1970年代アメリカ合衆国の東海岸・・・・。白塗りメイクに奇抜な衣装をまとったロックンロール/ハードロックバンドが登場! 世界一熱いバンド! ”KISS” 。 彼らのアルバムで私が最初に購入したのが、この『UNMASKED(邦題:仮面の正体)』だった・・・。
KISS『UNMASKED(邦題:仮面の正体)』(1980年)
こんな方におススメ
- 70年代を代表するアメリカのロックバンドに興味がある方
- 白塗りメイクに奇抜な衣装やステージパフォーマンスに興味がある方
- ポップ路線を追求したが、商業的には低迷したアルバムに興味がある方
- 世間が駄作だと言っても、聴いてみなければわからないと思う方
- 何だかんだ言ってもKISSが好きって方
視聴コーナー
アルバム『UNMASKED(邦題:仮面の正体)』について
1980年に発売されたKISSの8枚目のアルバム。
KISSの70年代の人気と比較すれば・・・低迷期に発売されたアルバム。
世界の各国で賛否が分かれた作品でもありました・・・。
本国アメリカ、日本では商業的に低迷・・・。ヨーロッパ、オーストラリアでは好評とか・・・。
まぁ・・・バンドそのものにも問題があった時期の作品でもあったしね・・。
1977年頃からメンバーの人間関係には亀裂があったようです。
KISSとしての活動以外に、メンバー4名全員がソロアルバムをリリースする。
このソロアルバムは人間関係の修復、現状を打破するためだったようです。
1979年にアルバム「Dynasty(邦題:地獄からの脱出)」をリリースする。
でも、このアルバムは各メンバーのソロアルバムの延長路線的なもので、レコーディングでメンバー全員が顔を合わせることは無かったとのこと。
また、ツアーも 商業的には今までの勢いなく終わったんです。
ただし、アルバム1曲目であり、シングル曲でもあった「I Was Made For Lovin’ You」が大ヒット!
この曲はディスコ調のビートを取り入れた曲で、以後、ダンスフロア/ディスコでも人気の曲となった。
そしてこの「UNMASKED(邦題:仮面の正体)」発売前後ですが、POP路線の追及・・・(外部ソングライター起用)そして・・・オリジナルメンバーであるドラムのピーター・クリスの脱退・・。
実際、前作同様、スタジオ収録でドラムは叩いていない・・。
ピーター・クリスは UNMASKED(邦題:仮面の正体) の2曲目 「SHANDI」のPV撮影を最後に脱退・・・。
1970年代のKISS・・・最後のアルバム! と言いてもいいかもしれません。
この「UNMASKED(邦題:仮面の正体)」。音源収録は70年代で、発売は1980年1月1日だし・・・。
UNMASKED TOURはアメリカで失敗。マーケットとしてアメリカ・日本では下火に向かったが、オーストラリア、ブラジル、ヨーロッパなどでは大ヒットを記録したんです。さらにオーストラリアツアーでは必ず「SHANDI」が演奏されているほど、人気楽曲となっている!
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. IS THAT YOU ?
AH~! と叫び声から始まるミドルテンポのロックンロール! こういう感じの曲大好きです。 左右から聴こえるギター、ボトムは図太いベース音がセンターから・・・。ラストはフェードアウトしながら余韻を楽しもう・・・。
02. SHANDI
フェードアウトした1曲目に続き、綺麗なバラードが・・・。これを2曲目に持ってくるなんて! と思いながらも、さっきのフェードアウトがあってか、イイ感じの出だしに聴こえましたよ~。 イイ曲です! 雨が上がった午前中か夕暮れ時、海が見えるところを走りながら聴きたい。。。 でも…うたた寝しながら聴くのにぴったりな曲だと思っています。 いい夢見れそう??
03. TALK TO ME
滅茶苦茶ポップなロックンロール! この曲大好きです! 皆一緒に♪ TALK TO ME と叫んじゃオー! この曲も午前中に聴きたい・・・。なんかラジオから流れてくるイカした洋楽!!てイメージが強いんだよ、この曲!
