1971年、 Halfnelson(ハーフネルソン)というバンド名でリリースされたアルバム「 Halfnelson」が、翌年1972年にバンド名を Sparks(スパークス)とし、再リリースされたアルバムがこれ!! ロン(キーボード)とラッセル(ボーカル)のメイル兄弟による不思議な音楽集団のデビュー作!
SPARKS「SPARKS」(1972年)
こんな方におススメ
- 癖が強い楽曲のオンパレード! 不思議な魅力に浸ってみたい方
- 絶え間なく変貌を遂げる音楽スタイルに興味がある方
- ユニークなヴィジュアルも魅力のひとつと思う方
- 70年代イギリスでファンが急増!!したアーティストに興味がある方
- 80年代アメリカでブレイク!したアーティストに興味がある方
アルバム「SPARKS」について
1972年にリリースされた SPARKS(スパークス)のデビューアルバム。
元々、1971年にHalfnelson(ハーフネルソン)としてリリースしていたアルバムでしたが、アルバム発売後にバンド名をSPARKS(スパークス)に変更したこと、レコード会社の移籍なども関係し、 SPARKS(スパークス)として再リリースされたんです!
ちなみに Halfnelson(ハーフネルソン)のLPジャケットなどは以下のサイト(英語)で見ることができます。
※HALFNELSON FIRST LP ORIGINAL COVERはこちら
まぁ、何が凄いって・・・Halfnelson(ハーフネルソン)というバンドは、ミュージシャンであり、プロデューサーでもある、あのTodd Rundgren(トッド・ラングレン)の目にとまってデビューしたんだから!
Todd Rundgren(トッド・ラングレン)の推しがあって、Bearsville Recordsと契約!!
当時は5人編成のバンドスタイル!! でした!
しかも・・・主役のメイル兄弟以外にも・・・マンキー兄弟もいたんです!
AC/DCのヤング兄弟も真っ青!?!?
デビュー当時のSPARKSメンバー
Vo:Russell Mael(ラッセル・メイル)
G:Earle Mankey(アール・マンキー)
Ba:James Mankey(ジェームズ・マンキー)
Ds:Harley Feinstein(ハーレー・ファインスタイン)
Key:Ron Mael(ロン・メイル)
※ Halfnelson(ハーフネルソン)結成当時のドラムはJohn Mendelsohn(ジョン・メンデルスゾーン)
TOMOZY のアルバム「SPARKS」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. WONDER GIRL
アラバマ州でローカルヒットした楽曲! 理由はよく知らないが、淡々とした進行だが、ピロピロと鳴り響くキーボードの音とベースの音が非常に気になりながら、たまに鳴り響くギターの音色も気になる!! 個人的にはマークボラン(T-REX)のように中毒性がある感じ・・・。それはこの曲以外のすべてに当てはまるんです・・・。
02. FA LA FA LEE
ノリが非常に良いが心地よいリズムに妙なキーボードの音色がのったり・・・。非常に楽しい楽曲です。
03. ROGER
そういえば、ボーカルのRussell Mael(ラッセル・メイル) の歌声も独特なんです。
この曲以外もそうなんです・・・・。
04. HIGH C
重苦しい感じで始まりますが・・・途中で一瞬HAPPYな感じになったり、もとに戻ったり、忙しなくなったり・・・何気に忙しい感じが好き。
05. FLETCHER HONORAMA
ゆったりとしたリズムですが、どうなるのか?気になって、気になって・・・。気になったまま曲が終わる・・・。
06. SIMPLE BALLET
寝起きに聴きたいと思いながら、、、寝起きには聴きたくない?と思ってしまう不思議な曲かもしれないが、好き。
07. SLOWBOAT
この曲好きです。サウンド的に時代を感じますが、こういうの好き。この曲を聴きながら、うたた寝してもいいですか? でも後半は結構音が重なってうるさく感じるかな??
08. BIOLOGY 2
しゃっくり? とでもいうようなギターの音色が気になって、気になって・・・不思議な雰囲気を持った楽曲。最後まで煮え切らない感じがいい??
09. SACCHARIN AND THE WAR
ちょっとノリがいい感じのイントロですが、Russell Mael(ラッセル・メイル)のボーカルが入ると何故か不思議な世界に連れていかれます
10. BIG BANDS
この曲も途中から忙しなくなっていきますが、好きな曲です! ノリもいい!!
11. (NO MORE)MR. NICE GUYS
アルバムの中で一番、激しいギター!! このタイトルだとどうしてもAlice Cooper (アリス・クーパー)を思い出してしまいますが、この曲もいい曲です!
映像で楽しむ SPARKS「SPARKS」
SPARKSのOFFICIAL YouTubeチャンネルからアルバム「SPARKS」関連を抜粋!
Wonder Girl
2013 年の CD2枚組の コレクションCD「he Essential Collection (2CD)」盤の音源ですが、楽しみましょう!
アルバム「SPARKS」ではオープニング曲(1曲目)の「Wonder Girl」を楽しもう!
Lyrically Speaking with Ron Mael: “High C”
あら!Ron Mael(ロン・メイル)さんが、アルバム4曲目「High C」の歌詞を叙情的に読み上げている動画が‼ なんともSPARKSらしいというか…。 これはこれで面白い!
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
SPARKSを初めて聴いたのは、3rdアルバム「Kimono My House」なのですが、SPARKSを知る切っ掛けになったお店について、少し語ります。
海外のROCK/POPSに惹かれていた中学生の頃、近所に輸入盤レコード専門のレンタル屋さんがあったんです。
そこの店主からいろいろと情報を入手して、SPARKSのアルバム「Kimono My House」を知りました。
1年もしないうちに、お店はたたまれてしまったんですが、いろいろなアーティストを知る機会を得ることができました。
ラジオや雑誌以外からの情報というのも新鮮でありがたかったなぁ~。
お店の中でレコードを聴かせてくれたりもしましたが、テープに録音したくて、レンタルしたりと・・・・。
そのお店のおかげで 70年代の楽曲にも興味が沸きました!
そこで知ったバンドの中でも衝撃的だったのが、SWEET とか SPARKS だった!(歌メロが特に衝撃的だった記憶!!)
いつしか、SPARKSのことを少し・・忘れていくのですが、20代になって、輸入CDショップが沢山オープンし始めた頃に、ショップでSPARKSを見つけて、数枚購入したのを憶えています。
最初は、3rdアルバム「Kimono My House」、4thアルバム「Propaganda」だったと・・・思う。
その後は、SPARKS 中毒の如く、CDショップ(中古店含む)に出かける時は大人買い・・・。大体月一で一日使ってお店を転々と探し歩く・・・・。
そして、ついに!
1st「Halfnelson/Sparks」、2nd「A Woofer in Tweeter’s Clothing」を見つけたんです!
CDショップ行脚をしていた時は、この取捨選択を間違え、あの時、購入しておけば良かった! って事もあるので、非常に慎重に行っていた記憶です。
慎重に取捨選択しても・・・購入したいけど、購入しなかったアルバムは、次月にまわして、残っていたら購入すると決めても、次月にはもうお店になかったり・・・。
それも、コレクション活動の面白いところなんだけどね。
そんな時期から更に月日が流れ・・・。
2000年代のアルバムなんて、正直、発売されていたこと自体、知らなかったりもしたので、SPARKSの知らないアルバムを見つけることもあって、ビックリします!
それもコレクション活動の面白いところかな? それでは、またねぇ~。
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