GO-GO’S『BEAUTY AND THE BEAT』(1981年)
こんな方におススメ
- 明るく元気なガールズロックが好きな方
- 学生時代、軽音楽部で初めて楽器を触った方
- とにかく、元気になりたい方
- 学生時代、文化祭が好きだった方
- Belinda Carlisle(ベリンダ・カーライル)のソロ作品は知っている方
視聴コーナー
30周年記念 Deluxe Edition バージョンで聴けます
アルバム『BEAUTY AND THE BEAT』について
70年代末期のパンクムーブメントが盛り上がっていた頃、Belinda Carlisle(ベリンダ・カーライル)は週末になるとクラブにパンクバンドを観に行っていたそうです。同じころ、Jane Weedlin (ジェーン・ウィードリン)もパンクの洗礼を受けて、クラブ通い・・・。
そして、二人は出会ってしまうのであった!
意気投合した二人はバンド結成に向けて、動き始める。。
GO-GO’S のはじめの一歩!
その後にメンバーが増えていきながら、メンバーチェンジもありながら・・
I.R.S レコードと契約し、
1981年、デビューアルバム「Beauty and the Beat」を発表。
徐々に人気が高まり、女性だけのバンドとして、初のアルバムチャート全米No.1を記録することになる。
GO-GO’S(ゴーゴーズ)、メジャーデビュー時のメンバー
Vo:Belinda Carlisle(ベリンダ・カーライル)
G:Jane Weedlin (ジェーン・ウィードリン)
G&key:Charlotte Caffey (シャーロット・キャフィー)
Ba:Kathy Valentine(キャシー・バレンタイン)
Ds:Gina Shock(ジーナ・ショック)
GO-GO’S (ゴーゴーズ)の音楽性
デビュー前はパンキッシュなロックンロール。
しかし、無理くり曲を作っているようで、自分達メンバーの色ではなかったと悟り。
路線をポップな方向へチェンジする。
ポップなロックンロールを奏でるバンド。メロディは元気な感じが多い。
とは言っても・・
1stアルバムは、、元気いっぱい!「とりあえず、5人で頑張りました!」っていうノリ。 ちょっとパンキッシュというか、粗削りというか・・どちらかというと、演奏力の問題というか・・・。勢いは少し感じる仕上がりに。
2ndアルバムは、少しは落ち着いた?って感じです。
「勢い任せではなく、周りの音も意識しながら、とにかく一生懸命やりました!」
って感じですかね。勢いよりも周りと合わせる!って感じ。
それでも・・・GO-GO’S はどうしても、学園祭バンド!っていうイメージが強いです。
ポップなロックをキャピキャピの学生が楽しそうに演奏している感じ! かな?
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. OUR LIPS ARE SEALED(泡いっぱいの恋)
ミドルテンポのノリのよいポップな楽曲です。Belinda Carlisle(ベリンダ・カーライル)のヴォーカルも魅力たっぷり! ギターのリズムも心が躍るようで微笑ましい楽曲。アルバムへの期待が膨らみます! ヒット曲のひとつ!
02. HOW MUCH MORE
軽やかなノリの楽曲。学園祭ノリのバンドを象徴するように楽しそうな演奏が目に浮かびます! でもドラムがフロアタムを連打するあたりから、冷や冷やしながら見守りたくなるのはなぜだろう!?・・・。でも素敵な曲ですよ!
03. TONITE
急ぎ過ぎてる?もう少しテンポ落としてもいいんじゃない?って思うのは私だけ? 勢い重視、若いんだから!って感じで進行する楽曲です。
04. LUST TO LOVE
すこしダークなイントロですが、好きな曲。元気いっぱいなイメージですが、こういう曲もイケてます!
05. THIS TOWN(この街のビート)
こちらも少し暗い感じもする楽曲です。それでも一生懸命演奏します!
06. WE GOT THE BEAT
この曲もヒット曲のひとつになりました。懐かしいギターフレーズというか音色というか、懐かしくもあり、パンクを通ったバンドが奏でているって感じがする、煽り曲です!
