DAVE EDMUNDS『INFORMATION』(1983年)
こんな方におススメ
- パブ・ロックって何だ?と思った方
- 70年代、イギリスの酒場で演奏されるロックナンバーに興味がある方
- その筋では有名なミュージシャンの楽曲を聴いてみたい方
- 50年代のロカビリーやポップスをルーツと語る人の80年代サウンドを聴きたい方
- 親しみやすく、聴きやすい ポップなロックミュージックに興味がある方
視聴コーナー
アルバム『INFORMATION』について
DAVE EDMUNDS(デイヴ・エドモンズ)が1983年リリースしたソロ8thアルバムです。
これまでのアルバムとは異なり、はじめて外部のプロデューサーを一緒に制作したアルバムでした。
アルバムの中にはカバー曲も含まれ、全11曲収録されています。
邦題は「恋のインフォメーション」でしたね。
ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のフロントマンであるJeff Lynne(ジェフ・リン)がアルバムの中で2曲にかかわっています。
その2曲はシングルにもなった「Slipping Away」と「Information」です。
シングルカットされた「Slipping Away」は、Jeff Lynne(ジェフ・リン)が作った曲でしたね。
この曲はDAVE EDMUNDS(デイヴ・エドモンズ)の作品として、2曲目の全米TOP40シングルになりました。
※最初の曲はカバー曲「I Hear You Knocking」(1970年)
アルバム『INFORMATION』自体は、全米ビルボードで51位、全英チャートで92位という記録でした。
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. SLIPPING AWAY
エレクトロニクスサウンドがかなりポップな雰囲気に仕上がっています。
もっとギターサウンドでのアレンジにしなかったのは時代的なものでしょうか?
ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のフロントマンであるJeff Lynne(ジェフ・リン)が作った楽曲だからだろうか?
まぁ、結果的にシングルカットされヒットしたから良しとしましょう。
02. DON’T YOU DOUBLE
若干エレクトロニクスサウンドですが、展開はノリのいいロックンロール!
ギターサウンドで仕上げれば、もろにパブロック的な雰囲気が増す昔ながらのロックンロール!ってかんじでしょうか?
03. I WANT YOU BAD
こちらもロックンロール調のノリのいい曲、前の2曲に比べるとギターサウンドがメインに聴こえます!
もちろん、キーボードの電子音もバッチリ入っていますがエレキギター音の方が勝っているので、個人的には聴きやすい。
04. WAIT
ちょいと土臭いイメージのノリですが、パブロック育ち?なので、アメリカ南部のような訛りもないので都会的にも聞こえる楽曲。
05. THE WATCH ON MY WRIST
キーボードの電子音が気にならなければ、楽しめる! もう慣れたので、楽しめます!
ボーカルエフェクトもかなり多用された不思議な響きのある曲。うねるうねる…。
06. THE SHAPE I’M IN
ちょいとカントリーチックな曲で昼間に聴きたい!
07. INFOMATION
1曲目のような ノリの明るいポップな楽曲! このアルバムの中でもかなりキャッチーなメロディにサウンドながらアルバムで1番好きな楽曲です!
08. FEEL SO RIGHT
この曲も好き! 曲の展開はシンプルですが、ノリキープで最後まで突っ走るギターやピアノのサウンドもイイ感じです!
09. WHAT HAVE I GOT TO DO TO WIN?
かなりキーボードの音色や電子ドラム音など音に慣れればよいのですが、慣れない…。
10. DON’T CALL ME TONIGHT
この曲もシンプルな展開ですが、ノリキープ!で楽しめるロックンロール!
11. HAVE A HEART
跳ねる感じのリズムが心地よい。展開も単調なようですが、ちょっとした間奏部分で一工夫あって好き。
DAVE EDMUNDS『INFORMATION』でしたが、曲自体は好きなんだろうけど、サウンド的に受け入れきれない感がどうしてもあって、ほんとにたまに聴くくらいのアルバムになっています。
もちろん、気分的にポップなサウンドでドライブ用のミュージックテープ作るとしたら、このアルバムからも選曲しちゃうんだろうけどね。
映像で楽しむDAVE EDMUNDS『INFORMATION』
このアルバム収録曲でヒットしたシングル曲『Slipping Away』
アルバム収録曲「Slipping Away」のMV&TVショウ映像
Dave Edmunds – Slipping Away (1983)
Dave Edmunds – Slipping Away (Pop Goes Guy Fawkes 1983)
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
DAVE EDMUNDS のソロアルバムは この1枚しか所有していないかな? 他にもあったと思うのですが、見当たらないので…。
このアルバム以外も興味はあるけど、刺激的かというと20代30代の頃は、刺激的ではなかったため、他のアルバムを聴くということはなかったかも・・・。
まぁ、今となっては他のアルバムも聴いてみたいと思うんですけどね。
結構、イイ曲多いし・・・。
もともと、Dr.Feelgood からパブ・ロックって言葉を知り、ロックパイルってバンドを知って、DAVE EDMUNDS 、NICK LOWE のソロ作品に手を出した感じだったけど、それほど熱狂的に集めなかったんです・・・。
Dr.Feelgood は好きです!
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今回は、DAVE EDMUNDS『INFORMATION』(1983年)アルバム・レビューでした!
またねぇー。
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