RATT『OUT OF THE CELLAR』(1984年)
こんな方におススメ
- 80年代ロサンゼルスのハードロックムーブメントに興味がある方
- LAメタル(グラムメタル/ヘアメタル)ってなんぞや?と思っている方。
- 80年代前半のイギリスのニューウェイヴ・ロックバンドに興味がある方
- バンド名は聞いたことがあるけど、まだ楽曲を聴いたことがない方
- ジャンルとか別に拘らないし、楽しければそれでよしの方。
視聴コーナー
アルバム『OUT OF THE CELLAR』について
1983年、自主制作EP『RATT』発売(発売元:Time Coast Records)
その後、イギリスではMusic For Nationから『RATT』を発売。このEPはアメリカ盤よりも1曲多い7曲入りだった。
派手なファッション、化粧によるグラマラスなルックス&明るく開放的でダイナミックな音楽性はRATT N’ ROLL(ラットン・ロール)と呼ばれるようになる。
ギタリスト:ロビン・クロスビーはMötley Crüeのベーシスト:ニッキー・シックスとはルームメイトだったことは有名で、RATTの自主制作盤発表頃はMötley Crüeとともにクラブ出演して動員数を増やしていった。
その後、ロサンゼルスの音楽シーンの中で、Mötley CrüeとRATTは人気を二分するような存在へとなっていくのであった!!
1984年、メジャー1stアルバム「OUT OF THE CELLAR」発売
1985年春には初来日公演。
新宿厚生年金会館で、昼の部、夜の部、と当日2回公演なんてのもありましたね。
アルバム『OUT OF THE CELLAR』時のメンバー
Vo:STEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)
G:ROBBIN CROSBY(ロビン・クロスビー)
G:WARREN DE MARTINI (ウォーレン・デ・マルティーニ)
Ba:JUAN CROUCIER(フォアン・クルーシェ)
Ds:BOBBY BLOTZER(ボビー・ブロッツアー)
RATT(ラット)の音楽性
ハードロックをベースに明るく開放的でダイナミックなサウンドである。
RATT(ラット)の音楽に対して、デビュー当時、RATT N’ ROLL(ラットン・ロール)と呼ばれていた。
ヴォーカルのSTEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)の声質は独特で、好き嫌いがあるかもしれません。
歌は決してうまい!というタイプではないですが、カッコよければよいのだ!?
タイプ的にはアメリカのハードロック/ハードロックンロール。
ただし、当時流行りの速弾き(ちょいとだけど)はウォーレンが頑張ってました!
メジャーからのアルバムは
結構、ベース音も分厚いし、ドラムはちょっと電子音チックなエフェクトありますが、音の厚みは十分あって迫力あります!!
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. WANTED MAN
1曲目から迫力のあるサウンドが聴けます! ギタープレイはそんなに好きな感じではないのですが、許せる範囲でカッコいい!!と思います。
ドラムのちょい電子ドラムっぽいエフェクト処理も許せる範囲です!
ミドルテンポのハードロック!!!
02. YOU’RE IN TROUBLE
フォアンのベースが唸りをあげながら曲を引っ張ります! 腰をくねらせ、ベースを上下左右に動かしながら演奏するフォアンの姿が目に浮かびます!
03. ROUND AND ROUND
RATTの代表曲のひとつとなった曲。
ミドルテンポながらノリが良く、メロディはそれなりにキャッチー。サビではみんなで合唱しましょう!
04. IN YOUR DIRECTION
ドラムのリズムが、心地よい、ほんと個性の強いヴォーカルだと思う曲。ギターソロよ中、結構カッコいい瞬間があって楽しい!
05. SHE WANTS MONEY
疾走感あふれる曲! イントロ、こんなんだったっけ??とあまりイントロを憶えていなかった曲。歌が始まれば、そうそう!! これこれ!!と叫んでいます!(きっと)
06. LACK OF COMMUNICATION
この曲好きですね。ギターのイントロといい、メロディといい、サビのコーラスといい、楽しい楽曲に仕上がりです。
07. BACK FOR MORE
すこし落ち着いた感じのイントロですが、歌が始まるとやはりハードロックしています!この曲も初期のRATTで有名な曲。
08. THE MORNING AFTER
ハードロック的イントロのギター、ベースが唸りながら進行して疾走感があります。メロディは結構綺麗です!
09. I’M INSANE
この曲も疾走感があるハードロックギターが魅力。ギターソロもハードロックって感じでノリノリに決めてくれます!
10. SCENE OF THE CRIME
この曲好きですね。イントロが印象的な楽曲。ミドルテンポですが、夏のドライブ時に聴きたい曲です!
久しぶりの RATT『OUT OF THE CELLAR』でしたが、最初に聴いた時の記憶が蘇るような感じで楽しめました! 全曲好きだった!ということも、、、、。その中でも「LACK OF COMMUNICATION」が一番好きだった事も、、、大人になってから車移動中はラストの「SCENE OF THE CRIME」が結構楽しめたこと。。。懐かしい!
それにしても、STEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)の声質は聴いたら、彼だとすぐわかる!
映像で楽しむ 『OUT OF THE CELLAR』
アルバム収録曲の中からのMV!
Round And Round (Official Music Video)
RATTのシングル「ROUND AND ROUND」がMTVを通じて全米で大ヒット!
Wanted Man (Official Music Video)
ツアーバスが移動し西部劇さながらの場所にて休憩…。
その後、本当にRATTのメンバーが馬に乗り、お尋ね者に。。。
Back For More (Official Music Video)
このMVにはスペシャルゲストが登場します!
警官役でMOTLEY CRUE(モトリー・クルー)のNikki Sixx(ニッキー・シックス)とTommy Lee(トミー・リー)が出演しています!
RATT 40周年 『The Atlantic Years』BOX-SET発売(2023年)
2023年にRATT 40周年記念として発売されたBOX-SET『The Atlantic Years』について、ボーカルのSTEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)がいろいろ語ります!
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
中学3年生の時に、RATTと出合います! アルバムを初めて聴いた時は、音圧もあり、ドラムの音は結構エフェクト入れてて、電子ドラムも使ってるのか?と思うサウンド!
中学校卒業後の春休みにRATTの初来日があり、観に行きまして・・・。
新宿厚生年金会館というところ、昼の部、夜の部の公演があった。
チケットが取れたのが、昼の部でしたけど、あっという間のライブでしたねぇ~。。。。
1985年の春の事でした。。。。
あと、RATTというとTシャツをカットしたファッションなども魅力的でした!まぁ雑誌の写真とかですが、高校時代に真似しましたよ!
マリリンモンローの顔アップが胸元から腹上に描かれたポップアート風のTシャツを購入して、袖口ヒラヒラとなるようにカットして着てましたねぇ…。
まぁ、3rdアルバム『DANCING UNDERCOVER』まではリアルタイムだった!
しかし、4thアルバム以降は持っていないんですよねぇ~。。。
ただ、この1stアルバム『OUT OF THE CELLAR』とEP『RATT』の2枚は青春の1ページを飾るアルバムなんです!
RATT 商品関連
1997年再結成以降のアルバム
ボーカル:Stephen Pearcy(スティーヴン・パーシー)セルフカバー作品
RATT Tシャツ他
今回は、RATT『OUT OF THE CELLAR』(1984年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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