多くのミュージシャンに影響を与えたシンガーソングライター:JACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)通算7枚目のアルバム。
中学生の頃、近所に輸入盤専門のレンタルレコード店があった。(1年位でお店はなくなった記憶)そこに飾られていたアルバムだった。借りてみたら、気に入った…。
ちなみにアルバムタイトルの邦題は「愛の使者」でした。
JACKSON BROWNE『LAWYERS IN LOVE(邦題:愛の使者)』(1983年)
こんな方におススメ
- 綺麗なポップソング・ロック・フォーク好きな方
- ウエストコーストサウンドってなんだ?と思っている方
- 甘酸っぱい青春の想い出に浸りたい方
- 浜田省吾さんが好きな方で洋楽にも興味を持っている方
- 激しいロックに少し疲れ気味の方
視聴コーナー
JACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)とアルバム『LAWYERS IN LOVE(邦題:愛の使者)』について
JACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)について
1972年にアルバムデビューしたシンガーソングライター。
楽曲提供として有名なのは、1972年のThe Eagles(イーグルス)のデビュー曲「Take It Easy」。この曲はJACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)も関わった作品である。どうやら、イーグルスの創設期メンバー、Glenn Frey(グレン・フライ)が同じアパートに住んでいたため。
音楽的には、シンガーソングライターとして初期は弾き語り、フォークサウンド、徐々にロック路線、シンセサイザーありのバンドサウンドになり、ポップなサウンドで聴いていると心が洗われるような気分になるアルバムを発表し始める。
1970年代後半にはアメリカのチャートでも発表するアルバム毎に順位を上げる勢いで、1980年発売の6thアルバム「Hold Out」でNo.1を獲得!
1982年には、中学時代、好きだった海外の若手(当時)女優 フィービー・ケイツも出演する映画「初体験/リッジモント・ハイ(原題:Fast Times At Ridgemont High)に楽曲提供していました。
曲名は「Somebody’s Baby」(日本語タイトル「 誰かが彼女を見つめてる」)。この曲が全米でヒットした(7位)、
翌年にこの7thアルバム「LAWYERS IN LOVE」(愛の使者)を発表する。
シンガーソングライターとして歌詞にも注目。
70年代の歌詞は、苦悩や葛藤、心の痛みなどを歌っているようです。80年代には政治的な内容も増えていくことに・・・。
まぁ、とはいえ、英語詞の意味も分からず、響きやサウンドで好きになってもいいじゃない!? と思う私がいる。
歌詞の内容にも変化があったことと直接関係ないかもしれないが、70年代、80年代前半ほど売り上げは伸びなかった。
とは言え、
2004年に“ロックの殿堂入り、2007年には“ソングライターの殿堂入り。
2018年にはガンジー・ピース・アワード受賞。ミュージシャンとしては初の受賞となる。世界平和、環境の調和、社会的正義への、彼の才能を活かした長年に渡る多大な貢献に対して与えられたんだって。
芸術性と社会的正義の両立を成し遂げたシンガーソングライターである。
そういえば、JACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)を聴くと、なぜか浜田省吾さんを思い出すことが多い。少し似てる感じがするんだよね? 歌詞ではなく曲自体ですが、皆さんはどう思いますか?
アルバム『LAWYERS IN LOVE』について
JACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)7枚目のアルバムで、1983年にアサイラム・レコードから発売されました。
過去の3枚のアルバム『The Pretender』 (1976)、『Running on Empty』 (1977)、『Hold Out』 (1980)同様にビルボード200にてトップ10入りを果たした!4枚連続ってことです!
さらにこの『LAWYERS IN LOVE(邦題:愛の使者)』からのシングルカット4曲(アルバム収録8曲)という凄まじい感じでシングルカットしています!
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. LAWYERS IN LOVE(愛の使者)
このアルバムを聴きたくなった切っ掛けの曲。シングル曲ですね。
イントロは軽やかな感じで始まるが、メロディが少し寂しい感じにも聴こえるが・・・ドラム、ギター、シンセサイザーがイイ活躍しています! 綺麗な楽曲で好きな曲ですね。
02. ON THE DAY
ゆったりとした楽曲ですが、ギターソロもありますよ!
