PRETENDERS『PRETENDERS Ⅱ』(1981年)
こんな方におススメ
- ストレートなロックンロールがお好きな方
- 女性ボーカルで落ち着いた艶のある低い声がお好きな方
- メロディがよくビートの効いたロックバンドをお探しの方
- 小降りの雨の日にも似合う音楽を探している方
- 独特な歌声と心地よいメロディとサウンドで深い眠りにつきたい方
視聴コーナー
アルバム『PRETENDERS Ⅱ』について
先行シングル「Talk of the Town」と「MESSEGE OF LOVE」を含む2ndアルバムは1981年8月発売されました。
アルバムは全英チャートで7位、全米ビルボードで10位となった作品。
実は前作のデビューアルバム『PRETENDERS』の成功もあり、次回作を期待する声も高まっていたが、曲不足によってすぐに次回作(今回の2ndアルバム)を制作するには至らなかったそうです。
ようやく2ndアルバム『PRETENDERS Ⅱ』をリリースしたが、評論家からは前作『PRETENDERS』と似たような曲ばかりと評価された…。その後、アルバムからのシングルなどのヒットにより、アルバムへの評価も高まっていったそうです。
シングルリリースされた収録曲は12曲中5曲でした。
- Talk of the Town(1980/03)
- Message of Love(1981/02)
- Day After Day(1981/08:UK)
- Louie, Louie(1981/08:US)
- I Go to Sleep(1981/11)
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. THE ADULTRESS(うわさの女)
1曲目はイカしたロックンロール。ほんの少しパンキッシュな感じがたまりません。語り掛けるようなボーカル:クリッシー・ハインドの声も魅力的!
02. BAD BOYS GET SPANKED(男達へ…)
テンポをあげて攻めてくる感じがイイ! この曲も語りかけてくるボーカル!
03. MESSAGE OF LOVE
前2曲に比べるとポップです。全英シングルチャート7位の楽曲はゆったりと攻めてくる感じがたまりません!
04. I GO TO SLEEP
ゆったりとした綺麗な曲。キンクスのレイ・デイヴィスの作品。甘い感じのバラードです。寝落ちしないように気をつけて! でもサビは盛り上がるので!ご安心を?
05. BIRDS OF PARADAISE(愛のパラダイス)
この曲も綺麗な楽曲。夢見る恋人たちに送ります!?
06. TALK OF THE TOWN
アルバムの中で一番好きな曲かもしれない。なぜか雨降る午前中に聴きたくなる曲です。
07. PACK IT UP
スムースな感じで進行するロックナンバー。テンポをあげて演奏したらハノイ・ロックスみたいな感じになるかもしれません。。。。
08. WASTE NOT WANT NOT
どことなくレゲエっぽいリズムの楽曲。アルバムの中では異質な感じもしますが、カッコいいい!
09. DAY AFTER DAY
アルバムの中で一番好きな曲。この曲も雨は降っていても明るい午前中に聴きたくなるのはなぜでしょう・・・。
10. JEALOUS DOGS
ミドルテンポで進行しますが、ベースラインも面白い楽曲で飽きません!
11. THE ENGLISH ROSES
ギターソロもカッコイイ、ミドルテンポのギターロックナンバー! 秋の夜長にピッタリ!?
12. LOUIE LOUIE
派手なイントロ!から勢いのあるリズムで攻めてくる楽曲で、ノリノリです! アルバムの中で一番明るい曲です! ギターソロも明るく! 管楽器も明るく! リズム隊もノリノリ!
久しぶりの「PRETENDERS Ⅱ」は サウンド的に少し古く感じましたが、秋の夜長に似合いそう!って今も昔も感じ方は同じだったようです。
映像で楽しむ 『PRETENDERS Ⅱ』
このアルバム発売当時の映像を中心に紹介します!
アルバム『PRETENDERS Ⅱ』収録曲のMV
Pretenders – Message Of Love (Official Music Video)
Pretenders – I Go To Sleep (Official Music Video)
Pretenders – Talk Of The Town (Official Music Video)
Pretenders – Day After Day (Official Music Video)
2000年以降の『PRETENDERS Ⅱ』関連映像
アメリカの音楽専門チャンネル「VH1」の企画ライブ映像(2006年)
アメリカの音楽専門チャンネル「VH1」の企画ライブ(ロック/ポップスの50年を超える歴史の中から強い影響力を持つアーティストと互いにリスペクトしあう友人たちをゲストに迎えて行うライヴ・シリーズ)。
2006年に放送されたThe Pretendersの回からラストに演奏された楽曲。参加ミュージシャンはIGGY POP(イギー・ポップ)など。この放送は後にDVD化された商品『The Pretenders – With Friends(邦題:ディケイズ・ロック・ライヴ)』が発売されました!
このライブから2曲
The Pretenders – Day After Day (recorded live at the Decades Rock Arena in Atlantic City, NJ.)
The Pretenders – Talk Of The Town(recorded live at the Decades Rock Arena in Atlantic City, NJ.)
アメリカのTV番組「Austin City Limits」出演時の映像(2017年)
The Pretenders on Austin City Limits “Message of Love”
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
私の記憶が正しければ、THE PRETENDERSのアルバムで最初に購入したのが、今回紹介したアルバム『PRETENDERS Ⅱ』の次作にあたる3rdアルバム『LEARNING TO CRAWL』でした。
ラジオから流れて好きになったバンド。
決して、ド派手なルックスでもないけれど、アルバムを通して聴くと、ロックンロールしてるんですよね!
もちろん、ラジオ向きの楽曲も収録されていますが、狙って制作はしていないと思います。
今回ご紹介した2ndアルバムの『PRETENDERS Ⅱ』 自体は確か20歳位の時に初めて購入したと思います。
PRETENDERS初期の頃は70年代パンクを体感した後ということもあって、パンキッシュなロックンロールナンバーも収録されています。
パンキッシュなナンバーにこの歌声が乗っかると、落ち着いた感じに聴こえるのは不思議です。
そこが、このバンドの魅力なのかもしれません。
その後、1st『PRETENDERS』やベスト盤や4th『GET CLOSE』、5th『Packed!』、6th『LAST OF THE INDEPENDENTS』とアルバムを揃えていった感じですねぇ~。
PRETENDERSの楽曲は、ノリのいい楽曲は車を運転している時によく聴いていましたが、スローなナンバーなどメロディの綺麗な楽曲は他のアーティストともランダムに(とは言え曲順考えて)ダビングしたカセットテープやMDを寝る前に流していた時期もありましたっけ。
PRETENDERS 商品関連
今回は、PRETENDERS『PRETENDERS Ⅱ』(1981年)アルバム・レビューでした!
またねぇー。
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