1979年にゴシック・ロックバンド風の”ナイトメアーズ・イン・ワックス”が1980年にDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)に生まれ変わった! それは1stシングルのレコーディングの約10分前に決まったっていう話だから凄いバンド! そもそも史上最低のバンドを目指したっていうんだから、それも凄い話だ! そんなDEAD OR ALIVEの2ndアルバム!!
DEAD OR ALIVE『YOUTHQUAKE』(1985年)
こんな方におススメ
- ビートの効いた電子サウンドながらロックを感じる楽曲が好きな方
- ユーロビート、ハイエナジーと聞くと青春時代を想いだす方
- 実は親が好きで車の中で良く聴いていた記憶がある方
- グラムロック、パンクロックの次はこれだ!と英国ロックが好きな方
- 奇抜な衣装にメイク、グラマラスなルックスのアーティストが好きな方
視聴コーナー :アルバム『YOUTHQUAKE』
DEAD OR ALIVE『YOUTHQUAKE』について
1985年にリリースされたDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)の2ndフルアルバム。
1984年にリリースされた大ヒットシングル、”You Spin Me Round (Like A Record)”が収録されていることもあり、大注目のアルバムでしたねぇ~。
“You Spin Me Round (Like A Record)”は無駄がなくシンプルで心地よいエレクトニックなビートにポップなメロディが印象的!
これまでのDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)と多少変わってきた!って感じでしたね。
そして・・その後、80年代半ばから90年代にかけて、日本でのユーロビート/ハイエナジーを中心としたディスコブームの中でもロックっぽい楽曲のバンドとして注目されていくんです。。
1stアルバム時よりも吹っ切れた感じのエレクトニックビート感が強くサウンドの変化がはっきり表れたアルバムでもある!!
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント(所有CD ボーナストラックなし)
01. YOU SPIN ME ROUND (LIKE A RECORD)
妖艶な美貌なのに野太い声で歌うスタイルがカッコいい! そして、キャッチーなメロディにノリの良い楽曲! エレクトロニックなサウンドが少し苦手だったんですが、なぜかすんなり受け入れられました! 好きな曲です。
02. I WANNA BE A TOY
イントロの音色は正直、少し苦手な感じの音色です・・・。もっとギターサウンドをいれてくれるとうれしんだが・・・。
03. D.J.HIT THAT BUTTON
この曲は管楽器音も加わってくるので、聴き応えありますが、ちょっと苦手な感じのサウンドであります・・。でも聴きこむと結構気に入ってくる曲だったりもします。
04. IN TOO DEEP
この曲の出だしは問題なく、好きです。そしてボーカルが入るあたりから、電子音が強いんですが、私でも問題なく聴ける優れもの。 眠くない夜に聴きたい。
05. BIG DADDY OF THE RHYTHM
電子音バリバリですが、この手の感じは好きです。派手な感じのアレンジでこの曲は大好きです。
06. CAKE AND EAT IT
イントロ部分が妖しく好きな感じ。ドラムとボーカルが加わり、盛り上がっていく感じがたまりません! この曲は好きな感じで盛り上がってくれます!
07. LOVER COME BACK TO ME
ノリが良く、威勢がイイ! そしてボーカルは少し落ち着いた感じで始まり、徐々に盛り上がっていく感じが好き! サビは滅茶苦茶キャッチーです! この曲も大好きです。
08. MY HEART GOES BANG
イントロが凄く好き。綺麗でノリがいい曲です。この曲はアルバムの中で一番好きです。ボーカルメロディもリズムもキャッチーだし、音色も凄く好き。こういう音色とリズムによって、この手の音楽が好きになった切っ掛けの曲かもしれません。。
09. IT’S BEEN A LONG TIME
結構、シリアスな感じがする楽曲。結構抉られる感じの曲で好きです。
8曲目、9曲目のアルバムラスト2曲で、このアルバムカッコいいと印象付けられてしまった!!!
久しぶりのDEAD OR ALIVE「YOUTHQUAKE」!
