80年代前半に行われた Cheap Trick のコンサート会場で出会った二人。紆余曲折ありながら、80年代後半にその二人が結成したバンドでメジャーデビューしちゃった!そのバンドがDANGER DANGER(デンジャー・デンジャー) でした。キャッチーなハードロック/ハードポップが好きな人には堪らない楽曲のオンパレード!
DANGER DANGER『DANGER DANGER』(1989年)
こんな方におススメ
- ポップでハードなアメリカのロックバンドに興味がある方
- 80年代後期のCBS新レーベル第一弾アーティストに興味がある方
- バンド名や曲名も「同じ単語を繰り返す」表記が気になる方
- アルバムジャケットは好みじゃないけど、聴いてみなければわからないと思う方
- カラっとした天気でも雨の日でも聴いていて気持ちが良いロックソングをお探しの方
視聴コーナー :アルバム『DANGER DANGER』
アルバム『DANGER DANGER』について
80年代のCHEAP TRICKのコンサート会場で知り合いになったベーシストのBruno Ravel(ブルーノ・ラヴェル)とドラマーのSteve West(スティーヴ・ウェスト)が中心となって結成されたバンドがDANGER DANGER(デンジャー・デンジャー)です。
プロデューサーはLance Quinn(ランス・クイン)ですが、BON JOVI の1st『BON JOVI』、2nd『7800°Fahrenheit』のプロデューサーだった人。
『DANGER DANGER』メンバー構成
Vo:Ted Poley (テッド・ポーリー)
G :Tony “Bruno” Rey (トニー”ブルーノ”レイ)
G :Andy Timmons (アンディ・ティモンズ)
Key:Kasey Smith (ケイシー・スミス)
Ba:Bruno Ravel (ブルーノ・ラヴェル)
Ds:Steve West(スティーヴ・ウェスト)
※G:Al Pitrelli(アル・ピトレリ)→デビューアルバム前後在籍、レコーディングは彼? または、ほぼ、Tony “Bruno” Rey (トニー”ブルーノ”レイ)がレコーディングした?
ということで、Andy Timmons (アンディ・ティモンズ)は、ギターソロの差し替え位で、ほとんどレコーディングには参加していないかと。。。
とはいえ、アルバム自体の内容はというと…。
BONJOVIっぽかったり、JOURNEYっぽかったりもするのですが、当時の似たようなキーボード多用するハードロックバンドと比べるとメロディセンスは飛びぬけていた感じでしたね!
かなり能天気な楽曲も良質なバラードなど、産業ロック的な雰囲気バッチリ!の収録内容なのです!
多分、こういう感じのハードロック・ハードポップ路線のバンドが好きな人なら、好きになるかと。
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. NAUGHTY NAUGHTY
80年代半ばのアメリカのHR/HMを思い出すようなサウンドは好き嫌いが分かれそう。ちなみに、この手のロックバンドも嫌いじゃないけど、私を引き付ける何かが潜んでいました!
02. UNDER THE GUN
2曲目も80年代メロディアスなハードロック然とした楽曲です。 でもこの曲結構好きなんです。
03. SATURDAY NITE
かなりポップな感じもするロックナンバー! ボーカルの声がカッコいい! ギターのアプローチやサウンドはスタジアムでド派手な演出が似合いそう!
04. DON’T WALK AWAY
かなり綺麗なサウンドで好きな曲です! 雨の日の午前中に車を走らせながら聴きたい1曲です! 後ほどPVもご紹介します。
05. BANG BANG
この曲もポップな感じロックナンバーで好きな曲です。 この曲も雨の日にも似合うと思うのは不思議です!
06. ROCK AMERICA
滅茶苦茶ポップなロックンロールナンバー! 同じくアメリカのバンド Starship を思い出したりもする曲です! この曲も個人的に、雨の日にも似合うと思います!!
