GEORGIA SATELLITES『GEORGIA SATELLITES』(1986年)
こんな方におススメ
- 泥臭く、粘っこく、骨太なロックンロールが好きな方
- アメリカ南部のロックミュージックに興味がある方
- 音量・音圧が凄いライブバンドに興味がある方
- 日差しが気持ちいい休日、お酒を飲みながら音楽に酔いしれたい方
- 別に着飾る訳でもなく、気負うことなく自然体・・・そんなバンドが好きな方
視聴コーナー
バンド:GEORGIA SATELLITES(ジョージア・サテライツ) について
1980年、ボーカル&ギター Dan Baird(ダン・ベアード)、リードギター Rick Richards(リック・リチャーズ)、ベース Keith Christopher(キース・クリストファー)、 ドタム David Michaelson(デビッド・マイケルソン)の4名で結成された。
当時のバンド名は Keith and the Satellites
ジョージア州アトランタの地元バーやクラブで演奏を開始する。
ベースとドラムはなかなか固定されず、メンバーチェンジが多かったみたいです。
その後、デモ音源の録音をしながら、バンド名を GEORGIA SATELLITES(ジョージア・サテライツ) に変更。
毎週月曜日に地元クラブで演奏を続け、デモ音源も完成していたが、1984年にバンドは解散。
バンドは解散したものの、マネージャーがデモ音源を小さなレコードレーベルに持ち込むと…。
1985年、イギリスのレーベルからミニアルバム「keep the faith」として発売された。
※このミニアルバム・・・今では高値で取引されてたりするようです。
このEPに対して、英国のジャーナリスト達はローリングストーンズ、フェイセズ、CCRなどの有名なバンドを引き合いに熱く語り、アメリカのローカルバンドに過ぎなかったバンドを後押しした形となり、バンドを再編するよう促される。
ボーカル&ギター Dan Baird(ダン・ベアード)は音楽活動から離れていたが、リードギター Rick Richards(リック・リチャーズ)は、the Hell Hounds というバンドをベースのRick Price(リック・プライス)、ドラムの Mauro Magellan(マロウ・マジェラン)とともに活動していた。
このバンド再編にあたり、the Hell Hounds というバンドに Dan Baird(ダン・ベアード)が加わることで、バンド活動を再開するとメジャーレーベルから注目されるようになった。
GEORGIA SATELLITES というバンド名で1986年、メジャーレーベル Elektra Records と契約の上、1stアルバムを制作することとなった。今回、紹介するアルバムがこれです。
デビュー当時の GEORGIA SATELLITES(ジョージア・サテライツ)
Vo&G: Dan Baird(ダン・ベアード)
G&Vo: Rick Richards(リック・リチャーズ)
Ba: Rick Price(リック・プライス)
Ds: Mauro Magellan(マロウ・マジェラン)
このメンバーが奏でる、GEORGIA SATELLITESの音楽性は・・・
英国でローリングストーンズ、フェイセズ、CCRなどを引き合いしながら、絶賛されましたが、ライブでの音量・音圧も凄いバンドだったようです。
まさに豪快なロックンロールを
地元であるジョージア州アトランタというアメリカ南部独特の粘り気のあるアクセントで歌いまくるって感じ。
1986年、1stアルバム「GEORGIA SATELLITES」発売
このアルバムからのシングルとして「Keep Your Hands to Yourself」が全米シングルチャートで2位を記録。
当時1位に輝いたのは・・・BON JOVI の「Livin’ on a Prayer」だったんだよ・・。BON JOVI 人気には敵わなかったけど、凄くない??
アルバム自体は全米アルバムチャート5位を記録するアルバムとなった。
1988年、2ndアルバム「Open All Night」発売
同年、トム・クルーズ主演の映画「カクテル」のサウンドトラックに The Swinging Blue Jeans の1964年のヒット曲「Hippy Hippy Shake」のカバーを提供。
この曲はシングルとして全米シングルチャート45位を記録。
1989年、3rdアルバム「In the Land of Salvation and Sin」発売
1990年、バンドはDan Baird(ダン・ベアード)が離脱し・・解散・・・
Dan Baird(ダン・ベアード)はソロ活動を開始。
1993年、ベストアルバム「LetItRock:The Best of the Georgia Satellites」発売
GEORGIA SATELLITES 解散後の各メンバーの活動について
Dan Baird(ダン・ベアード)はソロ活動を・・・。
また、Dan Baird(ダン・ベアードは 2005年くらいから、元Keith and the Satellites のベース Keith Christopher(キース・クリストファー)と共に Homemade Sin というバンドを結成し活動している。この Homemade Sinには 、元GEORGIA SATELLITESドラムの Mauro Magellan(マロウ・マジェラン)も参加している。
バンド名自体はDan Baird&Homemade Sin が正式なのかもしれません。
このDan Baird&Homemade Sin・・・GEORGIA SATELLITES時代の曲もライブで演奏してたりするです・・・。
2019年もアメリカのバーでライブやっていたようなので、今も健在するバンドだろうか??
