デビュー前からメジャーに引けをとらない動員数を誇ったロックバンド! 基本路線はハードロックなのだが、POPな要素も垣間見れる楽曲が魅力!メロディ/サウンドはカラっとしたものからウェットなものまで・・・幅広い。ギターワークは一杉縄ではいかないフレーズやサウンドあり。随所に小技も飛び出すテクニシャンなギターも魅力!。
PRESENCE「PRESENCE」(1987年)
こんな方におススメ
- ソリッドであり、ヘヴィであるがキャッチーな楽曲が好きな方
- HR/HMも好きだけど、それに囚われないバンドに興味がある方
- ハイトーンで歌うボーカルがお好きな方
- 爽快感、哀愁、を音楽を通じて感じてみたい方
- 80年代のジャパニーズ・ヘヴィメタル好きな方
PRESENCE(プレゼンス) について
バンド結成は1982年10月との事。
メジャーデビューする以前に映画『魔女卵』(配給:東映(公開日1984年5月12日)に出演しています。
この映画は大阪を舞台にしたツッパリ少女(不良少女)が無名のロックバンド(このバンドがPRESENCE(プレゼンス))と出会って、バンドをメジャーにしようと奔走する姿を描く映画でした…。
※ちなみに映画タイトルの”魔女卵(MAJORAN)”ですが、同名のバンドも存在しています。結構キャッチーなヘヴィメタルバンドって感じです。(結構好き…。)
話をバンドPRESENCE(プレゼンス)に戻しますが、1987年の秋にメジャーデビュー!
PRESENCE メジャーデビュー時のメンバー構成
Vo:西川 茂(SHIGERU)
G:白田 一秀 (RUDY)
B:恩田 快人(RADY)
Ds:岡本 浩明(HIBARI)
※()内はステージネーム
1987年メジャーデビュー後、3枚のアルバムを発表するも1989年後半に解散。
PRESENCE の音楽性
基本路線はハードロックなのだが、POPな要素も存分に発揮されている。
メロディ/サウンドはカラっとしたものからウェットものまで・・・幅広い。
ギターワークは一杉縄ではいかないフレーズやサウンドあり。小技も飛び出すテクニシャン!。
今回紹介するメジャー1stアルバム「PRESENCE」はどちらかというとカラッとしたギターサウンドながらもウェット感を強く感じるアルバム。
カラっと明るめが好きなら、3rdアルバム「AWAKING DOGS」がおすすめ。
オリジナルアルバム
1987年「PRESENCE」
1988年「BLEECKER STREET」
1989年「AWAKING DOGS」
ライブアルバム
1989年 「非常口9.11」
ベストアルバム
1989年「LAST OF ALL」
1998年「THE VERY BEST OF PRESENCE」
TOMOZY のアルバム「PRESENCE」評価
視聴コーナー :アルバム「PRESENCE」
収録曲へのコメント
01. ROCK ME
ミドルテンポのロックナンバー。イントロでギターがちょっと遊んでいます!?
CHEAP TRICK(チープトリック)でおなじみ?のチャイムのフレーズが・・・。
楽曲の展開は途中でスローになったりと・・・
02. BAD BOY
こちらもミドルテンポで進むロックナンバー。ギター音色はカラっとしてても、湿っぽい楽曲!。ギターソロ、カッコいいです。ラストのリフレインされるサビは悲しすぎる。
03. I LOVE YOU ONLY YOU
なぜかEARTHSHAKER(アースシェイカー)を想い出してしまった楽曲。とにかくメロディアスな楽曲であることは間違いない。そして悲しい歌詞が続く・・・・。
04. SLOW DOWN
ロックンロールナンバー。歌詞もロックバンド的!? 途中からピアノも加わり雰囲気バッチリ!!?
