ビートルズが存在していなかった世界…。しかし!劇中ではビートルズの曲であふれている。。。
もちろんビートルズを知っていれば、楽しめますが、ビートルズを知らなくっても楽しめる映画なんです!
どんな映画かというと、ファンタジー・ロマンティック・コメディ映画なんです!
映画『イエスタデイ(原題: Yesterday)』2019年
2019年公開のイギリス・アメリカ映画。
この映画はファンタジー・ロマンティック・コメディとカテゴライズされています。
脚本はイギリスを拠点に活躍するリチャード・カーティスが担当。ロマンティック・コメディが得意で私の好きな俳優:ヒュー・グラント主演作品でもリチャード・カーティスの名をよく見かけます!
監督はダニー・ボイルが担当。映画『トレインスポッティング』が有名かと。
映画の設定は突飛な感じのファンタジー映画
世界規模の停電が12秒間発生!
その12秒間後、世界は一変していた! ビートルズが世の中に存在していなかった世界になっていた!
この突飛な設定の中で、世界的停電時に交通事故にあい、昏睡状態から無事に意識が回復した売れないシンガーソングライターに起こる出来事をコメディタッチで描く恋愛ドラマ! という内容
しかし!劇中ではビートルズの曲であふれている。。。
そうです。世界的停電時に交通事故になった売れないシンガーソングライターだけはビートルズを覚えていたんです!
本作品は全世界で1億4590万ドルの興行収入を記録しました。
日本でも公開後の初日満足度ランキングで1位を獲得し、映画観客動員ランキングでは7位を記録しました。
映画『イエスタデイ』予告映像
あらすじ
イギリスのサフォークという小さな海辺の町に住むジャックは売れないシンガーソングライター。
弾き語りライブの帰り道。幼馴染でマネージャーのエリーに車で帰路の途中まで送ってもらう。
その後、一人で自転車で自宅に向かっている途中…。
世界的規模の停電が12秒間起こる、真っ暗闇になった後、ジャックは交通事故にあう。
睡状態となったがジャックだが、無地に回復し、友人た地による復帰祝いでギターをプレゼントされる。
新しいギターで1曲ビートルズの「Yesterday」を弾き語りするが、「イイ曲だ!いつの間に作った曲?」、誰もその曲を知らない、ビートルズの名を出しても誰?という反応。。。
そう、昏睡状態から戻ったビリーの世界にはビートルズは存在していなかった!
ならば、と、ビートルズの曲を自分が歌うことを思いつく。。。
もちろん、今まで通り、ライブを行い、ビートルズの曲を歌っても、反応はこれまでとそれほど変わらない。
しかし、地元のレコーディング・エンジニアに声をかけられレコーディングすることに。。。
その後、地元のテレビに出演することに。。。
さらにその後、偶然にもエド・シーランに気に入られ、ジャックはコンサートの前座に抜擢される。
その後は、トントン拍子的にスターへの階段を上っていくのだが、、、。
その過程において、幼馴染エリーとの仲も…。
登場人物/キャスト
主要な登場人物は以下の通りです。
ジャック・マリック役(売れないシンガー・ソングライター):ヒメーシュ・パテル
エリー・アップルトン役(ジャックの幼馴染でマネージャー兼運転手):リリー・ジェームズ
エド・シーラン役(人気ミュージシャン):エド・シーラン(本人)
デブラ・ハマー役(やり手のマネージャー):ケイト・マッキノン
ロッキー役(ジャックの友人で失業中):ブラッドリー・クーパー
ギャビン役(ジャックの地元に住む、レコーディング・エンジニア):アレクサンダー・アーノルド
ジョン・レノン役(ビートルズが存在しない世界の為、暗殺されず船員の設定で78歳):ロバート・カーライル
映画宣伝用:特別映像
『イエスタデイ』本編映像(「イエスタデイ」語り弾き)
TOMOZYの映画感想記
そんなTOMOZYがこの映画を観た感想をちょっとだけご紹介!
こんな人にお薦め
- 楽しめる恋愛コメディ映画を見たい方
- 音楽が好きな方
- 細かいことは気にせず物語に夢中になる方
- ビートルズを知らない方でも楽しめるビートルズ映画を観たい方
- 悪人が一人もでてこない映画がみてみたい方
TOMOZYの感想
ただの音楽映画ではなかった! 完全にファンタジー恋愛コメディです! まぁライブシーンはそれなりに見ごたえあり!
歌唱は当て振りせずに生歌唱なので違和感なしでGood!
全体を通して好きな映画でした!
良かったところ
- 主人公がほんわかした感じの青年で、嫌みがない所が見やすかった
- 主人公の交通事故後の「あるもの/ないもの」探しをネット検索するシーンのテンポがイイ
- 新しい世界での「あるもの/ないもの」が忘れた頃にやってきて笑えたところ
- 大笑いというよりも、「え?」「そう?なの?」とか「あら!」という感じ
- 演奏シーンもリアルで良かった
- 最後はハッピーエンドなので恋愛物語としては良かった
残念だったところ
- 幼馴染が恋に落ちたバンドコンテストで演奏したオアシスの楽曲…。
ビートルズ以外にオアシスも存在していない世界になっていたから、その思い出はどうなったか?
