日本国内盤タイトル「恐るべきシルヴァーヘッド」と題したイギリスのバンド、デビューアルバム。
SILVERHEAD「SILVERHEAD’S FIRST」(1972年)
こんな方におススメ
- 70年代初期のハードロックンロールバンドに興味がある方
- グラムロックって括られることがあるバンドに興味がある方
- 本国イギリスよりも日本で盛り上がった!?バンドに興味がある方
- とにかく70年代の音楽が好きな方、興味がある方
- B級ロックと言われても・・・音楽は素敵だ! と思う方
バンド:SILVERHEAD(シルバーヘッド)について
ヴォーカルの Michael Des Barres(マイケル・デ・バレス)は俳優として活動していたが、バンドがやりたかったんでしょうかね? ソロ契約でレコード会社と契約していたらしいけど、当時のメロディーメーカーって雑誌にメンバー募集の広告を載せちゃうんです!
その時のメッセージが「エロティックでリラックスしたミュージシャン求む」って。
そこで集まったメンバーとともに速攻でリハーサルして6ヵ月後にはレコード出しちゃんです!
レコードは、当時バンドがレーベル作るの流行っていたこともあって、ディープパープルのレーベル:パープルレコードから発売されます!
アルバムジャケットは、長髪で、ボトムは超フレアなズボン、もちろん顔には化粧もしているだろうと思わせる姿でこちらを見つめています!
それが、今回紹介するSILVERHEADの1stアルバム「SILVERHEAD’S FIRST」(邦題:恐るべきシルヴァーヘッド)です。
確かにバンド作って6ヵ月でレコード出しちゃうし、ルックスも・・・恐るべし!
1972年、1stアルバム「SILVERHEAD’S FIRST(恐るべきシルヴァーヘッド)」発表
アルバム「SILVERHEAD’S FIRST」時のメンバー
Vo:Michael Des Barres(マイケル・デ・バレス)
G:Rod Davies(ロッド・ディヴィース)
G:Stevie Forest (スティーヴィー・フォレスト)
Ba:Nigel Harrison (ナイジェル・ハリスン)
Ds:Pete Thompson(ピート・トンプソン)
しかし、2ndアルバム前にはギターのStevie Forest (スティーヴィー・フォレスト)が脱退。新ギタリストにRobbie Blunt (ロビー・ブラント)を迎え、作成された2nd。
1973年、2ndアルバム「16 AND SAVAGED(凶暴の美学)」発表
アルバム「16 AND SAVAGED(凶暴の美学)」時のメンバー
Vo:Michael Des Barres(マイケル・デ・バレス)
G:Rod Davies(ロッド・ディヴィース)
G:Robbie Blunt (ロビー・ブラント)
Ba:Nigel Harrison (ナイジェル・ハリスン)
Ds:Pete Thompson(ピート・トンプソン)
東芝EMI(日本)の宣伝効果⁉ 日本ではそれなりの人気バンドになった!
日本では当時、東芝EMIが頑張って宣伝して、それなりの人気を得たバンド!
なので、のちに日本盤のみでライブアルバムも発売されちゃいます!
しかも2枚も・・!一枚は結構時間が経ってからだから凄い!
日本盤のみの発売アルバム
1975年、ライブアルバム「Live at The Rainbow London(電撃ライブ)」発売
2001年、ライブアルバム「Show Me Everything(熱狂のライヴ)」発売
恐るべし! SILVERHEAD(シルバーヘッド)!
SILVERHEAD(シルバーヘッド)の音楽性
基本的にはハードロック寄りのロックンロールバンドなんでしょうか。
グラムロックに区分されることもあるバンドです。時期的にも1972年だしね。
ですが、グリッターロックではなく、あくまでもハードロック寄りのロックンロールバンド。
即席バンドだということもあるので。目指した方向性はブリティッシュ・ハードロック バンドなんだよ。
きっと。
TOMOZY のアルバム「SILVERHEAD’S FIRST」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. LONG LEGGED LISA
結構、メロディはキャッチーです。そしてヴォーカルの声質など結構好きです!
途中、危なっかしい演奏に聴こえたりします。。が、そこはご愛敬で・・・。
02. UNDERNEATH THE LIGHT
こちらもメロディは結構キャッチーな感じです。適当に身体を動かしながら、楽しみましょう。
03. ACE SUPREME
イントロは少し煽り的な感じで期待が膨らみます。ハイトーンのコーラスが結構、癖になる曲です。時代を感じながら楽しみましょう。ギターソロはハラハラしながら、温かく見守りましょう。
04. JOHNNY
寂しい感じのギターと唱が印象的な曲。聴きこむと結構カッコいい!と思う曲。
最後の方は少しテンポも上がって、明るい感じになるのだが・・・。
05. IN YOUR EYES
こちらは悲しい感じで始まります。ローリングストーンズを意識した曲でしょうか?女性コーラスも入り雰囲気バッチリ! 結構カッコイイですよ!
06. ROLLING WITH MY BABY
ノリノリのイントロから期待が膨らみます! スライドギターも決まっています!サビも憶えやすいし、カッコイイ曲です! ギターソロも管楽器も頑張ってくれています。
途中、音が乱れますが、マスターのせいでしょう。
07. WOUNDED HEART
大人しい感じのイントロが哀愁を誘います。メロディも悲しく響きます。
聴き終わる頃には、この曲を好きになっているかもしれませんよ!
08. SOLD ME DOWN THE RIVER
ロックンロール! 浸ってください。ゆっくりと身体を動かす感じで・・・。
薄暗いところで聴くと雰囲気バッチリ!?
09. ROCK AND ROLL BAND
明るいロックンロール! ノリが良く、結構好きな曲。危なっかしい演奏もありますが、それも含めて楽しめます! ギターソロは攻めてます!
10. SILVER BOOGIE
ラストはノリノリの曲で盛り上げます! インストに近いです。ヴォーカルは少しシャウトが入るだけ・・。 1分に満たない曲です! ですが、聴き終わるとなぜか充実感が・・。
映像で楽しむ SILVERHEAD「SILVERHEAD’S FIRST」
公式系の映像は少ないですねぇ~。しかし、このアルバム「SILVERHEAD’S FIRST」収録曲で1曲ありましたのでお楽しみください。
6曲目の「ROLLING WITH MY BABY」
皆さん、細身ですねぇ~。
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
確か、高校生の頃、音楽練習スタジオで受付していた方から、教えてもらった記憶です。結構B級バンドの話題で盛り上がって・・・。
SILVERHEAD(シルバーヘッド)って知ってる? B級バンドなんだけど・・・と。
あと話題にでたのはNew York Dollsとか、知っているバンドだった記憶です。
SILVERHEAD(シルバーヘッド)は全く、知らなかったんですが、その後も名前だけはなぜか、憶えていて・・・。
それから高校を卒業してから、何気なく大型CDショップに寄った時に・・・出会ってしまったんです!
SILVERHEAD(シルバーヘッド)のCDと・・
輸入盤でしたが、1stと2ndともに・・・。 もちろん購入。
あれから数十年経ち、久しぶりに聴きましたが、結構カッコイイじゃん!
こちらが2ndアルバム「16 AND SAVAGED(凶暴の美学)」
今、SILVERHEAD(シルバーヘッド)を楽しむなら…。
今回は、SILVERHEAD「SILVERHEAD’S FIRST」(邦題:「恐るべきシルヴァーヘッド」)でした。
それでは。またねぇ~。
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