BON JOVI の弟分としてデビューしたバンド。ストレートなロックンロールをド派手なステージングで魅了したバンド”CINDERELLA(シンデレラ)”のデビュー作。声を絞り出しながら、耳に残るメロディライン歌い、力強く訴えかけてくる!!!
CINDERELLA「NIGHT SONGS」(1986年)
こんな方におススメ
- ストレートなハードロックンロールバンドが好きな方
- ジョン・ボン・ジョビが惚れ込んだバンドに興味がある方
- ルックス先行で、音楽聴かずに毛嫌いしてしまった方
- バンド名から女性グループだと思った方(男性4人組です)
- 退廃的な香りを漂わせながらも主旋律は美しいバンドに興味がある方
アルバム「NIGHT SONGS」について
AEROSMITHとAC/DCを足したように感じた1stアルバム。
ストレートなサウンドは聴いていて気持ちがいい。
他の長髪バンドと比べると70年代風味が漂う感じと言っていいかもしれません。
プロデューサーの起用が良かったのかもしれませんね。
ストーンズやレッド・ツェッペリン、ロッド・スチュワートなどを手掛けたアンディ・ジョーンズという人のギミックなしのサウンド作りがバンドと合致したんでしょう。
当時、ヴォーカル兼ギターのTom Keifer(トム・キーファー)曰く、ロックンロールとヘヴィメタルの中間をいくサウンドだと言ってました。
ゲストミュージシャンもゴージャスです。
既にロックスターになっていた、BON JOVI のボーカリスト、ジョン・ボン・ジョビもバックコーラスで参加しています。
更に、キーボードにはソロアルバムを発売したばかりの個性はシンガー、ジェフ・パリスなども参加している。(のちに、MR.BIGやNIGHT RANGER、VIXENなど様々なバンドへの楽曲提供もする人物)
レコード会社への橋渡しもジョン・ボン・ジョビによるところが大きいだろう。
故にBON JOVI の弟分なんて言われていたりもしましたね。
楽曲の方向性としては、別にBON JOVI っぽく”ない”のですけどね。。。
それから、メンバーが固定されるまで、結構苦労していた模様。
実際にレコーディングに関して、ギタリストも途中参加だそうだ。
ドラムに関してもレコーディングでドラムを担当した人は正式メンバーではない。
まぁ、BANDのリーダーであるヴォーカル兼ギターのTom Keifer(トム・キーファー)とベースのEric Brittingham(エリック・ブリッティンガム)が出会って始まったバンドけど、他のメンバーは流動的だったようなので・・・・。
デビュー前にメンバーの離脱(他バンドへの加入)などもあったが、レコーディングは進行しながら、メンバーを固定していき、活動を進めていったバンドである。
2nd以降、Tom Keifer(トム・キーファー)の音楽的趣向により、ブルージーな香りを漂わすことになりますが、本作は勢いのあるストレートなハードロックンロールでライブ映えする楽曲が含まれています。
TOMOZY のアルバム「NIGHT SONGS」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. NIGHT SONGS
イントロには鐘の音、ドラムと怪しげなギターフレーズ・・・。ゆったりとしたテンポで攻めてくるオープニング。そして、少しづつ身体を解すかのように進行します。
そして、ギターソロ・・・。曲ラストに向かって・・・タイトルのフレーズリフレイン後、風と鐘の音が・・・消える。少しだけ余韻が・・・
02. SHAKE ME
2曲目、ドラムからスタート、ノリの良い感じのイントロ! キターーー!!って感じの楽曲! 自然と身体が動き出します!! ライヴ映えする1曲! 好きな曲です。
03. NOBODY’S FOOL
哀しい旋律で始まる、哀しい曲。しかし、聴きこむ事にイイ曲だぁ~と思う自分がいます。
04. NOTHIN’ FOR NOTHIN’
ちょっと苦手な曲。リフレインされるギターリフ・・・・物悲しくも綺麗なメロディも差し込まれるが・・・でも・・苦手・・・。
05. ONCE AROUND THE RIDE
ノリノリの疾走感で進行する楽曲。この曲もライヴ映えしそう。でも一緒に歌うというよりも演奏を楽しもうって感じかな。
06. HELL ON WHEELS
さらにノリの良い楽曲。AC/DCの速い曲のように・・・明るめに聴こえる楽曲。しかし、そこはTom Keifer(トム・キーファー)、なにか仕掛けてくるのか?と思ったら、あっさり、終わってしまったが満足!満足!
07. SOMEBODY SAVE ME
ミドルテンポながらのりやすい!! この感じ最高!! Tom Keifer(トム・キーファー)と一緒に歌ってしまおう!!! きっと歌ってみれば、楽しめると思います。
08. IN FROM THE OUTSIDE
ちょっとエアロスミスみたいなロックンロール演ってみよっか!?って感じの曲。カッコいい!! 試しにTom Keifer(トム・キーファー)になりきって歌ってみよう。
09. PUSH、PUSH
おっと!!!、これまたノリの良い感じじゃないですか! ライブ映えする楽曲ですかね。曲名タイトルのコーラスは皆で歌って/叫んでしまいましょう!
10. BACK HOME AGAIN
ラストはザクザクと決めてみよう。聴きこむ事にTom Keifer(トム・キーファー)のボーカルがカッコよく聴こえてきます。
映像で楽しむ CINDERELLA「NIGHT SONGS」
初期の頃はあのシンデレラの物語(3姉妹設定)を取り入れたドラマがミュージックビデオに盛り込まれています!
第一話 Cinderella – Shake Me
おかしな恰好の長女・次女の二人組と末っ子が登場します! その第1弾がこの曲。
第二話 Cinderella – Nobody’s Fool
末っ子のシンデレラが午前0時前に家に戻ります。。。。
しかし・・・元の姿に戻ったシンデレラは・・・
第三話 Cinderella – Somebody Save Me
そして・・・今回は
妙な恰好の長女・次女 二人だけですが、他にはボン・ジョヴィとリッチー・サンボラも出演しています!
あとがき
Cinderella(シンデレラ)の1stって発売当初は沢山聴いたけど、2nd、3rdが発売されたら、そっちばかり聴いていたので、、懐かしかった!
しかし、アルバム2曲目の「Shake Me」は今聴いても、自然と体が動き出します!
今回は、CINDERELLA「NIGHT SONGS」(1986年)アルバム・レビューでした!
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