プリプリの愛称で知られるガールズロックバンド。
このアルバムからのシングルカットで通算6枚目のシングル「GET CRAZY!」もフジテレビの月9テレビドラマ『君が嘘をついた』の主題歌に起用されましたねぇ~。
PRINCESS PRINCESS「LET’S GET CRAZY」(1988年)
こんな方におススメ
- 音楽を聴いて元気になったり、想いを馳せたりしたい方
- プリプリは両親が好きだったと聞いたことがある方
- 80年代・90年代を代表する国民的ガールズバンドに興味がある方
- リズム隊がカッコイイ音で収録されているアルバムを探している方
- ガールズバンドで初めて日本武道館公演を実現したバンドに興味がある方
TOMOZY のアルバム「LET’S GET CRAZY」評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. GET CRAZY!
テレビドラマ「君が嘘をついた」の主題歌に起用されたシングル曲。威勢のいいイイトロが好き。ミドルテンポの煽り曲でロックンロール。ノリノリに歌う奥居香のボーカルも印象的。
02. それなりに いいひと
結構ロックな楽曲。サビではノリ良く、Aメロはゆったりと・・・。メンバーのコーラスも冴える一曲。キーボードソロも決めてくれます!
03. STAY THERE
パワーポップ的なイントロから始まり、メロディが綺麗な楽曲。そして、ベースラインも粒がはっきりしていて、乗りやすい。サビのメロディは心に残る名曲。
04. LOVE AND BLOOD
ワウを駆使したギターも面白い一曲。ドラムのリズムもタメが効いていて面白い。ベースとドラム、ギターと聴き応えあり!
05. へっちゃら
ノリの良い速めの煽り曲。♬ずーーーーとだまってたことがあーーる♬と言うフレーズが頭から離れない。ラストは音が左右に振られ・・・なんだこりゃ!ってセリフが・・・。本当に なんだこりゃ ですよ!
06. 夕陽がよんでいる
オーソドックスなロックンロール。ただだた、ゆったりとすこし気怠く・・。と言っても結構タイトなリズム隊がプリプリです!
07. 瞳だけはみつめない
なんともメロディアスなイントロなんでしょう。激しいラブソング。曲調からしてキーボードありのハードロック・ヘヴィメタルアレンジにもできそうです。。。そうするとアルカトラズみたいになりそうだ・・・。なぜかメタルイメージで想像したのが、ボーカルがグラハム・ボネットでイングヴェイ・マルムスティーンがギター・・・でしたので。
08. ひとりじめ
ベースが全体を引っ張るノリの良い楽曲。サビやコーラスは少し可愛い感じ。
09. ストリート・ウーマン
なぜかレベッカ、米米CLUBを思い出してしまった曲。ちょっとお洒落な感じのメロディが素敵。
11. M
とても綺麗なバラード。歌詞先行でメロディは後から作成した曲。シングル発売はされていない。正確にいうとシングル「Diamonds」のB面扱いのカップリングとしては発売されてる・・・。結構人気のある作品。好きな曲です。
12. HEART STOMPIN’ MUSIC
ラストは元気なロックナンバーで締める!コーラスもバッチり決まって!楽しい。
映像で楽しむPRINCESS PRINCESSとアルバム「LET’S GET CRAZY」
アルバム「LET’S GET CRAZY」収録曲
PRINCESS PRINCESS 『GET CRAZY!』
このMVはモノクロでスタートして、最後はカラーになります!
PRINCESS PRINCESS 『M』
今、聴いても、泣けてくる楽曲ですねぇ~。MVの映像はライブシーンを繋ぎ合わせています。もちろん「M以外の演奏シーンも沢山盛り込まれているので、当時のプリプリを楽しめる内容になっています。
映像もセンチな感じじゃないのが、むしろ救いかもしれない…。
もっと PRINCESS PRINCESS を楽しむ
PRINCESS PRINCESS を楽しむ とは言っても、他のアルバム収録/シングルのMVじゃなく…。
ちょっとした企画ものをご紹介!
※まぁ、バックに流れる楽曲は、このアルバム収録以外の曲も使われていますけどね。
永久保存盤コンプリートBlu-ray Box「DIAMONDS STORY」
スタッフによる「永久保存盤コンプリートBlu-ray Box「DIAMONDS STORY」」の開封動画です!