さらにDan Baird(ダン・ベアード)はカントリーグループ Trent Summar & The New Row Mob や The Yayhoos といったバンドでも演奏したりしていたようです・・・・。
Rick Richards(リック・リチャーズ)はIzzy Stradlin(イジー・ストラドリン)の作品に参加したりしながら活動を継続。
2014年頃かな? The Bullhounds というバンドを結成し、
2015年に1stアルバム「PROTECTOR」を作成。
その後、The Bullhounds というバンドがGEORGIA SATELLITES再編のようなメンバーが顔を合わせることとなる・・。
2016年には2ndアルバム「To Rock & To Serve」を発表する。
ギター:Rick Richards (元Georgia Satellites, Izzy Stradlin)
ドラム :Mauro Magellan (元Georgia Satellites, 元Dan Baird & Homemade Sin)
ベース:Keith Christopher(元Keith & the Satellites, 元Dan Baird & Homemade Sin)
そして、ボーカルにErling Daell という布陣
もちろんのことだろうが・・・GEORGIA SATELLITES 時代の曲も演奏しているらしい。
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. KEEP YOUR HANDS TO YOURSELF
GEORGIA SATELLITES、最大のヒット曲。南部訛りのアクセントが癖になる! 本当にシンプルなロックンロール! たかがロックンロールだけど、当時のアメリカンバンドとして大注目された!! このサウンドで大音量のライブはたまりません!
02. RAILROAD STEEL
2曲目もシンプルで豪快なロックンロール! ノリノリのリズムがたまりませんね!ダンスステージも盛り上がる!って感じです!
03. BATTLESHIP CHAINS
ちょとキャッチーなメロディを持ってきました! サビは大声で歌いたくなる!!この感じも好き! 騒ぎまくろう! 当時高校生の頃、バンドでこの曲、演ろうとして・・・テンポを速めたり、いろいろ試したけど、なんか しっくりこなくて諦めた思い出が・・・。でも好きな曲。
04. RED LIGHT
GEORGIA SATELLITESの中では、重い感じの曲。ツインギターの絡みも、ギターソロもワクワクしながら聴きました!!
05. THE MYTH OF LOVE
粘っこいアクセントのボーカルが中毒性あり、ゆっくりと身体を曲に合わせて動かしたくなる曲。
06. CAN’T STAND THE PAIN
アップテンポの縦ノリ、ロックンロール! スライドギターもカッコイイ! ライブで盛り上がりそうです!
07. GOLDEN LIGHT
落ち着いた感じの楽曲で、天気の良い夕方、海に沈む夕陽が観れる、綺麗な丘の上で聴きたい!!!!
08. OVER AND OVER
ツインギターが気持ちいい!メロディはカントリーっぽい。そこがまたいい!!
09. NIGHTS OF MYSTERY
アコースティックギターで始まるゆったりとした曲。カントリーっぽいメロディがまたまたカッコいい!!
10. EVERY PICTURE TELLS A STORY
豪快な感じのメロディ、サウンド・・・。どうしても天気の良い昼間に聴きたい感じの曲です!! この曲を聴きながら昼寝はできないけど・・・。
GEORGIA SATELLITES・・・今聴いても カッコよかった!!
映像で楽しむ 『GEORGIA SATELLITES』
このアルバム発売当時の映像を中心に紹介します!
アルバム『GEORGIA SATELLITES』収録曲のMV
Georgia Satellites – Keep Your Hands To Yourself (Official Music Video) [HQ Audio]
Georgia Satellites official live album
The Georgia Satellites – Lightnin’ In A Bottle LIVE (Teaser)
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムに纏わる個人的な想い出
決して派手なルックスではないが、アルバムを聴いて素直にカッコいいと思ったバンド。
まぁ、音源とルックスも似合ってるというか。。
ジーンズにジージャンとか革ジャケとか・・・泥臭い感じというか・・・。
派手なルックスでキャッチーなメロディを奏でるバンドもすきだけど、この手のシンプルなロックンロールを奏でるバンドもメロディはキャッチーに聴こえるしね。
このバンドがデビューする前にも、ブルース・スプリングスティーンやヒューイ・ルイス&ニュースとか流行っていたけど・・・それとは違う匂いがこのバンドにはあったかな・・・。
もっと豪快な感じで4ピースってところが・・・ぐっと来る感じ!!
まぁ、ブルース・スプリングスティーン、ヒューイ・ルイス&ニュースも嫌いじゃないけど・・・・・。
GEORGIA SATELLITES「GEORGIA SATELLITES」は本当に楽しいアルバムだったよ!
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今回は、GEORGIA SATELLITES『GEORGIA SATELLITES』(1986年)アルバム・レビューでした!
またねぇー。
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