04. NAKED CITY
少し暗い感じもするけど、ちょっとお洒落な感じもする・・・。不思議な曲です。
05. WHAT MAKES THE WORLD GO ’ROUND
展開が面白い楽曲で飽きません! ということで、聴き応え十分は1曲! これ演奏楽しそうです!
06. TOMORROW
滅茶苦茶ポップなロックンロールナンバー! この曲は午前中、晴れた日に聴きたい楽曲! サビは一緒に歌いたくなる!
07. TWO SIDES OF THE COIN
昼飯を食べた後、そろそろ行きますか! って時に聴きだしたい! のは私だけ? この曲も晴れた日の海沿いを走るときに聴きたい!
08. SHE’S SO EUROPEAN
イントロで、ヘヴィな感じの曲になるのか? と思ったけど、キーボードの入り方など、ポップな仕上がり! でも途中から、ドラマティックな展開・・・。ラストのハイトーンスクリームも。。。
09. EASY AS IT SEEMS
ベースラインもカッコいい1曲! まぁ、この曲、飛ばすことも多いけどね。聴くと、都会的なイメージにも聞こえるのは私だけ??
10. TORPEDO GIRL
何やらアナウンスが・・・、ドラムとベース楽器の動きに注目しながら、楽しめる1曲! 結構展開も面白い!! 最後までハラハラ・・・楽しませてくれます!
11. YOU’RE ALL THAT I WANT
ラストは・・・どこか70年代!!のロック!! ってこういうイメージなんだが・・・。と思ってしまう1曲!! 夕暮れになる前の聴きたい!
KISS「UNMASKED(邦題:仮面の正体)」でしたが、購入当時、よく聴いた!
このポップさが、いまでも好きです!
動画で楽しむ KISS
『UNMASKED(邦題:仮面の正体)』関連の公式映像を探してみましたが…公式が見当たりません。
「SHANDI」とか「TOMORROW」のMVあったと思うだけどね。。。非公式なら探せばあるけど、今回はフルサイズ楽曲(audio)と未来のKISSに関しての動画をお楽しみください!
フルサイズ audio
私の好きな曲を絞って4曲お届け
SHANDI
TALK TO ME
TOMORROW
SHE’S SO EUROPEAN
KISS – 50 years is just the beginning
KISSがアバターとなり、、、永遠に?
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
KISS自体は、小学校の時に奇抜な衣装にメイクの4人組の姿がアルバムジャケットに描かれたレコードを観て、知っていました。。。
こんなジャケット・・・・です。
小学生の頃に友人宅で、このKISSやCHEAP TRICKなどのレコードアルバムジャケットを観ています・・・・。 友人の兄弟?親?の所有物だったのでしょうけど・・・。
当時、日本でも人気だった横浜銀蝿とかとも少し違って、外国語だし外国人だし・・・KISSはアメコミのようだし・・・。気になっていたのでしょうねぇ・・・。
中学生になって・・・
レコード屋さんでKISSを見つけました!
どれか一枚購入しようと数枚のアルバムからジャケット買いしたのが、
この「UNMASKED(邦題:仮面の正体)」でした。
アルバムジャケット自体、アメコミでしたしね・・・。
ちなみにこのアルバム、70年代のKISSの王道とでもいう、ハードなロックンロールがないので、KISSらしくないアルバムとも言われていましたけど・・・。
当時の憧れアメリカ! を勝手にイメージしちゃうくらい異国文化を感じるアルバムでしたからねぇ~・・・個人的にですけど・・・。
もちろん、初期のアルバムも好きですが、
私は結構、この「UNMASKED(邦題:仮面の正体)」も大好きなアルバムです!
KISS 商品関連
今回は・・・KISS『UNMASKED(邦題:仮面の正体)』(1980年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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