07. BOYS WILL BE BOYS
どこから聴いてもポップさがあるバンドだと感じる楽曲! バックグラウンドで流れていても不快には感じない。個人的に、ひと休み的な感じ・・・。
08. ONE STEP FROM PARADISE
ロックバラード。歌が始まるところから、かなりメローな雰囲気へと・・。映画の挿入歌的で、劇中の転機となる、セリフなしの場面で流れそうな曲。
09. FEELS LIKE LOVE
この曲もイントロからイイ感じ! まぁ・・・この曲も雨の日も似合うと感じる楽曲。そうそう、どんよりとした雨の日じゃなくて、ちょっと明るい雲で小雨が降る午前中ね。
10. TURN IT ON
雨が止んだ時に聴きたい曲。またはこれから動き出す午前中に聴きたい曲。アルバム通してかなりポップな雰囲気に包まれながら・・・ラストへと
11. LIVE IT UP
ラストは・・・ちょっとワイルドに終わらせよう とでも言いたげなナンバー!!個人的にはアルバムのおまけ的に感じる・・・。
DANGER DANGER『DANGER DANGER』でしたが、購入当時、よく聴いた!
このポップでハードなサウンドと歌声は、いまでも大好きです!
それに加えて、個人的なイメージですが、雨の日に聴いても、カラッとさせてくれる楽曲が多いと感じました! これは当時と変わらぬ印象だぁ~。
映像で楽しむ『DANGER DANGER』
アルバム収録曲からのMVを観てみよう!
1stシングル「Naughty Naughty」PV
バンド名といい、曲名といい、同じ単語を繰り返す表現 が お好きなようです。
曲的には80年代の長髪アメリカンハードロックバンドが演りそうな楽曲!
2ndシングル「Bang Bang」PV
メロディセンスや楽曲の展開など、この手の楽曲が好きな人にはストライクな楽曲!
このテンポが聴きやすいし、カラッと晴れた日も雨の降る日にも似合う感じが素敵です!
3rdシングル「Don’t Walk Away」PV
このPVには JAPANツアー時の映像も盛り込まれています!
当時、街中で彼らの撮影隊に出会った方 いますかねぇ?
見かけた方、もしかしたら写り込んでいるかもしれませんねぇ~。
楽曲はロッカバラード風の綺麗な楽曲です…。
まぁ、産業ロック的と言われれば、、そうなんですが、イイ曲ですよ‼
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
ハードでポップ! とか、KISSやCHEAP TRICK からの影響も・・・とか、BON JOVI に近い印象を感じたとか・・・・。いい意味での産業ロック的とか・・・・。
当時、彼ら DANGER DANGER のことを伝えようとした記事やインタビュー記事を読んで、試しに聴いてみようと思ったのか、今となっては、なにがきっかけかは、憶えていない。
何かの記事から、DANGER DANGER を聴いてみたいと思ったのだろうけど。
で、聴いてみたら・・・好きな楽曲が多かったんです。
楽曲自体のファン? とでもいうのだろうか??
The Police の 「Every Breath You Take」は 凄く好きな曲。もちろんアルバム「Synchronicity」 も大好きだ・・・・。
Starship の「We Built This City」、「Nothing’s Gonna Stop Us Now」も好きな曲!
と 同じようなニュアンスで・・・ DANGER DANGER の楽曲は凄く好き!!!
特に、この1st『DANGER DANGER』は凄く好き!
まぁ、2nd『SCREW IT!』も好きです…。
ですが、3枚目のフル・アルバムとなるはずの『Cockroach』が完成間近という時にボーカルのテッドが解雇!ってところから…。新ボーカリストとしてカナダ人のポール・レインを迎えて完成してはいたが、訴訟もあり、幻のアルバムとなったが…。
このあたりから、個人的にはDANGER DANGERから離れてしまった感じなんですよね。
テッド・ポーリー とバンドも和解した後、2004年以降、ボーカリストにテッド・ポーリー が復帰して現在も活動を続けています。。。
DANGER DANGER 商品関連
以下、『DOWN』、『Four the Hard Way』、『The Return of the Great Gildersleeves』のボーカルはPaul Laine(ポール・レイン)です。
以下の幻の3rdアルバム『Cockroach』には、ほぼ1曲につきテッドとポールの両バージョンを収録した2枚組
テッド・ポーリー復帰後のアルバム!『Revolve』
80年代リリースの1st、2ndの雰囲気もありながらイイ感じで歳を重ねた哀愁感も感じる!
個人的にはDANGER DANGER のボーカルイメージはテッド・ポーリーだし、楽曲のイメージも1st・2ndなんだよねぇ~。
今回は・・・DANGER DANGER「DANGER DANGER」(1989年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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