07. FADING FAST
メロディアスな楽曲。切ない感じのメロディが最後まで耳に残ります。ベリンダ・カーライルの声のせいか、歌唱のせいか・・・。
08. AUTOMATIC(自動的意識)
本当に暗い曲。実はこのアルバムを聴く時、飛ばすことが多い曲です・・・。
09. YOU CAN’T WALK IN YOUR SLEEP
少し元気な曲に戻ります! でも少し単調なのが残念な感じ・・・。
10. SKIDMARKS ON MY HEART
元気な曲に戻ります!!。さすが、パンクを通ったバンドです!少し疾走感がありますがポップです。
11. CAN’T STOP THE WORLD
GO-GO’Sらしい曲で元気で明るい曲でラストを飾ります! キャッチーなメロディに憶えやすいサビ! ノリの良いサウンドは日本のバンドでも好んで演奏するような曲構成です。好きな曲の一つです。
30周年記念のデラックス版は青メイン
Go-Go’s – PK/Electronic Press Kit
30周年記念のデラックス版発売に合わせた30年後のメンバーインタビュー!
久しぶりのGO-GO’S『BEAUTY AND THE BEAT』でしたが、結構楽しめましたねぇ。
映像で楽しむ GO-GO’S『BEAUTY AND THE BEAT』
このアルバム発売当時の映像を中心に紹介します!
アルバム『BEAUTY AND THE BEAT』収録曲のMV
The Go-Go’s – Our Lips Are Sealed
The Go-Go’s – We Got The Beat
2020年 コロナ禍でのリモート演奏 (Live From The Today Show / 2020)
アルバム『BEAUTY AND THE BEAT』リリースから約40年後!
The Go-Go’s – We Got The Beat (Live From The Today Show / 2020)
あとがき
ドキュメンタリー映画『The Go-Go’s』と新曲「Club Zero」
2020サンダンス映画祭で・・・世界
ドキュメンタリー映画「The Go-Go’s」
サンダンス映画祭でプレミア公開! 2020年1月26日に初演。
監督は、イーグルスのドキュメンタリー「The History of the Eagles(駆け足の人生〜ヒストリー・オブ・イーグルス)」を手がけたアリソン・エルウッド。
サンダンス映画祭の説明文によるとドキュメンタリー映画「The Go-Go’s」の内容は
バンド・メンバーのインタビュー、アーカイブ映像をももとに、
・ロサンゼルスのパンク・シーンで生まれ、ポップ現象になったバンドの流星のような華々しいあっという間の成功の記録
・名声と成功へのプレッシャーが高まるにつれ、おなじみのストーリーが展開され、ドラッグとやアルコール、内紛、憤りが彼女たちを苦しめ始めたことに関して・・・・。
などで構成されている。
The Go-Go’s (2020) Official Trailer | SHOWTIME Documentary Film
この予告編を見るだけでもGo-Go’sの魅力がわかるかも
新曲「Club Zero」もフューチャーされています!
ロサンゼルスにあるライブハウス「Whisky a Go Go」で披露するLIVEまでの過程も!
The Go-Go’s — Club Zero | LIVE Performance | Small Stage Series | SiriusXM
Whisky a Go Goで初披露となる新曲「Club Zero」の演奏ですが、ちょっと緊張した感じの演奏なのもいいねぇ~。
2020年新曲「Club Zero」:The Go-Go’s – Club Zero (Official Video)
新曲「Club Zero」レコーディングされたバージョンの音源がこれ
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
GO-GO’S を初めて聴いたのは、ラジオから流れた「VACATION」という曲でした。
レンタルレコード屋さんで、アルバムでは2ndアルバム『VACATION』を借りた後、
それなりに気に入ったので、1stも…という感じでしたが、当時は借りなかったかと、、、、。
その後、CD化に伴い1st『BEAUTY AND THE BEAT』を購入しちゃいました。
超お気に入りまではいかないものの、好きな曲も出来たので良しとしました!
学園祭で見かけるような元気な明るいバンドってイメージのままの楽曲!っていう感じが微笑ましく思っていたのを記憶しています。
久しぶりに聴いたアルバム『BEAUTY AND THE BEAT』、当時の印象のままだった!
GO-GO’S 商品関連
今回は、GO-GO’S『BEAUTY AND THE BEAT』(1981年)アルバム・レビューでした!
またねぇー。
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