DAVID LEE ROTH『CRAZY FROM THE HEAT』(1985年)
こんな方におススメ
- ポピュラーミュージックを歌うDAVID LEE ROTHに興味がある方
- アメリカ文化の音楽好きな方
- ジャンルとか別に拘らないし、楽しければそれでよしの方。
- VAN HALEN脱退後のDAVID LEE ROTHに興味がある方
- 80年代アメリカのHR/HMに興味がある方
視聴コーナー
アルバム『CRAZY FROM THE HEAT』について
DAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)について
ハードロックバンド、ヴァン・ヘイレンのボーカリストとして知られている。
バンドのエンターテインメント性重視の路線を牽引し、その明るく豪快で華やかなキャラクターから「ダイヤモンド・デイヴ」の異名を持っている方。
1985年にVAN HALENを脱退し、ソロに転向。
DAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)自身は、音楽に対して、特に拘りがない人物だろう。フランク・シナトラからディープ・パープルまで、彼が若いころに聴いた音楽を愛しているのかもしれません。
今回紹介するアルバムにも別にハードロックに拘らない選曲もありますしね。
1985年、EP盤「Crazy From The Heat」発表
EP盤での明るい、DAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)健在っぷりを見せつけた後にフルアルバムを発表するのですが、なんと技巧派プレイヤー集団のバンドスタイルで登場する!
ギターは元ALCATRAZZのSTEVE VAI(スティーヴ・ヴァイ)、ベースには元TALASのBILLY SHEEHAN(ビリー・シーン)、ドラムにはGREGG BISSONETTE(グレッグ・ビソネット)
1986年、1stアルバム「Eat ‘Em And Smile」発表
1988年、2ndアルバム「Skyscraper」発表
2ndアルバムレコーディング後、ベースのビリーシーンが脱退。
後任としてドラムのグレッグ・ビソネットの弟マット・ビソネットがベースで加入。
おーー、
VAN HALEN時代もバンド内に兄弟いましたし、今回もまたバンド内に兄弟がいることになりましたね!
1991年、3rdアルバム「A Little Ain’t Enough」発表
1994年、4thアルバム「You Filthy Little Mouth」発表
1996年にはVAN HALENを脱退したサミーヘイガーの代わりに、ベストアルバム収録予定の新曲を歌うためにVAN HALENに復帰。しかし、ベストアルバム発売後に脱退。
2007年には、VAN HALENに復帰する。。。
古巣のVAN HALENに戻って、楽しく音楽やっていましたねぇ~
まぁ、昔ほど体育会系的な体つきではないし、長髪でもなかったけど・・。
その後、VAN HALENのギター、エドワード・ヴァン・ヘイレンが癌でなくなってしまった為、VAN HALENの活動には終止符が打たれました…。
それでも!
エディことEDWARD VAN HALEN (エドワード・ヴァン・ヘイレン)と
デイヴことDAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)は永遠に不滅です!
アルバム『CRAZY FROM THE HEAT』について
アメリカンポピュラーミュージックを明るく楽しく表現するエンターテイナー、デイヴィッド・リー・ロスのソロ活動開始!ってところでしょうか?
今回の1stソロアルバムというかバンド名がDAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)っていうような陣営で発表する前に、発表したシングルなんて、ビーチボーイズの「カリフォルニア・ガール」だったりするしね。
1985年、EP盤「Crazy From The Heat」発表
DAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)の歌う、「カリフォルニア・ガール」って結構、ハマってまして、楽しい仕上がりになってました!
とにかく、ポピュラーミュージックでもなんでも、好きなモノは好き!っていう感じがひしひしと伝わってきます!
VAN HALEN時代から、身体能力も高く、やんちゃなイメージとあっけらかん!とした立ち振る舞いも含めて、ダイヤモンド・デイヴなんて呼ばれたりもしてましたね。
その辺は、ソロ時代のMVでも楽しませてくれました!
