彗星の如く現れて、彗星の如く消えていった 若きパンクバンド の1stアルバム。英国盤(日本盤)と米国盤では、アルバム収録曲や曲順までも違っていたアルバム!!
GENERATION X「GENERATION X」(1978年)
こんな方におススメ
- 70年代英国パンクロックシーン最後のアイドルに興味がある方
- SEX PISTOLS の元親衛隊だったBILLY IDOL に興味がある方
- 勢いもあって、ポップセンスもあるロックバンドに興味がある方
- BILLY IDOL (ビリー・アイドル) の英国時代のバンドに興味がある方。
- 英国盤と米国盤で収録曲が違う1stアルバムに興味がある方
アルバム「GENERATION X」について
このアルバムは英国盤と日本盤が同じ選曲、曲順で11曲収録ですが、
米盤は3曲差し替え、1曲追加して、曲順変更で12曲となっています。
英国好みと米国好みがあるようで・・・、この時期、結構、英国アーティストのアルバムが米国発売時に曲順入替や曲違いなど、結構あったようですよ。
今回のGENERATION Xの場合、パンクだよね~って曲を幾つか削って、キャッチーなロックンロールっぽいものを持ってきていますね。あとはレコーディング技術での実験的な曲「WILD DUB」を追加したのかな?
レコード会社も商売ですから、致し方なし!?
で、コレクターは両方集めたいわけですよ! 好きなバンドだと尚更・・・。
うぅ・・・懐が寒くなるわけです。。。
ということで、私個人として、日本盤とアメリカ盤を持っていたはずですが、見つかったのが米国盤のみ。どこ行った!?日本盤!!
で、今回、試聴コーナーは米国盤にしようと思ったのですが、見つからず、英国盤(日本盤)+米国追加曲盤になりました!
英国盤/日本盤の収録曲
01. FROM THE HEART
02. ONE HUNDRED PUNKS
03. LISTEN
04. READY STEADY GO
05 .KLEENEX
06. PROMISES PROMISES
07. DAY BY DAY
08. THE INVISIBLE MAN(透明人間)
09. KISS ME DEADLY
10. TOO PERSONAL(個人主義)
11. YOUTH YOUTH YOUTH
米国盤の収録曲
01.GIMME’ SOME TRUTH
02.WILD YOUTH
03.FROM THE HEART
04.READY STEADY GO
05.KLEENEX
06.PROMISES PROMISES
07.DAY BY DAY
08.ONE HUNDRED PUNKS
09.YOUR GENERATION
10.KISS ME DEADLY
11.WILD DUB
12.YOUTH YOUTH YOUTH
GENERATION X デビュー時のメンバー
Vo :Billy Idol(ビリーアイドル)
G :Bob Andrews(ボブ・アンドリュース)
Ba :Tony James(トニー・ジェイムス)
Ds :Mark Laff(マーク・ラフ)
TOMOZY のアルバム「GENERATION X」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
※今回は英国盤/日本盤の紹介といたします。
01. FROM THE HEART
パンクっぽい楽曲。ドラムもベースも忙しそうです! 根底はロックンロールですが、テンポをあげるとこうなる という見本ですかね!?
02. ONE HUNDRED PUNKS
初期の GENERATION X っぽい! と思う曲。 それでもキャッチーなメロディが活きています! この曲も代表曲といっていいでしょう。
03. LISTEN
サウンド的にはパンクなんだけど、ちょっとテンポの速いロックンロール。
テンポを落として、金属的なギターサウンドを、ミドルが聴いた音色の出るギターで演奏したら、ちょっと変わって聴こえそうな曲。
04. READY STEADY GO
GENERATION X の代表曲でもあります。勢いもあり、キャッチーなメロディはKIDSのハートを射抜いてしまったんでしょう・・・。やられた!って感じの曲です!
05. KLEENEX
勢いのあるギター、ベースのリズムが気持ちいい。それでも楽器隊は、みんな忙しそうです!
06. PROMISES PROMISES
ドラムのタム回しがカッコいいイントロ! 楽曲自体は少し落ち着いた感じに聴こえるのは、他の曲が勢い強いからかな。粗削りなところは多めにみましょう。ギターソロもカッコいい。
07. DAY BY DAY
これまた、楽器隊は忙しい曲!! 勢いがあってよろしい!!
08. THE INVISIBLE MAN
やはり、メロディはキャッチーな曲。ちょっと演奏はお粗末な感じですが、そこはご愛敬です。
09. KISS ME DEADLY
少しだけ悲しい曲。終盤になれば、やはりロックナンバー! この手のバンドが好きな方は、この曲好きな人は多いはず。この曲もGENERATION X を語るには外せない、代表曲と言っていいでしょう。
10. TOO PERSONAL
ロックンロールですが、ギターはやはりパンキッシュで粗いです! 粗すぎます!。
やはり、演奏はお粗末な感じですが、そこがいい。
11. YOUTH YOUTH YOUTH
オーソドックス!? な ロックナンバー。一応、掛け合いできる煽り曲。この曲の終盤はギターが暴れまくります!!! 金属音が・・耳を劈く!!
英国盤/日本盤アルバム全体を通してのコメント
アルバム全体を通して聴くと、粗削りながらも楽曲自体は魅力的なものが多い。
特にギターのサウンドはかなり粗い感じなので、音的および演奏スタイル的に好き嫌いというか、受け入れられるか否か? に分かれそうです。
この手のサウンドに抵抗なければ、ポップな面も持ち合わせたロックバンドとしてお薦めの1枚です!
「GENERATION X」収録曲をフルサイズで楽しむ
今回、動画の用意はできませんでした。YouTubeのaudio動画のみとなりますのでご了承ください。
アルバム収録曲より個人的に好きな曲を厳選し3曲ご紹介いたします。
Ready Steady Go (2002 Remaster)(audio)
Kiss Me Deadly (2002 Remaster)(audio)
Youth Youth Youth (2002 Remaster)
おまけ:米国盤収録曲「Wild Youth」 (オフィシャルミュージックビデオ)
Generation X – Wild Youth (オフィシャルミュージックビデオ)
あとがき
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CDは紙ジャケ仕様を集めています!という場合はこれ
とにかくコレクターアイテム的な商品が好き!って場合はこれかな?
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
中学生の頃、友人の伝手でテープにダビングしてもらったものを聴いていました。
パンキッシュなスピード感が好きだった記憶。
更にバンドメンバー全体的な見た目も結構惹かれるところが多かったこともあって、2nd「VALLEY OF THE DOOLS」の2枚で好きなバンドの仲間入りした感じでした。
また、その当時は英国盤/日本盤と米国盤で収録曲が違うなんてことは全く知りませんでしたねぇ~。
月日は流れ、20代になった頃に2種類の「GENERATION X」が存在することを知りました。
そこからは・・・・。
輸入レコード/CDショップ巡りで米国盤があったら購入しようと思いながら、お店を転々と探して回った事も懐かしい記憶ですね。
それでは、今回はこの辺で…。
またねぇ~。
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