フロリダ州ジャクソンヴィルにて結成されたドラマーが二人いるサザン・ロックバンド”38 SPECIAL”の6枚目のアルバム『TOUR DE FORCE』! サザン・ロックらしく豪快でありながら、メロディセンスも抜群!なので小難しく考えずに聴いてみてほしいアルバムのひとつ!
38 SPECIAL『TOUR DE FORCE』(1983年)
こんな方におススメ
- メロディも綺麗/ギターの音色も綺麗なロックがお好きな方
- 80年代アリーナロック/産業ロックと呼ばれるバンド/楽曲も嫌いじゃない方
- サザン・ロックに興味があるけど、最初は聴きやすいのから入りたい方
- 左右のスピーカーから流れるツインギターに浸ってみたい方
- ドラマーが二人いる6人組のバンドに興味がある方
視聴コーナー
アルバム『TOUR DE FORCE』について
ドラマーが二人もいる6人組のバンド、38スペシャルの6枚目のアルバム。
38 SPECIAL を紹介するにあたり、いくつか押さえておきたいことがあります。
まず、ボーカルを担う、DONNIE VAN ZANT(ドニー・ヴァン・ザント)は
レーナード・スキナードというバンドのロニー・ヴァン・ザントの弟である。
バンド結成はフロリダ州ジャクソンヴィル。
ジャンル分け(ロック)を細分化)するとすれば、サザン・ロックに属する。
サザンロックは主にカントリーやブギー、ブルースなど、アメリカ南部の泥臭い?音楽を基にしたロック。
多くの場合、メンバーがアメリカ南部連邦出身である。
アメリカ南部連邦(サウスカロライナ州/ミシシッピ州/フロリダ州/アラバマ州/ジョージア州/ルイジアナ州/テキサス州/バージニア州/アーカンソー州/ノースカロライナ州/テネシー州)
バンドの特徴としては、ブルースロックを基調とし、土臭いアメリカ南部の音楽を前面に押し出した感じで豪快であるが、メロディアスなアプローチも取り入れヒット曲も多い。
今回紹介するアルバム以前の1979年発売3rdアルバム「ROCKIN’ INTO THE NIGHT」頃からメロディアスでキャッチーな要素を取り入れ、親しみやすい楽曲が増えていくこととなる。(私的には大歓迎!)
まぁ、DONNIE VAN ZANT(ドニー・ヴァン・ザント)の歌声は軽快で明るく聴きやすい!っていうのもあって、爽やかさ200倍!ってくらいメロディアス/キャッチー路線をツインギター、ツインドラムで演っちゃうところがカッコイイ。
どうやら、ライブはサザン・ロックらしくものすごく豪快とのこと。
何せ、ツインドラムにツインギターだしね!
更に・・バンドメンバーは顎鬚ありの長髪スタイル。見た目も豪快です!
煌びやかではないですが、これはこれで良い!
アルバムで聴かれる大衆受けするロック!のイメージとサザン・ロックの豪快さを持つ優れたバンドである。
アルバム「TOUR DE FORCE」当時のメンバー
Vo:DONNIE VAN ZANT(ドニー・ヴァン・ザント)
G : DON BARNES(ドン・バーンズ)
G :JEFF CARLISI (ジェフ・カーリッシ)
Ba:LARRY JUNSTROM(ラリー・ジャンストローム)
Ds:JACK GRONDIN(ジャック・グロンディン)
Ds:STEVE BROOKINS(スティーブ・ブルッキンス)
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント
01. IF I’D BEEN THE ONE(愛は消えても)
1曲目にして5分超の楽曲。
1曲目からメロディアスな楽曲でスタート!
前ブリッジ部分からボーカル:DONNIE VAN ZANT(ドニー・ヴァン・ザント)の唄い方が激しくなり、サビに持っていき、サビ終わりでおとなしくなり、Aメロに戻るところも聴きどころ。
メロディアスなロックサウンドですが、なぜか想いは募るばかり!?(何の想いだよ!!??)
