全米シングルチャート No.1のヒット曲を生んだポイズンの2ndアルバム。初めて、2ndアルバムのジャケット写真を見て、「えっ!?」とか「げっ!!」とか・・・思った方も多いでしょう。しかし、その中身の音楽は、1st同様、賑やかでポップで、無節操なくらい楽しければそれで良し!の 楽曲が満載ですよ!!
POISON「OPEN UP and SAY…AHH!」(1988年)
こんな方におススメ
- 明るく楽しいロックショウが好きな方
- ハードなサウンドながら、ポップな楽曲が好きな方
- 演奏技術力がなんだ! 少しLIVEが下手な位がロックだぜと思う方
- ケバイ奴らを毛嫌いせずに聴いてみたい!!と思う方
- 80年代の華やかなステージセットも映えるバンドに興味がある方
アルバム「OPEN UP and SAY…AHH!」について
日本国内盤のアルバムタイトルは「”初めての***AHH”(OPEN UP and SAY…AHH!)」でした。
ポイズンの2ndアルバムです。1stのような派手さは無いかもしれませんが、それでもキャッチーな曲も多い。
ヘヴィメタルチックなギターリフの曲もキャッチーなメロディで駆け抜けます。
それに、カバー曲も収録されています。
そして・・・アルバムジャケットが・・これ。
ご覧いただいたように、アルバムジャケットの写真が・・・
ちょっと怖い!ですよね。
このアルバムジャケットは、メンバー自身が、考えて考えて・・・の、苦心作だそうなので・・・あまり弄らないで!?
弄らないで・・・と言いつつも・・・
翌年には・・イギリスのバンドでPOISONに負けず劣らず、ケバいルックスのバンド ”TIGERTAILZ” が発表したアルバム・・・これまた凄いキワモノです。
POISONのアルバムジャケットと並べると「夫婦です!」って紹介したくなるアルバムなのだ。
TIGERTAILZ「BEZERK」のアルバムジャケットがこれ。
よくこの2枚は当時、雑誌とかで取り上げ得られえていたなぁ~。
ゲテモノ類のジャケットとして・・・。
アルバムジャケットではどっちが好きかというとTIGERTAILZ「BEZERK」の方が好きですが、
POISONのアルバム「OPEN UP and SAY…AHH!」はジャケットを毛嫌いして聴かないのは勿体ない!と思います。
イギリスのTIGERTAILZ「BEZERK」については、別途記事にしますね。
TOMOZY のアルバム「OPEN UP and SAY…AHH!」評価
視聴コーナー
せっかくなので、20th Anniversary Edition のRemastered盤を視聴してみよう
収録曲へのコメント
01. LOVE ON THE ROCKS
1曲目はウォーミングアップ的に少しずつ盛り上げてくれます。サビは一緒に歌ってしまいましょう。これで身体はほぐれたことでしょう。きっと!?
02. NOTHIN’ BUT A GOOD TIME
こちらも程よいテンポのノリの良い、ロックンロール。POISON(ポイズン)らしい?と思うのは私だけ? この曲もサビは一緒に歌ってしまいましょうかね。
03. BACK TO THE ROCKING HOUSE
ドラムのカウベルを叩く音が気持ちいい。この曲もキャッチーなメロディで心が躍ります。
04. GOOD LOVE
この曲から少しだけ雰囲気を変えて、バンドサウンド以外にハーモニカも入れちゃいますか!? マスカラでもリズム取りますか!? って感じで・・少し大人っぽく!? これがまた、いい味出して楽しませてくれます!!
05. TEARIN’ DOWN THE WALLS
POISON(ポイズン)にしては落ち着いた感じの曲だが、ギターリフも印象的で頭から離れません・・・。サビでは煽られます! 結構、聴きこむと味わい深くなる曲。
06. LOOK BUT YOU CAN’T TOUCH
1st直結の感じのノリの良い曲。一味違うのは・・ヴォーカルメロディにのせる言葉が多い。大変そうだぁ~ と思いながら、サビでは、滅茶苦茶キャッチーに決めてくるところがPOISON(ポイズン)だ!
