衝撃のデビューから 1年も経たず、RED WARRIORS の快進撃となる2ndアルバム登場!このバンドの勢いは誰にも止められなかった!! 真夏の日比谷野音公演は忘れられない!
RED WARRIORS「CASINO DRIVE」(1987年)
こんな方におススメ
- 粗い感じのロックンロールがお好きな方
- 少し硬質なギターサウンドが嫌いじゃない方
- レベッカ(バンド)は好きだけど、特に初期の作品が好きな方
- 80年代国内ロックバンドの伝説好きなロックファンの方
- ダイアモンド✡ユカイの若いころを知りたい方
アルバム「CASINO DRIVE」について
「カラッとして突き抜けた大陸的なロックがやりたかった」と語るギターの木暮 “Shäke” 武彦。
1stアルバム収録曲「SHOCK ME」で目指した方向性を更に突き進めた結果「CASINO DRIVE」で完成形となったとのこと。
「質の高いR&Rソング」であり、「歌のメッセージといい演奏スタイルといい、バンドへの精神的ポリシーと音楽的実践面がバッチリかみ合った作品」と評したのはプロデューサーの宗清裕之さん。
このアルバムは評論家にも受けがよかった。”演奏にもう少しスウィングが欲しい”という意見もありましたが、70年代風のバンドサウンドを意識した感じでカッコいいロックスタイルが評価されたアルバムです。
TOMOZY のアルバム「CASINO DRIVE」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. CASINO DRIVE
のっけから、飛ばしてきます!ロックンローラーの生きざま、見せてやるぜ!って感じの攻撃的な歌詞も魅力のロックンロールナンバー! 1987年7月の日比谷野音でも1曲目でした!
02. I MISS YOU
2曲目も攻めてきます! シャケのギターも、清のベースも、コンマのドラムも痺れます! この疾走感、ライブでも ご機嫌なナンバーでした!
03. OLD FASHIONED AVENUE
ここで少し落ち着いたムードのある楽曲ですが、RED’S(レッズ)らしい、ロックンロールナンバー。ギターソロもシャケの魅力的なフレーズでカッコいいですね。ユカイのヴォーカルも冴えわたる1曲。
04. OUTLOW BLUES
ユカイのヴォーカルを堪能しましょう。ちょっと洒落た感じの味わい深いギターフレーズもカッコイイ! 6分を超える大作ですが、飽きません!
05. MORNING AFTER
綺麗なイントロ、メロディも綺麗な楽曲。大人のラブソング!? ストリングスも雰囲気重視で入ってきます! サビは儚い感じの歌詞がメロディとともに胸に突き刺さってきます。
06. JOHN
この曲はジョン・レノンの事を唄っていますが、別にそのことを意識せずとも、普通に「想い出のあの頃」が・・・とノスタルジックな感じで共感できる人も多いでしょう。全体的に綺麗な旋律でこの曲が好きなRED’S(レッズ)ファンは多いでしょう。
07. MONKEY DANCIN’
何気にライブで盛り上がる曲です!! シャケのギターがシャカシャカ・・・と決めてくれます!
08. FOOLISH GAMBLER
清のベースが唸ります! そして、ユカイのヴォーカルもご機嫌な感じでイイ曲です。ラストのコーラスは渋い感じでカッコいい!!
09. WINE & ROSES #2 (Club Version)
ラストを飾るのは、ゴージャスな雰囲気たっぷりの曲。そして、シャケの曲作りでレベッカ時代でもお馴染みのサビからメロディスタートする、この感じがたまりません! サビは憶えやすいので、一緒に歌ってしまいましょう! ピアノや管楽器も雰囲気を盛り上げてくれます!! ライブでも盛り上がる1曲!
YouTubeで楽しむ「CASINO DRIVE」※Audio
CASINO DRIVE (Lesson 20-RED WARRIORS 20th Anniversary Box-) audio
「CASINO DRIVE」 収録曲のミュージックビデオもあるのですが、公式系のチャンネルでの動画がありませんでしたので、RED WARRIORSの公式YouTubeチャンネルからAudioをご紹介。
今回は、Lesson 20-RED WARRIORS 20th Anniversary Box-Setからの音源をフルサイズで個人的に好きな曲を数曲ご紹介!
CASINO DRIVE
OLD FASHIONED AVENUE
MORNING AFTER
JOHN
WINE & ROSES #2 (Club Version)
あとがき
ボーカルの “DIAMOND-YUKAI”主演作:日米合作映画「TOKYO POP」
RED WARRIORS がデビューした後、ボーカルのYUTAKA “DIAMOND-YUKAI” TADOKORO(田所 豊)は、日米合作映画『TOKYO-POP』(1988年)への出演が決定した!
事務所と契約を済ませたばかりのデビュー直前に出演依頼が出された為、メンバーは乗り気ではなかったとの事。
この映画が35年の年月を経て、2023年8月8日(日本時間)に日米合作映画「TOKYO POP」(監督 フラン・ルーベル・クズイ Fran Rubel Kuzui)が、4K/デジタル化にて復元されたリバイバル上映決定!
ハリウッド、チャイニーズシアターでのプレミア、ジャパンハウスのレセプションパーティにYUTAKA “DIAMOND-YUKAI” TADOKORO(田所 豊)が参加し、主題歌の歌唱パーフォマンスを行ったとの事!
TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
RED WARRIORS、2枚目のアルバム「CASINO DRIVE」(1987年)が発売されたのは高校生の時でした。アルバム発売後、7月には友人と日比谷野音でライブを観ました!
日比谷野音は非常に楽しみにしていたので、当日は会場に行くまでも友人と盛り上がってましたね。どちらかというと邦楽好きの友人と長髪系ロックバンド好きの友人と一緒に会場に向かいました。
当時はシャケのギタープレイとして、親指にフィンガーピックをはめて、ピック弾きと指(爪)を直接、ギターの弦をはじく弾き方を混ぜたプレイに憧れました!
妙にカッコよく見えたものです。
でもまぁ、積極的に練習は しませんでしたので、真似できない・・・。
ライブの選曲として、
この頃には1stアルバムに収録されていた「GUERRILLA」は演奏されなくなりました。曲自体は野音で聴くとハマりそうなんだが・・・。
イケイケの時期だったし、アルバム「CASINO DRIVE」のツアーだったから、曲のイメージがちょっと違うため、致し方ないとも思ったなぁ・・。
だが、ライブ自体は非常に楽しかった記憶ですね。
演奏がどうとか、というよりも前回みた渋谷公会堂は2階席だったから上から見下ろす感じでした。
日比谷野音では、ステージと自分たちの間にお客さんがいるため、たまに自分たちよりも前のお客さんが手を挙げたりすると死角が出来たりする。
この感覚が、また面白んです! ライブ感があって・・・。って変!?
そうそう、映画「TOKYO POP」も観に行きました‼ 懐かしいなぁ~…。
しかし、DVD化にはなっていないのかな?
今回は RED WARRIORS「CASINO DRIVE」(1987年)アルバム・レビューでした。
今からRED WARRIORSの初期作品(80年代)を集めるなら、こちらのBOX‐SETがお得です!
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