レコード会社との契約は新人ながら数千万円~数億円との噂が・・・! チープトリックでお馴染みのシカゴ近郊から出て来た中毒性のある楽曲が魅力的なバンドのメジャーデビュー作! しかし・・・デビュー後に訪れる数々の不運に見舞われたバンドでもあった⁉
ENUFF Z’NUFF『ENUFF Z’NUFF』(1989年)
こんな方におススメ
- ビートルズやチープトリックが好きでヘヴィな音も好きな方
- ルックス先行で、音楽聴かずに毛嫌いしてしまった方
- 退廃美という中毒性のあるメロディに魅力を感じる方
- ファンはマニアな方々が多い!そんなバンドに興味がある方
- ちょっと センチな気分になってみたい方
視聴コーナー :アルバム『ENUFF Z’NUFF』
アルバム:『ENUFF Z’NUFF(イナフ・ズ・ナフ)』について
ハードロック/ヘヴィメタル、ヘアメタルに分類された ENUFF Z’NUFF(イナフ・ズ・ナフ)の1stアルバム。
当時、レコード会社争奪戦を制したのは当時ATCOレコードの社長(元ポリグラム・レコードの敏腕A&Mでボンジョビやシンデレラなどを発掘したディレク・シュルマン)
であった。
契約金は数千万~数億円とも言われるが、真相は?
アルバムの内容は、
アメリカのバンドでありながら、ブリティッシュっぽい湿っぽさも、少し見え隠れするメロディが印象的なハードロック。
CheapTrickをもっとヘヴィにした感じとでも言うのが正しいかもしれません。
実はメロディも楽曲もしっかりしたバンドであり、軽い感じのチャラいバンドでは全くなかったのだが・・・。
デビュー時の化粧をしてのVideo撮影などの影響か・・・。
その後、訪れる・・不運が待っているのは、この時は誰も思わなかっただろう。
もしかすると・・悲劇の始まりでもある メジャーアルバム かもしれません。
TOMOZY のアルバム『ENUFF Z’NUFF』評価
収録曲へのコメント
01. NEW THING
イントロから、これはカッコいいに違いない!と思わせる。メロディはキャッチーさもあるが気怠く歌うヴォーカルに魅かれた! なんとも言えない感覚が新鮮でもあった。好きな曲です!
02. SHE WANTS MORE
ゆったりとしたテンポで進行する楽曲。なんとなくチープトリックを思い出させる楽曲でした。この曲も少し気怠い感じで歌うヴォーカル:Donnie Vie(ドニー・ヴィー)が魅力的。
03. FLY HIGH MICHELLE
ドラッグで亡くなったDonnie Vie(ドニー・ヴィー)のガールフレンドの事を唄った楽曲との事。美しいメロディが切なくさせます。
04. HOT LITTLE SUMMER GIRL
明るめの楽曲。しかし、ねちっこいDonnie Vie(ドニー・ヴィー)の歌唱がパーティロックと迄は行かない。程よい気怠い感じが微笑ましい。
05. IN THE GROOVE
ゆったりした楽曲。実はこの曲はあまり好きではない・・・。実はこういう感じがどうも苦手。サウンドがヘヴィな点もあるが・・・。
06. LITTLE INDIAN ANGEL
明るめに聴こえる楽曲。進行自体も楽しませてくれます。好きな曲です
07. FOR NOW
滅茶苦茶、ポップな楽曲に聴こえます!この曲好きです。
08. KISS THE CLOWN
アルバムで一番ノリノリの楽曲! Donnie Vie(ドニー・ヴィー)のヴォーカルも冴えわたり、途中でエルヴィスを意識したかのような歌い方になったり・・・楽しませてくれます! この曲好きです!
09. I COULD NEVER BE WITHOUT YOU
ロックバラッドに仕上がった美しい楽曲。曲の進行に合わせて、勝手に思い思いの映像を想像してみましょう・・・。イイ曲です!
10. FINGER ON THE TRIGGER
前半のちょっと土臭い感じのギターフレーズがカッコいい
やはり、ENUFF Z’NUFF は カッコいい! でもレモンスカッシュ飲みながら聴きたい!。??
