DURAN DURAN『SEVEN & THE RAGGED TIGER』(1983年)
こんな方におススメ
- ニューロマンティックムーヴメントに浸ってみたい方
- ダンスミュージックとかファンクの要素を取り入れたバンドに興味がある方
- 80年代前半のイギリスのニューウェイヴ・ロックバンドに興味がある方
- バンド名は聞いたことがあるけど、まだ楽曲を聴いたことがない方
- より力強く80年代前半、バンドの頂点に達したアルバムに興味がある方
視聴コーナー
Deluxe Edition のバージョンだとRemixバージョンやLIVEバージョンなど含めてかなりの曲数が収録されています
アルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』について
1983年に発売されたDURAN DURAN(デュラン・デュラン)の3rdアルバム。
初期作品のプロデューサー:Colin Thurston(コリン・サーストン)から変わって、新規一転して、制作されたアルバム。
このアルバム前にシングル「Is There Something I Should Know?(邦題:プリーズ・テル・ミー・ナウ)」をリリースするのですが、この時に共同プロデューサーとしてバンド:ROXY MUSICでのスタジオスタッフであるIan Little(イアン・リトル)を起用。
このアルバムでもIan Little(イアン・リトル)も関わっているのですが、その際、ROXY MUSICのソングライティングの手法をバンドに伝授したそうです。
前作の2nd『Rio(リオ)』はシンセサイザーを駆使しつつディスコやファンクの要素も取り入れていたアルバムですが、評論家からは賛否両論の評価だったが、唯一メロディーは称賛されたところでしたね。アルバム『Rio(リオ)』が全英2位、全米6位でした。
今回の3rdアルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』ですが、リリース初登場で全英1位獲得と好スタートでした。バンド史上唯一の全英1位アルバムとなっています。
アルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』発売当時のメンバー
Vo:Simon Le Bon(サイモン・ル・ボン)
G:Andy Taylor(アンディ・テイラー)
Ba:John Taylor(ジョン・テイラー)
Ds:Roger Taylor(ロジャー・テイラー)
Key:Nick Rhodes(ニック・ローズ)
ちなみに、メンバー5名の内、Taylor(テイラー)姓が3名いますが、血縁関係はないそうです! まぁ、鈴木さん、佐藤さんと同じように沢山いるんでしょう、、、Taylor(テイラー)さんって。。。
そういえば、前作『Rio』発売前の1982年4月に初来日公演を行っています。
当時のロック・ポップス、特に洋楽ファンの間では、メンバーのルックスもカッコいいと来たら、当時のロック少女たちは黙っているわけないでしょう。。。日本でも大人気バンドでした。
サウンドはダンスミュージックの要素を取り入れたバンドでしたね。
ニュー・ロマンティック・ムーヴメントって、彼らのためにできたような気もするくらい。
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. The Reflex
シングルヒットした曲。サントリーウィスキーのCFソングでもありました。
02. New Moon On Monday
この曲が聴きたくて,CD購入したような感じでしたね。この曲好きなんです。
03. (I’m Looking For) Cracks In The Pavement
ゆったりとした楽曲。バックのサウンドが好きか嫌いかで分かれるんだよねぇ~。この手のバンドは・・・。
04. I Take The Dice
この曲は結構好きだったりします。でもね、エレクトリックなサウンドがちょっとねぇ~・・・とも思ってしまう。
05. Of Crime And Passion
結構、ギターサウンドも入ってるんだが、どうしてもサウンドが苦手な感じです。
06. Union Of The Snake
ゆったりとしたテンポなのだが、もっとアップテンポで聴きたい・・・と思うのは私だけだろうか? 結構イイ曲だと思うのだが・・・。
07. Shadows On Your Side
なんか明るい雰囲気も感じる楽曲ですが、暗く感じるんです・・・。
08. Tiger Tiger
まったりと、ゆったりと・・・。
09. The Seventh Stranger
この曲、やはり夜が似合うと思います。結構、この曲好きかもしれません。
久しぶりの DURAN DURAN「SEVEN & THE RAGGED TIGER」でしたが、当時の印象とあまり変わらなかったが、この曲好きかも!っていうのが増えた気がします。
映像で楽しむ 『SEVEN & THE RAGGED TIGER』
アルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』からのシングルカット3曲とおま+ライブ映像を少しご紹介!
