この映画はイギリスのバンド”THE SMITHS”解散のニュースから始まる…。
しかも、実際に起こったラジオ局ジャック事件を元にフィクションとノンフィクションを組み合わせた映画になっています! そして、劇中にわたり”THE SMITHS”の楽曲が流れる! ”THE SMITHS”を好きな人も”THE SMITHS”を知らない人もこの映画は楽しめる作品になっています!
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(原題: Shoplifters of the World)』2021年 アメリカ・イギリス作品
2021年公開のアメリカ・イギリス作品。
この映画は1987年9月イギリスのバンド”THE SMITHS”解散のニュースから始まる…。
舞台はアメリカのコロラド州デンバー…
主人公はスーパーで働くクレオとレコード店で働くディーン…そしてクレオの友人…。
当時のアメリカはHR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)が流行していたが、イギリスの音楽を好む若者もいました。そんな若者の一人、レコード店で働くディーンはとある計画を思いついていた…。
それが、地元のラジオ局をジャックしてバンド”THE SMITHS”の曲をかけつづけること‥‥。
物語は、実際に起こったラジオ局ジャック事件を元にレコード店で働くディーンやスーパーで働くクレオと3人の仲間たち、迷える若者たちの一夜を描く青春映画です。
監督はスティーブン・キジャクです。
他の作品で有名なのは日本のロックバンド”X(X JAPAN)”のドキュメンタリー映画『We Are X』でしょうか?
音楽やミュージシャンに関する映画で知られています。
映画の中では”THE SMITHS”の実際のインタビュー映像が起用され、現実感をうまく表現している点も観ていて、その場にいる感覚にもなる映画です。
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』日本国内予告編_映像
あらすじ
1980年代、痛烈な言葉と独特な音楽性でイギリスの音楽シーンを圧巻したバンド”THE SMITHS”が解散するというニュースがアメリカでも放送されたのが物語の始まり。
このニュースを知った主人公のクレオ…。レコート店で働くディーンもその一人。。。
レコード店の店員ディーンにクレオは「この町の連中に一大事だと分からせたい」と訴える。
レコード店で働くディーンは、音楽の歴史になお残す、とある計画があったが、クレオにはまだ秘密だと…。
彼には音楽の歴史になお残す、とある計画があった。
それは地元のヘヴィメタル専門ラジオ局をジャックしてバンド”THE SMITHS”の曲をかけさせること。
一方、クレオは友人たちとのパーティー!
友人の一人が軍隊へと入隊することが決まったため…男女4名で夜通し楽しむが…
ディーンはヘヴィメタル専門ラジオ局をジャックし、”THE SMITHS”の曲をかけさせる…
その放送を聞いた”THE SMITHS”のファンの人たち…。
一夜の出来事の中に、レコード店で働くディーン、クレオやその友人…若者たち、それぞれが抱える苦悩・葛藤が浮き彫りになっていく…。
ヘヴィメタル専門ラジオ局のDJも音楽が好きなモノ同士だったからか、ディーンと分かち合うようになった頃、ラジオ局に警察のパトカーが集結してくる。
ディーンからクレオへの最後の1曲が流れるなか、ディーンは出頭する‥‥。
登場人物/キャスト
主要な登場人物は以下の通りです。
クレオ(スーパーで働く若者/レコート店での万引き常習犯)役:ヘレナ・ハワード
ディーン(レコード店で働く若者/密にクレオに恋している)役:エラー・コルトレーン
DJフルメタル・ミッキー(ヘヴィメタル専門ラジオ局のDJ)役:ジョー・マンガニエロ
ビリー(入隊することが決まっている/クレオに恋している)役:ニック・クラウス
シーラ(クレオの友人/パトリックの恋人)役:エレナ・カンプーリス
パトリック(クレオの友人/シーラの恋人)役:ジェームズ・ブルーア
TOMOZYの映画感想記
TOMOZYがこの映画を観た感想をちょっとだけご紹介!
こんな人にお薦め
- 若者の苦悩・葛藤を描いた青春映画が観たい方
- THE SMITHの音楽に興味がある方
- 世間とこじれてしまう若者やこじれた青春時代を経験した方
- ラジオ局ジャック事件、知っている!って方
- 〇〇ロスって感じになったことがる方
TOMOZYの感想
音楽によって救われることもある…。
そう思わせてくれる青春映画でした。
良かったところ
- 劇中、THE SMITHSのインタビューも挿入されたり、楽曲が流れまくる!
- HM/HR専門ラジオ局のDJもいつしか音楽のジャンルは関係なくTHE SMITHSに共感するところ
- 若者の苦悩・葛藤が一夜に凝縮されるが、若者だけじゃない気もするところ
- 結構、映像的に素敵なシーンもあった事
- フィクションとノンフィクションのバランスが良いと思った
残念だったところ
- 実は主人公の女性とレコード店員との恋愛ドラマでもあったが、わかり難いところ
- 上記の関係もありエンディングに関しては、うまくできすぎ?と思ってしまった点
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』関連映像
12/3(金)公開『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』特報
PARCO で公開するにあたり、前記した日本国内予告編_映像の前に特報映像もありました。
SHOPLIFTERS OF THE WORLD – Official Trailer
オリジナルのOfficial Trailerだと結構ラストに近い映像なども使われています。
映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(原題: Shoplifters of the World)』を観るなら!
いまでは、昔の映画もビデオ(DVDやブルーレイ)を購入したり、借りたり、VODで視聴したりと様々な手段で映画を楽しむことが出来るようになりましたねぇ~。
【購入】やはりこの映画はDVDやブルーレイで手元に置いておきたい方!
【配信サービス】配信サービスを利用して観る
私はAmazonのPrimeVideo/prime特典(prime見放題)にて映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(原題: England Is Mine)』を観ました!
30日間無料体験もあるので、お試しでいろいろな映画を観ることができます!
観たかった映画や知らないけど面白そうだな映画あったからみてみようかな? なんて映画三昧になるのも良いかもしれませんね。
【注意事項】
配信サービスの場合、配信作品自体が変更になることもあります。
契約サービス内での無料視聴以外にも、購入作品、レンタル作品の場合もあるので実際に自身で確認頂きますようお願い申し上げます。
機会があれば、是非、映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(原題: Shoplifters of the World)』をご覧ください!
”THE SMITHS” 関連の映画
”THE SMITHS” 関連の映画として『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(原題: England Is Mine)』というのもあるんです。
映画『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(原題: England Is Mine)』2017年(日本劇場公開:2019年)
この映画は、バンド”THE SMITHS”の結成前夜までの物語で主人公は後にMORRISSEY(モリッシー)となるSteven Morrissey(スティーヴン・モリッシー)のかなりこじれた青春時代~青年時代を描いた映画です。
あとがき
今回、観た映画は映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(原題: Shoplifters of the World)』でしたが、実際に起こったラジオ局ジャック事件が元になっています。
確かに、そんなことがあった記憶でした…。
完全に忘れていましたが、個人的には、それなりに好きな映画ですね。まぁ、ラストは賛否ありそうですが、なんとなくハッピーエンドなので良いのでは?と思う感じ。
これからもいろいろな映画をみてみたいので、無料期間を過ぎましたが、Amazonプライム のPrimeVideo でこれからも楽しんでいきたいと思います。
【注意事項】
配信サービスの場合、配信作品自体が変更になることもあります。
契約サービス内での無料視聴以外にも、購入作品、レンタル作品の場合もあるので実際に自身で確認頂きますようお願い申し上げます。
それでは、今回はこの辺で…。
コメント