映像で楽しむ ENUFF Z’NUFF
ENUFF Z’NUFF『ENUFF Z’NUFF』に収録されている楽曲のMVなどをご紹介
“New Thing” | Enuff Z’Nuff | New 16:9 Formatting
このビデオ、当時結構流れていたので見たことある人も多いのでは?
Fly High Michelle | Enuff Z’Nuff | New 16:9 Reformat
何気に「Fly High Michelle」って曲、好きな人多いと思う…
あとがき
ENUFF Z’NUFF(イナフ・ズ・ナフ)の現在
ENUFF Z’NUFF というバンドが一時期、空中分解されていたこともあって、
Donnie Vie(ドニー・ヴィー)、Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)ともに別のプロジェクトも同時進行しながら、ENUFF Z’NUFF の活動を行うようになる。
最終的には、完全に Donnie Vie(ドニー・ヴィー)抜きで制作されたアルバム「Diamond Boy」が2018年にリリース! Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)の決意表明のようなアルバム。
その後…。2020年になるとアルバム「Brainwashed Generation」をリリースするのですが、Donnie Vie(ドニー・ヴィー)もゲストとして1曲歌っています。
他にも参加アーティスト名を見ると元ENUFF Z’NUFFとしてVinnie Castaldo(ヴィニー・カスタルド)やTony Fennell(トニー・フェンネル)なども・・。
まぁ、昔からの ENUFF Z’NUFF ファンの方は・・・
Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)率いる ” ENUFF Z’NUFF ”
Donnie Vie(ドニー・ヴィー)が歌う ” Donnie Vie ”
この二つの存在を楽しむことになるのだろうなぁ~ きっと・・。
ということで、Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)率いる ” ENUFF Z’NUFF ”の映像を楽しもう!
映像で楽しむ ENUFF Z’NUFF その2
Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)が歌う「New Thing」のライブからみてみよう!
Enuff Z’Nuff – New Thing – Live at the Whisky a go go
Enuff Z’Nuff – “Catastrophe” – Official Music Video
Chip Z’nuff(チップ・ズナフ)が歌う ENUFF Z’NUFF も月日が経つと慣れるのかな?
新曲だと全く違和感ないんだけどね。。
Donnie Vie – Birthday Bash (Song: I won’t let you down)
2023年3月20日にアップされたDonnie Vieの音源! 健在で何より…。
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
ENUFF Z’NUFF のメジャー1st「ENUFF Z’NUFF」に関しては、自分好みの楽曲が含まれるアルバムを出してくれるバンドが現れたと思いましたね。
ねちっこいヴォーカルの歌唱も中毒性ありすぎ!!!
でも、不満な点と言えば、サウンドが・・HR/HM的なギターサウンドだった事。
本人達は、いいメロディの楽曲をアグレッシヴに演奏しただけなんだろうけど・・。
ハードロック/ヘヴィメタルも嫌いじゃないけど・・・
この頃、好みが少し変わった(戻った?)感じの時期だったし・・。
サウンド的にはハードでメタリックな部分があるのですが、メロディがイイじゃないですか!?
アメリカのバンドですが、湿っぽいとこもあって・・・・
この ENUFF Z’NUFF には惹かれましたね!
でも・・・周りの仲間は、そんなに評価が高くなかった!!!
どうしても中途半端な感じに聴こえる(思える)らしい・・・。
同時期にデビューのPRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)のようにおもい切ったバンドの方がまだ良いみたいでしたね。
アメリカの80年代のハードロック/ヘヴィメタルバンドに関して、私は好き嫌いがはっきりしちゃう感じで、好きか嫌いしかない感じです。。
まぁ、嫌いといいうか・・アルバムを聴いてみて、、どうしても苦手なバンドもいますので、周りの仲間にも同じような感覚もあるでしょう。。。
でも、ENUFF Z’NUFF は私にとっては中毒性のあるバンドになってしまった。
音沙汰なくても、なぜかタイミング良く新作発売の情報を耳にしたり・・記事で知ったり・・・そして、購入してしまう日々が続くのであった。
ENUFF Z’NUFF 商品関連
今回は・・・ENUFF Z’NUFF「ENUFF Z’NUFF」(1989年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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