LENNY KRAVITZ(レニー・クラヴィッツ)の曲を最初に聴いたのは、『Mama Said』からシングルカットされた『It Ain’t Over ‘til It’s Over 』だった。当時FMラジオから流れるサウンドは1990年代なのに懐かしい気分になったものだ。素直にイイ曲だなぁ~ って思ったんだよねぇ~。
LENNY KRAVITZ『MAMA SAID』(1991年)
こんな方におススメ
- 時代に逆行するアナログ機材好きの方
- 60年代~70年代のサウンド好きの方
- 自分自身で各楽器を演奏して収録しちゃうアーティストに興味がある方
- 綺麗なメロディと懐かしい雰囲気のある楽曲に興味がある方
- ある意味、ぶっ飛んだ収録方法のアルバムに興味がある方
アルバム『MAMA SAID』について
LENNY KRAVITZ(レニー・クラヴィッツ)の2ndアルバムで1991年にリリースされました。
このアルバムのヒットによりLENNY KRAVITZ(レニー・クラヴィッツ)はブレイクした感じですね。
もともとマルチプレイヤーでアナログ機材好き。
彼のアルバムには当時の時代背景からは逆行したようなアナログ機材満載でレコーディングしたりしているんだって。
ドラムの音すべてをステレオ的にMIXせず、あえて右か左かに思いっきり振りきったりするMIXも懐かしさと感じる要因なのかもしれませんね。
また、Guns N’ Roses のスラッシュとは、高校時代に同級生だったこともあってか、スラッシュはこのアルバムに2曲参加しています。※スラッシュ参加曲:「Always on the Run」、「Fields Of Joy (Reprise)」
TOMOZY のアルバム評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. What The Fuck Are We Saying?
落ち着いたリズムで進行しますが、結構、音は面白いんです。LENNY KRAVITZの作るサウンドって、音がユラユラする感覚があるけど、それが不快じゃなくて心地よいんですよね。この曲もキーボードは早い感覚でユラユラというかビブラートというか・・・そこがイイんです。
02. Fields Of Joy
2曲はちょっとさらに落ち着いた雰囲気のテンポで綺麗なメロディが好きです。もちろんギターサウンドがのっかればロックサウンドなんだけど、それだけではない雰囲気があって好きです。
03. All I Ever Wanted
この曲は深夜に聴きたい。落ち着いた感じですが、ボーカルはエモーショナルな感じで歌いあげてくるので聴き応えあります!
04. It Ain’t Over ‘Til It’s Over
綺麗なイントロ、FMラジオから流れる雰囲気も最高です。ヘッドフォンでもスピーカーでも聴き応えあります。この曲のストリングスの入り方、キーボードの音色とも最高です
05. More Than Anything In This World
ほとんど右スピーカーに集中させた録音から徐々に左のスピーカーからも音を出力させてたり、右スピーカーだけに戻したり・・・。聴き応えあります。
06. What Goes Around Comes Around
ドラムのリムを叩きリズムを刻んできますが、メトロノームかと思う感じに他の楽器の音色と相まって不思議な時間が刻まれていきます。
07. The Difference Is Why
またもやユラユラするサウンドです。ふあふあ するバックに ボーカルがのると落ち着いた曲に聴こえるのが不思議です。まぁ、そこが中毒的なサウンドとなり、繰り返し聴いてしまうのかもしれませんね。
08. Always On The Run
2本のギターが曲を引っ張っていきます。聴き応えあるが楽曲だと思います。
09. Stand By My Woman
イントロからイイ曲じゃん!って唸ってしまいます。ピアノのサウンド、ボーカルメロディもイイ感じです。もちろんキーボード(オルガン?)の音色もいい味付けになって盛り上げてくれます。
10. Stop Draggin’ Around
ギターから始まるノリのいい楽曲。ドラムは思いっきり右に振ってますので、最初は違和感あるかもしれませんが、聴き込むと気になりません。
11. Flowers For Zoe
少し浮いた感じの位置のサウンドとメロディがもしかしたら落ち着かない気持ちになるかもしれません。バイオリンでしょうかね?このフレーズもビブラートを効かせてくるし、ギターのアルペジオもやはり落ち着かせてくれません。
12. Fields Of Joy (Reprise)
この曲はボーカルが左に振られ、ドラム・ベース・ギターが右に振られてるため、最初は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れます。キーボードは左にも振られている部分があるので、そこでバランスとってるのかもしれません。
13. When The Morning Turns To Night
ボーカル位置が前方ではなく、少し下がっていることもあって、バックサウンドに包まれた感じがする、独特な雰囲気をもたせた曲です。
ちなみに私、この曲を聴くと・・・ THE YELLOW MONKEY の「シルクスカーフに帽子のマダム」が聴きたくなるんですよね~。
14. Butterfly
この曲、弾き語りで進行します・・・・。更に楽器が重なって・・・という展開かと思いきや! そのまま弾き語りで終わります・・・。おまけのような感じです。
久しぶりの LENNY KRAVITZ「MAMA SAID」でしたが、このアルバム好きです。
ここ数日、夜はこのアルバムを流しながら過ごそうと思いました。
映像で楽しむ『MAMA SAID』
アルバム『MAMA SAID』収録曲MV
Lenny Kravitz – It Ain’t Over ‘Til It’s Over (Official Music Video)
FMラジオからこの曲が流れた時は、懐かしい感じもあったけど、なんてお洒落な曲なんだ!!って思った。
Lenny Kravitz – Stand By My Woman
ピアノとベースが曲を引っ張る感じで落ち着いた雰囲気が好き…。MVもモノクロで曲にあった感じがイイですねぇ~。
Lenny Kravitz – Always On The Run (Official Music Video)
ちゃっかり? Guns N’ Roses のスラッシュもMVに出演していますねぇ~。
Lenny Kravitz – Stop Draggin Around (Official Video)
MVの最初にライブ感を出す為か?歓声入りです! 映像はコンサートでのライブ映像ですね。
あとがき
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
今回紹介した LENNY KRAVITZ「MAMA SAID」ですが、一時期、夜には必ず聴いていた時期がありました。また、『It Ain’t Over ‘til It’s Over 』は車の中でオムニバス形式で録音したテープ/MDでよく聴いていました。
ちょっと大人な雰囲気で楽しみたい時には、うってつけの感じが好きでしたね。
いつか、当時と同じように曲順考えてオリジナルのオムニバスを作って遊んでみようと思います。
そうそう、収録曲へのコメント欄にも記載しましたが、このアルバムの13曲目「When The Morning Turns To Night」を聴くと、THE YELLOW MONKEY の「シルクスカーフに帽子のマダム」も聴きたくなるんですよね~。
ということで、その2曲もここに載せておこう! 聴き比べてみてください。もしかしたら、私と同じような感覚になるかもしれませんよ…。
LENNY KRAVITZ「When The Morning Turns To Night」
シルクスカーフに帽子のマダム (Remastered)
ラストでなぜかイエモンが出てきちゃいましたが、今回は LENNY KRAVITZ『MAMA SAID』(1991年)アルバム・レビューです!
21st Anniversary Deluxe Edition
現在『MAMASAID』はDeluxe Edition のバージョンもリリースされています!
これから揃えるなら、こちらがおススメですねぇ~。
LENNY KRAVITZ 関連商品
今回はLENNY KRAVITZ『MAMA SAID』(1991年)アルバム・レビューでした!
またねぇ~。
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