途中から気になってしまったところ - 最後はハッピーエンドだったから良いのだが、最後にもうひと笑い欲しかった
「え?」そうなる?ってのがあったらコメディとしても更にグッドだったかもしれない
※これは欲張りな感想かもしれません
ネタバレ映像ありの映画『イエスタデイ(原題: Yesterday)』特別映像
劇中の映像を交えながら制作過程を見ることができる特別映像です。
『イエスタデイ』特別映像(A Look Inside)
メインは俳優陣が映画のことを語ります。
『イエスタデイ』”TRACKS ON TRACKS”特別映像
ジャックが地元サフォークではじめてレコーディングすることになるスタジオについて
『イエスタデイ』特別映像(Himesh Sings The Beatles)
劇中の演奏シーンにおける収録方法など、その場の生演奏を収録するスタイルだったそうです。
『イエスタデイ』エド・シーランのライブ会場<メイキング映像>
劇中ラストのエド・シーランのコンサート会場メイキング
ジャックがエド・シーランに頼み込んで、自分の演奏時間をもらった会場ですね。
映画『イエスタデイ(原題: Yesterday)』を観るなら!
いまでは、昔の映画もビデオ(DVDやブルーレイ)を購入したり、借りたり、VODで視聴したりと様々な手段で映画を楽しむことが出来るようになりましたねぇ~。
【購入】やはりこの映画はDVDやブルーレイで手元に置いておきたい方!
【配信サービス】配信サービスを利用して観る
私はAmazonのPrimeVideo/prime特典(prime見放題)にて映画『イエスタデイ(原題: Yesterday)』を観ました!
30日間無料体験もあるので、お試しで映画三昧になるのも良いかもしれませんね。
【注意事項】
配信サービスの場合、配信作品自体が変更になることもあります。
契約サービス内での無料視聴以外にも、購入作品、レンタル作品の場合もあるので実際に自身で確認頂きますようお願い申し上げます。
機会があれば、是非、2019年イギリス・アメリカ制作の映画『イエスタディ(原題: Yesterday)』をご覧ください!
映画『イエスタデイ(原題: Yesterday)』のサウンドトラック
この映画にはビートルズの曲であふれています。
ビートルズの楽曲を使用・利用する為、使用許可を得るべくポール・マッカートニーとリンゴ・スター、さらにオノ・ヨーコ(ジョン・レノンの未亡人)ととオリヴィア・ハリスン(ジョージ・ハリスンの未亡人)に手紙を書き承諾を得たりしたそうです。
また、映画に本人役でエド・シーランが出演しています、映画用に書下ろしで「One Life」と「Penguin」の2曲提供したそうですが、サウンドトラックには収録されていません。
映画の楽曲の歌唱はジャック役のヒメーシュ・パテルが当て振りなしで演奏&歌唱を行っています!
ヒメーシュ・パテル 「From The Film “Yesterday”」MV
Himesh Patel – Yesterday (From The Film “Yesterday”)
Himesh Patel, Lily James – I Want To Hold Your Hand (Tracks On The Tracks Sessions)
映画のサウンドトラック:配信サービス
映画のサウンドトラックとして、音楽配信でも聴くことができます!
Apple Music
Spotify
amazon music
サウンドトラックCDは手元に置いておきたい!【購入編】
あとがき
この映画のタイトルは『イエスタディ(原題: Yesterday)』で2019年公開のイギリス・アメリカ映画ですが、実は同タイトルでノルウェー映画(2014年)があるんです。後ほど簡単に紹介します。
また、今回紹介した映画『イエスタディ(原題: Yesterday)』に似たアプローチのファンタジーとして、漫画ですが、かわぐちかいじ作品で『僕はビートルズ』というのがあります。もともとの原作は藤井哲夫さんで、漫画として描いたのが、かわぐちかいじ さんでした。
映画『イエスタデイ(原題:Yesterday)』2014年 ノルウェー映画
内容はビートルズに憧れる少年たちの青春音楽映画!
青春映画なので、友情や恋物語もあります。映画の構成は学生の課題で「手本にしている人物は誰?」という作文を書く形で進んでいく感じですね。
もちろん、この映画にもビートルズの曲が流れます。この映画の場合は楽曲「Yesterday」はカバー曲で流れますが、その他のビートルズの曲はオリジナルが使用されています。
漫画『僕はビートルズ』原作:藤井哲夫、作画:かわぐちかいじ
現代の日本でビートルズのコピーバンド:THE FAB4(ファブ・フォー)が、ビートルズがデビューする前にタイムスリップし、ビートルズの曲(盗作)でメジャーデビューしてしまう!
このファンタジーでは今回紹介した映画のようにビートルズ自体の存在はなかったわけではなく、実在するのですが、まだビートルズがデビューする前から、ビートルズがデビューした後の楽曲自体を知っているコピーバンドがビートルズよりも先に曲を発表しちゃうというスリリングな内容になっています。
ビートルズのコピーバンド:THE FAB4(ファブ・フォー)がどうなっていくのか?
そしてビートルズはTHE FAB4(ファブ・フォー)の出現によって、どうなっていくのか?
結構好きな漫画でしたねぇ~。
この漫画にて、ビートルズとは何だったのか? オリジナリティとは何かと問いかけられる作品でした。
今回、観た映画『イエスタディ(原題: Yesterday)』でしたが、面白かったんですよね。
なぜか、途中から泣けてきた…。自分の曲じゃない葛藤と不器用な恋心。。。
まぁ、ラストはハッピーエンドで良かったねぇ~。
派手な見た目でキャッチーな楽曲を演奏するバンド好きなTOMOZYですが、それと同じくらい、映画も好きなんですよねぇ。
このカテゴリーでは音楽関連の映画をご紹介していきます!
それでは、今回はこれでおしまい。またねぇ~。
ちなみに・・・音楽映画やラブコメ映画以外にも
アクション映画やホラー・サスペンス映画も大好きなんですよね~。
映画館で観ることも好きですが、自宅でくつろいで映画を観ることも好きです! 家で映画を観たくなったら。。。
そんなときは。。。。Amazonプライム のPrimeVideoですね
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