07. FALLEN ANGEL
この曲のビデオクリップは結構流行りましたね!? 滅茶苦茶ポップなアプローチ! サウンドはハードロック枠にはいるのだろうけど、POISONの魅力満載。サビはもちろん歌ってしまいましょう!!
08. EVERY ROSE HAS ITS THORN
そして、全米シングルチャートNo.1を記録した楽曲の登場です。なんとアコースティックギターのイントロから始まります!! 実は派手なだけじゃないんだよ! って思わせる楽曲。 晴れた日の昼間、木陰で目を閉じながら聴きたい・・・。そして・・うたた寝・・。
09. YOUR MAMA DON’T DANCE
カバー曲。オリジナルは Loggins and Messina というユニット。そう、ケニー・ロゲンズとジム・メッシーナの二人です。1972年に発表したアルバム「Loggins and Messina」に収録されていた曲です。オリジナルもノリがいい曲です!、ライブによっては、ハーモニカがフューチャーされたり、サックスがフューチャーされたり、そりゃ~もう・・・カッコイイです。 あっ!ポイズンのカバーバージョンも楽しそうでイイ仕上がりですよ。安心してください。
10. BAD TO BE GOOD
イントロから渋い感じのベースから始まり・・・。渋い感じは残しつつ進行します。ただのパーティロックバンドじゃないもん! だからこんな感じの曲も作ってみました。と言われそう・・・。
11. LIVIN’ FOR THE MINUTE (*ボーナストラック)
ハードロック、ヘヴィメタル風なアプローチでギターが暴れます! でも歌メロは聴きやすい感じはやはり、POISON(ポイズン)! 一応、シャウトして歌ってみました!ってところも見逃せません。
映像で楽しむ「OPEN UP and SAY・・・AHH!」
Poison – Nothin’ But A Good Time
Poison – Your Mama Don’t Dance (Live) (Official Music Video)
Poison – Fallen Angel
Poison – Every Rose Has Its Thorn (Official Music Video)
あとがき
アルバム「OPEN UP and SAY・・・AHH!」30周年記念⁉ POISONをビデオで楽しむ
2017年から『#nothinbutagoodtime』という感じでDef Leppard & TeslaとのTOURなども行いながらファンビデオなども作成したりしていましたねぇ~。
POISON – 2017 Tour Wrap
POISON – 2017 Tour Diary
POISON – Nothin’ But A Good Time Fan Video(FULL SIZE)
2018年に『POISON – Nothin’ But A Good Time 2018 Tour』も開催していました。この2018年のツアーには、スペシャルゲストとして、CHEAP TRICK なども参加した豪華なツアーでした。
POISON – Nothin’ But A Good Time 2018 Tour
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
POISON(ポイズン)は高校時代に出会ったバンドでした。
明るめの色の長髪に化粧、ケバイファッションでキャッチーなロックンロールを奏でる。もちろんバラードも綺麗に決めてくれる!
私好みのロックバンドが出て来た!!!と心躍る瞬間でしたね。
登場した時期もちょうどよかったのかもしれません!
モトリークルーやラットのロサンゼルス組み含めて、アメリカでのハードロックバンドも商業的に盛り上がっていた時期でしたので・・・
アイドル的要素も強かったし、ライブ演奏も決して上手くないから・・・
ここまでヒットするとは・・・1stアルバムの時は思いもしなかったです。
しかし、彼らは全米シングルチャートでNo.1を獲得しちゃうんだから凄い!
やはり、彼らは何か、人を引き付ける魅力があったんだろうね。
そういえば、高校時代にPOISONのコピーバンドがいました。
彼らもPOISONに魅かれた連中だったのでしょうね。
彼らは、今、どんな音楽を聴いているのだろうか・・・!?
POISON「OPEN UP and SAY・・・AHH!」久しぶりに通して聴きました。
それから、この記事を書くにあたり、発売当時に聴いた時よりも、このアルバムカッコイイ!と思いました。
当時は、1stの方が好きでしたが、今は2ndも捨てがたい。甲乙つけられません!
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