02. BACK WHERE YOU BELONG(想いは果てしなく)
綺麗なメロディの曲が続きます!
既に38 SPECIALの世界にどっぷりハマってしまうタイミングです。
買って正解!って思うくらい曲終盤のギターが豪快さをチラつかせます!
03. ONE TIME FOR OLD TIMES(懐かしの日々)
少し落ち着いた感じで始まるが、メロディの良さで更に38 SPECIALの世界が畳かかけてきます!
04. SEE ME IN YOUR EYES(悲しみの瞳)
ヴァース部分は落ち着いた感じですが、コーラスでメロディアスに歌い上げる。
最後まで聴くとやはりメロディアス路線の38 SPECIALの楽曲です。
05. TWENTIETH CENTURY FOX(20世紀フォックス)
この曲で少し豪快なロックを体験できます!
ツインボーカルでたたみ掛けるカッコイイ曲です。
06. LONG DISTANCE AFFAIR(ロング・ディスタンス・アフェアー)
刻むギターが心地よい。メロディアスな面もあるが、豪快な楽曲です。
07. I OUGHTA LET GO(レット・ゴー)
軽快で少し爽やかな楽曲に仕上がってます。
土曜日の午後にボーっとしながら聴きたい楽曲です。
08. ONE OF THE LONELY ONES(ロンリーワン)
なんとギターソロ!
09. UNDERCOVER LOVER(秘密の恋人)
これまた豪快な感じで始まり、綺麗なメロディが来るかと思いきや、メロディも豪快なロックを聴かせてくれます。
久しぶりにアルバムを通して聴いてみましたが、やはり繰り返し聴いてしまった!
動画+αで楽しむ 38 SPECIAL『TOUR DE FORCE』
38 Special – If I’d Been The One
アルバム1曲目の「Metal Health」ライブバージョンを二種類
38 Special – Back Where You Belong
動画ではないですが、この曲はフルサイズでお楽しみ頂きたかったので。。。
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
38スペシャルのアルバムで最初に購入したアルバムですね。
いやー、このアルバムというか、この38スペシャルですが、ラジオかテレビで流れた楽曲がカッコよくて、アルバムを購入した感じです。
当時はレコードでしたけど。
MYベスト的なカセットテープに録音して聴いてましたね。
ヒットチャート系で流れたりもしていたので、誰だか知らないけど、曲は知っているってケースも多いのではないでしょうかね?
聴きたくなる時って、なぜか秋から冬にかけての夜が多かったかな。
ちょっと人恋しい時・・・。
想い出としては、高校時代に放課後、ラジカセで38スペシャルの曲をかけていると・・・なんて曲?(または誰?/こういう感じの曲好き)って聞かれることがあった。・・・と記憶しています。さすがヒットチャートにも登場するバンド!
イケイケロックモードとはちょっと違うけど、ヒットチャートにも入る、この手の路線も青春の1ページを飾る。
※バンドスタイル/タイプは違うけど、当時(高校時代)はまだ「GLORIA」はTVドラマの主題歌になってないけど、日本のバンドZIGGYの「GLORIA」も「I’M GETTIN’ BLUE」も、なんて曲?(または誰?/こういう感じの曲好き)と聞かれたことあったなぁ~と思い出した・・・。
話を38スペシャルに戻すと
このアルバム収録の楽曲は、個人的には、ちょっとお洒落なサウンド。
粗削りな感じで身体が自然と動くようなイケイケロックサウンドも大好きだけど、このアルバムのようなロックサウンドも大好き。
※聴く人によってはイケイケなのかもしれません。もともとサザン・ロックだしね。
私の音楽的趣向として、この手の楽曲もしっかりと沁みついている感じです。
中学生・高校生頃(+20歳前後)に気に入った楽曲タイプはその後も引きずることになるんだよ。
多分きっと・・・・。
38 SPECIAL 商品関連
今回は・・・38 SPECIAL『TOUR DE FORCE』(1983年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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