開封動画を見て、気になった方…。ソニーミュージックレーベルズから発売中です!
【アンコール上映】プリンセスプリンセス 全国46の映画館でプレミア上映(5.1chデジタル・リマスター版)”90秒”
PRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)について
メンバーはオーディションで集められたバンドだった
元々、楽器パートごとのオーディションで集まった5人組。
当初は「赤坂小町」というバンド名だった。このバンド名義でもレコードデビューしています。(プリプリ解散時期にCD化で再発された)
事務所の活動方針への疑問などもあり、移籍などをする・・・この5人組の活動に対する姿勢は、ただ集められた5人組ではなかったようだ。
(赤坂小町)≒ PRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)のメンバー
Vo:奥居 香(おくい かおり)
G:中山 加奈子(なかやま かなこ)
Ba:渡辺 敦子(わたなべ あつこ)
key:今野 登茂子(こんの ともこ)
Ds:富田 京子(とみた きょうこ)
PRINCESS PRINCESS としての活動
移籍して、CBSソニーよりPRINCESS PRINCESS名義のミニアルバム「Kissで犯罪(クライム)」で再デビューする。
ミニアルバム「Kissで犯罪(クライム)」が、更に別の事務所で移籍検討されたり、、、その事務所がシンコーミュージック。 そう、音楽雑誌「Music Life」や「BURRN!」でお馴染み?の。
シンコーミュージック内でこの5人組を高く評価した女性も強い思いがあったんだろう。この女性こそ、ファンの間では有名らしい「イチヤン」こと市村恵美子。
そして、最終的にシンコーミュージックに移籍することになった5人組は・・・。
マネージャーとなった「イチヤン」こと市村恵美子とともに歩みだす。
スポーツ店のテレビコマーシャルとタイアップされた3rdシングル「MY WILL」からプリプリの曲は注目されていくことになる。そう1988年の事。
その後は1990年代に入っても人気は継続したが・・・。
1992年にキーボードの今野 登茂子が突発性難聴にかかり休養。
この年はオリジナルアルバムの発売はなく、ベストアルバムを発表「SINGLES 1987-1992」がそれである。
1993年には1月に8thアルバム「BEE-BEEP」、12月に9thアルバム「Majestic」と発表するも・・・
1995年には解散宣言。10thアルバム制作打ち合わせで意見の相違が発端となった。
最終的には「友だちのまま、解散したほうがいい」という意見も・・。
なんか・・・いい意味で、仲良かったんだね・・・と思わせてくれる。
オーディションで集まった5人組。もともとは好きな音楽なども、きっと違ったんだろけど、自分たちの作った音楽をやりたい!っていう想いは一緒だったんだろうね。
その自分たちで作る音楽そのものの方向性で喧嘩しても仕方ないし・・・譲れないくらいやりたいことが少し違ったら・・・仕方ないじゃん!って思います。
ラストアルバム「 The Last Princess」発売、解散も明るく!ってことでラストツアーは「解散を遊ぼう」とサブタイトルがついた全県ツアーを決行した。
記憶に新しい事としては・・・
1年間の期間で再結成したのは2012年のこと。リハーサルは2011年から実施してたそうだ。そう、発端は東日本大震災、復興支援的な活動だった。
その後、娯楽界において復興支援活動を行う一般社団法人「チームスマイル」による、大型ライブハウス「PIT(Power Into Tohoku!)」が宮城県仙台市に2016年に完成(仙台PIT)。こけら落とし公演にプリンセス・プリンセスが再集結(2012年の追加公演)。
さらに同年、東京の豊洲にある「豊洲PIT」にて2012年からの再結成活動、最後の追加公演として「PRINCESS PRINCESS TOUR 2012-2016 再会 -FOREVER- “後夜祭”」で本当のラストを迎えることとなった。
PRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)の音楽性
ソングライティングとして、作詞でクレジットされることがボーカルの奥居香は少ないバンド。
どちらかというと作詞はギターの中山加奈子やドラムの富田京子、作曲は奥居香。という面白いバンド。
結構ロック色とポップス色の混ざり具合が気持ちいい音楽性だと思う。
また、歌詞の世界も結構、等身大な胸の内を綴る印象があります。
人生への応援歌的なものも含め、内に秘めた思いを曇りってなしに綴る感じ。
それを奥居香が元気いっぱいに歌って表現するバンド。
結構、リズム隊の音は粒がはっきり聴こえるのも聴いていて気持ちがイイし、ギターのサウンドもロックファンはちょっと安心するかもね。
キーボードもいることから音の厚みもあって、全体的に聴いていて気持ちがいい。
あとがき
PRINCESS PRINCESS メンバーの出会いから40周年を記念サイト
2023年2月20日にメンバーの出会いから40周年の記念日を迎えたプリンセス プリンセスの特設サイトがありました!