05. SHE LOVES ME
ハードなロックナンバー!HR/HMを感じる楽曲でもある。
06. ROCK DRIVE
煽りから始まるロックナンバー! でも、サビは綺麗なメロディが少し見え隠れする、すがすがしい楽曲。
07. NANATSU NO PIASU(7つのピアス)
切ない・・・メロディがなんとも言えない雰囲気を持った曲。
メロディセンスはやはりHR/HM枠に囚われない感じが面白い。
08. SHINKIRO(蜃気楼)
何故か、アルバムの中で一番好きな曲が、この切なくも壮大な展開のバラード!
鳥肌モノのサウンドはいま、聴いても鳥肌が立ちます!
この曲があったおかげで、PRESENCEの次回作も購入したようなもの。
名曲です・・・。
09. LET’S DANCE
ロカビリーか?と思うドラムから始まり、激しいギターがのっかるロックナンバー。
ギターは暴れます! ギターソロ後に歓声が加わり、盛り上げてくれます。
久しぶりの PRESENCE「PRESENCE」でしたが、勢いあって楽しいし、バラードは滅茶苦茶切ない!
映像で楽しむ PRESENCE(プレゼンス)
残念ながら、80年代当時の映像は公式のものがない…。
とは言え、当時のPRESENCE(プレゼンス)に関する情報を対話形式で確認できる動画を紹介!
PRESENCE(プレゼンス)のベーシスト恩田さんが後にJUDY AND MARYで一緒になるドラマー五十嵐公太さんのミュージックスクール『MMRooms』のYouTubeチャンネルから…。
①ヴォーカリスト:西川茂さんと元JUDY AND MARYのドラム五十嵐公太さんの対話形式動画です!
②ギタリスト:白田一秀さんと元JUDY AND MARYのドラム五十嵐公太さんの対話形式動画です!
※白田一秀さんは2023年7月29日に亡くなりました…。ご冥福をお祈りいたします。
PRESENCE(プレゼンス)時代の話部分を以下4つ!
①ヴォーカリスト:西川茂さんと元JUDY AND MARYのドラム五十嵐公太さんの対話
車内対談「西川茂編」Part1
②ギタリスト:白田一秀さんと元JUDY AND MARYのドラム五十嵐公太さんの対話
【車内対談】白田一秀編Part3 あの恩田快人が手紙と菓子折り持って実家に来た!!その理由とは!?【JUDY AND MARY×PRESENCE】
【車内対談】白田一秀編Part4 当時はツアーで稼ぐとか考えてなかった。今と当時のビジネス的視点での違いは…!?【JUDY AND MARY×PRESENCE】
【車内対談】白田一秀編Part5 革ジャン、革パンで○○○三昧の合宿も行ったPRESENCE時代!!【JUDY AND MARY×PRESENCE】
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
高校時代、ジャパニーズ・ヘヴィメタル(ジャパ・メタ)好きの友人から、すげーバンドがいるんだよ!って教えてもらったのが・・・関西のバンド、PRESENCE(プレゼンス)! 1987年の事。
雑誌で名前くらいは知っていたバンド。
その紹介の仕方が、滅茶苦茶、興奮しながらだったような記憶です。。。
今でも元気にジャパメタ聴いてるのかな???
その頃、私の音楽的趣向というかブームというか、日本のロックバンドへの興味は、RED WARRIORS(レッドウォーリアーズ)やZIGGY(ジギー)などだった。
それでも「いやー、きっと気に入りるよ!ライブもスゲーし!」って言われて・・
まぁ、愛読していた雑誌の音楽雑誌ロッキンf(1987年7月号)の付録(ソノシート)にPRESENCE(プレゼンス)の「ROCK’N ROLL」という曲が付いていましたので、早速聴いてみると…。
たしかに! たしかに! カッコよかった!!
当時、ハイトーンで歌うボーカルが苦手になっていた頃だったんですが、耳障りではなかったし、ボーカルもサウンドも気に入りましたね!
バンドのルックスもちょっと派手目でカッコよかったね。
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今回は・・・PRESENCE「PRESENCE」(1987年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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