懐かしいーーー! と感じながら、結構、苦手な曲もあったと気付く自分がいました。
しかし、ラスト2曲でこのアルバムカッコいいと思い、1曲目に戻って聴き直すと、なぜか苦手だった曲もそんなに苦手な感じがしなくなっている自分に気付きます!!
映像で楽しむ DEAD OR ALIVE『YOUTHQUAKE』
アルバム収録曲のオフィシャルビデオを集めてみました。最後は日本公演のライブ映像ありますのでお楽しみください。
You Spin Me Round (Like a Record) (Official Video)(1984年)
音声のみですが、雰囲気はバッチリ!
ちなみに、DOCTOR AND THE MEDICS の「Waterloo」MVの内容は、 Eurovision Song Contes 1974でABBAが受賞した時のセカンドステージの模様をパロディにした内容なんですよね~。
きっと、DOCTORは、この時の記憶? 印象? が強いんでしょうかね?
In Too Deep (Official Video)(1985年)
オリジナルはABBAですねぇ~。
このビデオのABBAですが、ロンドンブーツとか穿いて…。グラムロックバンドのようだわ。
Lover Come Back (To Me) (Official Video)(1985年)
My Heart Goes Bang (Get Me to the Doctor) (1985年)
気になるライブ! 日本公演動画!
正直、ライブ演奏はどうなんだろうかね? 上記のMVと同じ順に4動画みてみよう!
生で観たことないので何とも言えないけど、日本公演に行った人どうだったんですかね?
音を聴くとなんか、ボーカルの音声もしっかりしすぎ…? また、歓声はあとから乗せたような? どうなんでしょうかね?
以でも、映像見た限り、会場は盛り上がっているので、ライブとしてはかなり楽しかったんだと思います! 観たかったなぁ~生で。。。
Dead Or Alive – You Spin Me Round (Like a Record) [Live In Japan]
Dead Or Alive – In Too Deep (Live In Japan)
Dead Or Alive – Lover Come Back (To Me) [Live In Japan]
Dead Or Alive – My Heart Goes Bang (Get Me to the Doctor) [Live In Japan]
DEAD OR ALIVE について
1979年にDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)の前身バンド”Nightmares In Wax(ナイトメアーズ・イン・ワックス)はゴシックロック的なバンドだったようです。
1980年になると、1stシングルのレコーディングをすることになるのだが、レコーディングをする約10分くらい前に、バンドの中心人物であるボーカルのPETE BURNS(ピート・バーンズ)がバンド名をDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)にしたっていう話だ。
1980年から1984年にかけてはシングルをリリースしていく。
シングル発売を機にピートのビジュアルに関しても注目が集まる!
妖艶な美貌に奇想天外なファッションへのビジュアルはカルチャークラブのボーイ・ジョージの真似だと言われたりともしていたが、、
もともと70年代にレコード店で働いていた時から、奇想天外なファッションをしていたらしいので、どちらが真似たのか、そんなことはどうでもいいかな!と思います。
1983年頃にCBS/EPICとのメジャーレーベルとの契約
イギリスのみならず、アメリカでも注目され始めるのがこの時期でしょう。
1984年、1stアルバム「Sophisticated Boom Boom (美醜の館)をリリース
そして・・・1984年に大ヒットシングルとなる”You Spin Me Round (Like A Record)”がリリースされ人気グループへと昇りつめる。
2ndアルバムから STOCK、AITKEN、WATERMAN という無名のプロデュースチームを起用していくが、この起用が良かったのでしょう。。
楽曲の方向性が固まった感じで、エレクトロニックなサウンドながら、ロック的なニュアンスが出るサウンドが心地よくハマっていくのであった。
1985年、2ndアルバム「YOUTHQUAKE」リリース
その後、数年の間、ユーロビート/ハイエナジーと呼ばれる類の一人者として日本でも大人気となり、ディスコでDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)が流れれば、フロアは大興奮状態になるほどだったのは記憶に新しい光景だった。
1986年、3rdアルバム「Mad, Bad, and Dangerous to Know (ブランド・ニュー・ラヴァー)をリリース
1987年、来日記念盤「Rip It Up 」リリース
これまで、お馴染みの曲をメンバー自身でリミックスした楽曲を収録している。
1988年、4thアルバム「Nude」リリース
1990年、5thアルバム「Fan the Flame (Part 1) 」リリース
その後・・少しずつ音楽業界での立ち位置が変わり、日本のみのリリースになったりする時期もあり、
1995年、6thアルバム「Nukleopatra」リリース。
この頃、中心人物のボーカルのPETE BURNS(ピート・バーンズ)の美への追及として、整形手術を行っています。
美への追及・・・人それぞれ美の基準など違いがあるんだなぁ~と思う・・・。
その後・・・PETE BURNS(ピート・バーンズ)は整形手術を繰り返すあまり、体調を崩し、再起するのに時間を要することになったり、と・・・1990年後半には大変な状況に陥っていたようです。
そして・・・
2000年になり、長い沈黙を破り、デッド・オア・アライブが遂に復活!!