※映像の収録年代によって音量の大小がありますので、音量には気を付けて楽しみましょう!
アルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』シングル3曲
シングルカットされた3曲のミュージックビデオをアルバムリリース前にシングルカットされた楽曲「Is There Something I Should Know?(邦題:プリーズ・テル・ミー・ナウ)」のミュージックビデオ!
Duran Duran – The Reflex (Official Music Video)
まずは・・・アルバム1曲目の「The Reflex」 MV
Duran Duran – New Moon On Monday (Official Music Video)
アルバム2曲目の「New Moon On Monday」MV。(この曲好き!)
Duran Duran – Union Of The Snake (Official Music Video)
アルバム6曲目(LPレコードだとB面1曲目)の「Union of the Snake」のMV。
この曲がアルバムより先行してシングリリースされたんです!
おまけ:シングル「Is There Something I Should Know?(邦題:プリーズ・テル・ミー・ナウ)」
今回紹介したアルバム『SEVEN & THE RAGGED TIGER』リリースよりも前、1983年3月にリリースしたシングル! この曲聴くと80年代! ニュー・ロマンティック・ムーヴメント!ってのを思い出します。。。
Duran Duran – Is There Something I Should Know? (Official Music Video)
LIVE映像
MVで紹介した楽曲の内、2曲のライブ映像を紹介!
Duran Duran – The Reflex (Live Aid 1985)
伝説のライブエイドからの映像
おまけ:Duran Duran – “Is There Something I Should Know” from AS THE LIGHTS GO DOWN
結構、このライブ映像凄い! カッコいいです!
オーディエンスの熱狂ぶりも凄い! メンバーもカッコいい‼ これ見ちゃったら憧れちゃうくらい素敵なライブ映像です!
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
前の2作のアルバムにもイイ曲多いのですが、エレクトリックなサウンドは個人的に好き嫌いがはっきりするんですよね。
で、DURAN DURAN の場合はどうかというと・・・曲によって変わるってのが結論です。このアルバム収録曲だと2曲目の『New Moon On Monday』は好きです。
当時、このアルバムは近所にあった輸入レコード専門のレンタル屋さんがあったんですが、そこで借りて、テープに録音して聴いていました。
まぁ、洋楽ヒットチャートなどから どんなのか気になってましたから・・・。
しかし、この頃になると、ロックバンドとしての刺激的な部分が感じられないと、どうしても好きになれなかった時期でもあるので、それほどのめり込まなかったのが正直なところ・・・。
当時は好きとか嫌いとか よりも洋楽に興味があったんですよね。と同時に自分の好きな感じの音楽ってのも、なんとなくわかり始めてきた時期だったと思います。
まぁ、ダンスミュージックにファンクの要素というより、もっとポップス・ポップスした雰囲気だったら、好きになっていた曲はもっともっと多かったかもしれません。
DURAN DURAN が好きだった人には申し訳ない!
そんなに好きなサウンドではないのが正直なところ。その後は聴かず嫌いのように新譜は聴かなくなるんですよねぇ~。。。
しかし、DURAN DURAN って凄いのは、あの曲、どんな感じだったっけ? ってたまに気になるんですよね。
時が経って大人になってから、どうしても『New Moon On Monday』が聴きたくなったので、CDを購入したんですよねぇ~。
で、たまに聴いてみる…。
そして、「あー、そうだった、こういうのだった」ということを繰り返しています。
DURAN DURAN 商品関連
今回は、DURAN DURAN『SEVEN & THE RAGGED TIGER』(1983年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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