も重厚感もありながら軽快さもある楽曲。管楽器も入って音の厚みが好きです。こういう感じ大好きです。やはり1stとは違うサウンド作りですね。この曲も好きです。
08. Stay Free
この曲はボーカルがジョー・ストラマーじゃなくて、ミック・ジョーンズです。個人的には微笑ましく感じる楽曲です
09. Cheapskates
個人的には荒さと悲しさが入り混じった感じに聴こえる1曲。
10. All The Young Punks (New Boots And Contracts)
ちょいと MOTT THE HOOPLE を思い出させる・・・。 この曲を聴き終えた後の静けさを少しだけた楽しんだ後に、アルバム1曲目から聴きたくなるんで不思議です。
それからなぜか、THE MODS、THE STREET BEATS など、日本のバンドも聴きたくなるのが不思議です。
フルサイズ音源を楽しむ 「GIVE ‘EM ENOUGH ROPE( 動乱(獣を野に放て))」
パンクバンドだよ~って感じだし、まだまだ若い衝動が・・ここに・・・。
The Clash – Safe European Home (Remastered) [Official Audio]
The Clash – Drug-Stabbing Time (Remastered) [Official Audio]
The Clash – Julie’s Been Working for the Drug Squad (Remastered) [Official Audio]
The Clash – All the Young Punks (New Boots and Contracts) (Remastered) [Official Audio]
あとがき
個人的に、CLASH ってバンドは、PUNKバンドというよりロックバンドって感じがプンプンするんです。楽曲もいろいろな要素を取り入れちゃったりするしね。
ただ、リアルタイムじゃなかったこともあって、滅茶苦茶好きかと聞かれるとそこまで詳しくないのも事実。中学生時代に気に入ったバンドだけど、その後しばらくこのアルバムは聴いてなかった。なんの気まぐれか?社会人になってからこのアルバムをよく聴くようになったのを覚えています。
まぁ、社会人になってCD購入したからなんだけどね・・・。
今回は THE CLASH「GIVE ‘EM ENOUGH ROPE( 動乱(獣を野に放て))」(1978年) アルバム・レビューでした。
それでは! またねぇ~。
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