2000年、7thアルバム「Fragile」リリース
中心人物のボーカルのPETE BURNS(ピート・バーンズ)のルックスは以前とは別人のような感じであったが、本人及びメディアは整形手術における悲痛な状況だったこと、治療のために自作の著作権まで売り払ったことも含め、テレビで特集されたりと、頻繁にメディアに露出することとなる。DEAD OR ALIVEの復活ブームと化した時期もあった。
しかし・・・2011年には既に解散状態であることを公表。再結成はないと語った。
そして・・・2016年、PETE BURNS(ピート・バーンズ)は帰らぬ人となり、DEAD OR ALIVE は完全に幕を閉じることとなった。。。。
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
なにげにポップなユーロビート/ハイエナジー系の曲も好きなんですよね・・・・。
メロディがポップなものが多く、ビートが効いていたら、ノリノリのサウンドだしね。
その中でもグループ/バンドとしてもDEAD OR ALIVE(デッド・オア・アライブ)はアルバムを通してカッコいいと思えるバンドのひとつです。
今でも、たまに聴きたくなるバンドのひとつです!
高校生から卒業後少しの間、70年代からのディスコソングやユーロビート/ハイエナジー系が好き、というかディスコが好きな友人と一緒にディスコに行った時に、気に入った曲が DEAD OR ALIVE だった!!
まぁ、他にもPOPな感じの曲で好きな曲も多いのですが、DEAD OR ALIVEが一番ロックを感じるサウンドだったというがお気に入りになったかな。
キャッチーなメロディでノリの良い曲がお好みなので、
Paul Lekakis -の Boom Boom (Let’s Go Back To My Room) とかRick AstleyとかBananaramaとか・・・普通に好きだったりします・・。
当時、平日、火曜日はロンドンナイトで新宿ツバキハウス、日曜日はヘッドバンキングナイトだったかな?ヘヴィメタル専門ディスコと化す新宿ツバキハウス。
金曜日か土曜日には六本木で・・普通?のディスコで遊んでた・・・。
もちろん、ライブハウスでロックバンドのライブを観に行ったり・・・と。
まぁ、ロック好きな私でしたが、ユーロビート関連も嫌いじゃなかったかな。
車の中で流してて、心地よいですし・・。
青春の想い出として、当時の記憶にユーロビートは欠かせないサウンドかもしれません。
ロック姉さんの甘い香水の香り/輸入レコード店の甘い香り・・
それとも少し違う・・もう少しリッチな香り?とでもいうのでしょうか?
ん~~、イケイケなバブル時代・・。
個人的にはバブルの恩恵は全く縁がありませんでしたけど・・・。
甘い想い出が少しばかりあったかな?
そんなこんなで、ユーロビート/ハイエナジー系のアーティストものも少しばかりコレクションの中にあります。
その中でもDEAD OR ALIVEのCDは結構持っていると思います。
でも、これまた1stアルバムが見つかりません。。。持っていたと思うんだけど・・・。
見つかったら、紹介します。。。
DEAD OR ALIVE 商品関連
今回は・・・DEAD OR ALIVE「YOUTHQUAKE」(1985年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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