メンバーのコメントやイベント関連の情報がてんこ盛り‼
TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
PRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)を知ったのは、このアルバムの前の2ndアルバム「HERE WE ARE」でした。というか同時発売だったシングル「19 GROWING UP-ode to my buddy-」でした。ノリが良く、メロディもカッコ良かったため。
2ndアルバム「HERE WE ARE」と同じ年に今回紹介した3rdアルバム「LET’S GET CRAZY」が発売されます。どちらもレンタルCDショップで借りたのを記憶しています。
この頃から90年代前半まで、PRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)の曲は街中やテレビやラジオでも耳にすることが多かった。
自分自身もシングルでいうと、「19 GROWING UP-ode to my buddy-」、「GO AWAY BOY」、「 GET CRAZY!」、「Diamonds」、「世界でいちばん熱い夏」位の時期が一番、プリプリを聴いていた時ですね。
そういえば、本編にも記載しましたが。「GET CRAZY!」が主題歌になったテレビドラマのDVDセットもありますねぇ…。
話をPRINCESS PRINCESS(プリンセス プリンセス)に戻します。
その後、90年代になってからの楽曲はあまり聴いていない。
コレクションに追加されたのは2ndアルバム「HERE WE ARE」、3rdアルバム「LET’S GET CRAZY」とシングルベスト盤「SINGLES 1987-1992」の3枚。
理由は特になかったと思う。こんだけ流行っているからいつでもCD買えるだろう位の感覚だった。
その後コレクションに追加されたのは4thアルバム「LOVERS」と7thアルバム「DOLLS IN ACTION」位だったと思うが、あまり聴いていない。
もしかすると、良く聴いた2ndアルバム「HERE WE ARE」や3rdアルバム「LET’S GET CRAZY」とシングルベスト盤「SINGLES 1987-1992」はライブで実演しやすいようなアレンジが多かったからかもしれませんね。
私はプリプリで一番好きな曲は? と聞かれたら・・・「Diamonds」と答えるだろう。 プリプリの楽曲の中で唯一のミリオン達成のシングル曲だからではないが、、、歌詞も前向きになれる。応援ソングでもあるし、曲の進行・展開が好き。
90年代後半から社会人として会社の2次会カラオケで、勝手に「Diamonds」入れとけば、必ず誰かが歌ってくれる曲でもありましたね。それが、「Get Crazy!」を勝手に入れると・・・プリプリ好きがいないと歌ってくれない・・・ので自分が歌うはめに。。ちょっと懐かしいですね、カラオケの話は・・・・。
しかし、その次は?と聞かれると・・・結構迷う。
もちろん、選曲するとなると、良く聴いたことのある時期の曲になるのだが・・・
解散までの全アルバムを聴いたわけではないので、
今では、聴いたことのないアルバムも聴いてみたいと思う。
更に「Diamonds」の次に好きな曲を選曲するに もっと 迷ってしまうかもね。
きっと、好きになる曲は聴いていない曲の中にも、沢山あるだろうと思っているバンドだ!
プリプリを今から、手元に置いておきたいコレクションにするなら、2006年発売のBOXセット「10 Years After 〜PRINCESS PRINCESS Premium Box〜」がイイと思う。全アルバム曲入っているしね。武道館のDVDも入っているし・・・・。
私の中で、プリプリと同じパターンのバンドが、リンドバーグですね。。。
一時期、よく聴いた。。。でも全アルバムではない・・・。でも好きなバンド!
そういうバンドやアーティストって皆さんも結構いるんではないでしょうか?
今回はPRINCESS PRINCESS「LET’S GET CRAZY」(1988年)アルバム・レビューでした!
実は「LET’S GET CRAZY」よりも先に「HERE WE ARE」を紹介しようと思って探しましたが見つからず。。。どこに行ったのやら??
それでは、またねぇ~…。
コメント