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. EASY STREET
1曲目から渋い感じで始まります。エドガー・ウィンター・グループの楽曲。
1974年の作品のカヴァー曲ですが、エドガー・ウィンター自身もサックス、キーボードで本EPに参加しています! 渋いの一言に尽きます! デイヴィッド・リー・ロスも楽しそうにシャウトしています! たまに笑い声も入っていますけどね。
02. JUST A GIGOLO ~ I AIN’T GOT NOBODY
ヴィンス・ニール(Vo)の歌声は苦しそうに聞こえます。鼻にかかったハイトーンボイスが出てきます。好き嫌いがでそうだが、すぐに慣れます!
03. CALIFORNIA GIRLS
楽しそうなプロモーションビデオも記憶に新しいが、
DAVID LEE ROTH(デイヴィッド・リー・ロス)楽しそうで何より!
この曲のバックコーラスはクリストファー・クロス、カールウィルソンが参加しています!
04. COCONUT GROVE
ちょっと落ち着いた曲で、ちょっと暗い。なんとなく、聴きながら寝落ちしそうな感じです。
ポピュラーミュージックを歌うデイヴもカッコいい!
動画で楽しむ DAVID LEE ROTH
シングルカットされた楽曲のMVを中心とした約30分にわたる「DAVE TV」を!
収録されているMVはEP『CRAZY FROM THE HEAT』から2曲、1stアルバム『Eat ‘Em And Smile』から2曲フューチャーされています!
Dave TV Plus
フューチャーされているMVの開始目安時間は以下の通りです。
※MVにナレーションが被ったり途中でフェードアウトしたりしますが楽しめるよ!
- 01:09~「Just a Gigolo/I Ain’t Got Nobody」※EP『Crazy From The Heat』
- 08:50~「California Girls」※EP『Crazy From The Heat』
- 15:35~「Yankee Rose」※1st『Eat ‘Em And Smile』
- 23:29~「Goin’ Crazy!」※1st『Eat ‘Em And Smile』
あとがき
日本で製作したショート・フィルム『外人任侠伝〜東京事変』
2013年5月には日本で製作したショート・フィルム『外人任侠伝〜東京事変』をYouTubeで配信しています!
ラストのクレジットに、
殺し屋役と原案部分にデイヴィッド・リー・ロスの名が!
どうやら2012年5月から2013年2月まで日本に住んでいたらしい。
東京に住んでたそうです!剣道を習っていたそうです。
日本語も学んでいたそうです! 最初はTVの子ども番組を見て、次はニュースを見る、火曜日は銀座の映画館に行く、銀座の騒音のなかから言葉を聴き分ける!などの3段階学習をしていたそうです!さらに午前中は日本語授業も受けていたそうです!
その時に『外人任侠伝〜東京事変』の兄貴役。小錦八十吉さんと仲が良かったそうです。。。
Tokyo Story(『外人任侠伝〜東京事変』)
そういえば、2013年6月のVAN HALENの日本公演時に日本語でMCやっていましたねぇ~。
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
VAN HALEN 脱退後!って情報を聴いた時は「あら!」ってビックリしましたが、DAVID LEE ROTHの「CALIFORNIA GIRLS」の楽曲を聴いたりMV観たりしたら、エンターテイナーになりたいのかな?と思ってしまいましたけど、長髪のままだし…。
とか思っていたら、技巧派プレイヤー集団のバンドスタイルで1stアルバム『Eat ‘Em And Smile』をリリースしたもんだから、やはりロックはやめられない!って感じなんだね⁉ と思ったし、更にエンターテイナー・ロック・ボーカリストとして活躍する姿はカッコよかったしね。
あっけらかん!?とした楽曲は、90年代になっても、真夏のドライブには欠かせない存在になってました!
DAVID LEE ROTH 商品関連
今回は、DAVID LEE ROTH『CRAZY FROM THE HEAT』(1985年)EP盤・レビューでした!
またねーーー。
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