ちょっとした渋いロックンロール。
03. CUT IN AWAY
シンセサイザーが活躍しますが、ギターカッティングも左側から聴こえていて、カッコイイ曲に仕上がっています。そして間奏はギターソロは右側から・・とヘッドホンで聴くと耳への刺激もありますよ! 最後にシングルカット(1984年)された曲です!
04. DOWNTOWN
ノリの良いイントロが好きな曲候補として期待大。
派手さはないですが、好きな曲です。
05. TOUCH OF MADNESS
ミドルテンポのロックナンバー。ロック色が強い仕上がりです。シングルカット曲です!
06. TENDER IS ANY DOOR
スローな曲。好きな曲。途中から少し盛り上がるが、基本、落ち着いた曲。綺麗な曲です。
07. KNOCK ON ANY DOOR
夕陽が綺麗な夕方に聴きたい曲。好きな曲。大きく盛り上がるというよりも綺麗なメロディが最後まで続く感じ。
08. SAY IT ISN’T TRUE(偽りの言葉)
どことなく哀し気な曲。真夜中に聴きたい曲。シンセサイザーがいい仕事しています。好きな曲です。
09. FOR A ROCKER
この曲もシングルカットされた曲です。ラストはノリの良い、ロックンロール。でもシンセサイザーが入りますが、気になりません!この曲もシングルカットされた曲です。
久しぶりにこのアルバムを聴きましたが、やはり気持ちがイイですね。
あまりに気持ちが良くて、眠りそうになりました。。。とは言っても退屈ってのとは違いますよ! 刺激的なロック好きでメロディが綺麗な曲好きには、ちょうどいい感じの落ち着いた刺激なのかもしれませんね。
8曲しか入っていませんので、もう一度、好きな曲のみ聴いてみましょうと思ってしまうほど聴き終わるのに時間はかからない…。気に入った曲をもう一度!
フルサイズ音源で楽しむ 『LAWYERS IN LOVE』
シングルカットされた楽曲のうち、2曲をフルサイズでお楽しみください!
Lawyers in Love(Audio)
Tender Is the Night (Audio)
ビデオの内容的にドラマ仕立てのシーンと演奏シーンの構成は変わらず。
あとがき
映画『初体験/リッジモント・ハイ(原題:Fast Times At Ridgemont High)』への楽曲提供
当時人気絶頂のアイドル女優 フィービー・ケイツも出演する映画「『初体験/リッジモント・ハイ(原題:Fast Times At Ridgemont High)』(1982年公開)へ楽曲提供!
青春映画ですが、現在はR指定⁺15だったかと…。
当時、この手の青春映画って多かったとうな気もしますね。
「Somebody’s Baby」(日本語タイトル「 誰かが彼女を見つめてる」)という曲を提供していました!
映画もヒットしたし、この曲も全米でヒットしましたね!(全米7位)、
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
中学生の頃、このアルバムの1曲目「LAWYERS IN LOVE(愛の使者)」をラジオだったかテレビだったかで聴いて、近所のレンタルレコード店(輸入盤専門だった)でアルバムを借りたのを憶えています。結構気に入ったアルバムでした。
当時はレコードプレイヤーが我が家にやってきた頃で、ジャンル問わずポップスやロックなどの音楽を隔たり無く聴いていた時期です。
レンタルすることが多かったため、カセットテープに録音して楽しんでいましたね。
結構1980年代のちょっとポップな流行歌?はヒット曲は好きでも、アルバムはそうでもない・・・ってケースもあるんですが、このアルバムは好きですね。
また、社会人になってから、当時を懐かしみながら、気に入っていた曲が入っているアルバムとかベストアルバムをコツコツと集めていましたよ。
このアルバムも社会人になってからCD購入しました。
多分、最初に聴いた時期から10年以上経ってからですが、好きなタイプの曲ってあるんでしょうね。アルバムの収録曲で好きなとそうでもない曲は最初に聴いた時と変わっていないかもしれません!
メロディが良い とか ノリが良い とか・・・・ 。
サウンド的にはハードロックに比べれば大人しいですが、車の中でも大活躍した曲が多く収録されています。
気負わずに聴けて、車を運転しながら聴いてると気持ちがイイってのが最高です!
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今回は、JACKSON BROWNE『LAWYERS IN LOVE』(1983年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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