デビュー後のツアーも意欲的に開催してきた DANGER DANGER 。もちろん JAPAN TOUR ありました!! そして待望の2ndアルバムがリリース! 前作同様にポップでハードな楽曲が収録されています!
DANGER DANGER『SCREW IT !』(1991年)
こんな方におススメ
- ポップでハードなアメリカのロックバンドに興味がある方
- 80年代後期のCBS新レーベル第一弾アーティストに興味がある方
- バンド名や曲名も「同じ単語を繰り返す」表記が気になる方
- 聴いてみなければ好きか嫌いかわからないと思う方
- カラっと元気な楽曲を聴いて元気になりたい方!
視聴コーナー :アルバム『SCREW IT !』
アルバム『SCREW IT !』について
DANGER DANGER の1stアルバム『DANGER DANGER』と楽曲の感じ・路線は同じです。
少しだけ違うとすれば、前作ではギターソロを数曲差し替えしただけのAndy Timmons (アンディ・ティモンズ)がレコーディング完全参加だったことでギターの鳴り方が多少違うかと。
他には、ちょっと遊び心が出たのか? SE風のイントロダクションや一休み風のアコースティックギターソロも曲数にカウントされている…。
まぁ、全体的に前作同様、メロディセンスは抜群なのでハードロック/ハードポップ好きには堪らないアルバムである。
発売当時の日本盤CDにはボーナストラックありの17タイトルが収録されていました。
バンドからのコメントは「日本のために何か特別なことを・・・」との事。
他のバンドのCDも健康な頻度で日本盤ボーナストラックがあったりしますが、そこは言わないでおこう…。
TOMOZY のアルバム評価
収録曲へのコメント(日本盤ボーナストラック含む)
01. GINGER SNAPS(INTRO)
SEとしての役割ですね。ジャングルで猿が叫び・・・。そして女性が叫んでる・・・というかアメリカのセクシー女優さんの得意の声を披露してもらったんだって。
02. MONKEY BUSINESS
そして、本当の?オープニング曲ですが、これが本当はアルバムタイトルになるはずだった。まぁ、明るく元気が出る楽曲です。アルバムを通して期待できるスタートです。好きな曲です。サビは一緒にコーラスに参加しちゃいましょう!
03. SLIPPED HER THE BIG ONE
ヘヴィなイントロで低音部分はイイ感じで体を刺激します! カッコいい曲です。
04. C’EST LOUPE(PRELUDE)
ここで少し休憩? アコースティックギターのソロ的な楽曲ですが、次の曲と繋げたため、これが次の曲のイントロ的な雰囲気も・・・。
05. BEAT THE BULLET
メロディアス雰囲気を持ったハードな楽曲。ギターソロは弾きまくっています!まぁベース音が気持ちいい!
06. I STILL THINK ABOUT YOU
アコースティックの音色を活かしたバラード曲。昼下がりにボーっとしながら聴きたい。
07. GET YOUR SHIT TOGETHER
ノリノリの楽曲! ボーカルメロディはかなりカッコいい! よくあるポップでグラマラスなアメリカのHR/HMバンド的な雰囲気! この曲も好きです。
08. CRAZY NITES
この曲、かなりポップな感じロックナンバーで好きな曲です。 ノリも良くてドライブにピッタリ! でも運転中は運転に集中です! この曲も好きな曲!。
09. PUPPET SHOW
ギターヒーロー! っていう感じのギターソロを披露してくれます!
10. EVERYBODY WANTS SOME
ミドルテンポで攻めてきますが、バスドラやベースの音色にやられます! この曲もまぁ、よくあるタイプの楽曲ですが、カッコいいです。
11. DON’T BLAME IT ON LOVE
イントロのギターによるアプローチは、全ての楽器が鳴る瞬間を期待させます! 聴きまじめたら、知らず知らずに身体がリズムに合わせて動きます! きっと。
12. COMIN’ HOME
ポップな雰囲気バッチリのイントロから歌が始まると・・・なんかカントリーっっぽい。エレキギターの音色がいい味付けになっていますね。この曲も好き。
13. HORNY S.O.B
ハードに攻めてくる1曲! な感じロックナンバーで好きな曲です。 この曲も雨の日にも似合うと思うのは不思議です!
14. FIND YOUR WAY BACK HOME
不思議な雰囲気のイントロから始まりながら、少しずつ盛り上げていくロックバラード的な楽曲。ギターソロも雰囲気バッチリ! その後ろに聴こえるキーボードは壮大な雰囲気を作ります。
15. JUST WHAT THE DR. ORDER
この曲は日本へのボーナストラック。ハードなロックンロールナンバー! もちろんノリノリな演奏が楽しめます。
16. YEAH ,YOU WANT IT!
なんとラップです。まぁ、遊び心満載なアルバムだ! LAガンズ、イナフ・ズナフ、ポイズン・・・とアメリカのバンド名も飛び出す異色作で意欲作か?
これがボーナストラックのような気がしてならないけどね。
17. D.F.N.S.
最後は一緒に歌って盛り上がろう。GET YOUR SHIT TOGETHER のサビをアカペラで!! ライブ会場を後にする人たちが ほろ酔い気分で歌うような雰囲気で。。。どうぞ!
DANGER DANGER『DANGER DANGER』でしたが、購入当時、よく聴いた!
このポップでハードなサウンドと歌声は、いまでも大好きです!
それに加えて、個人的なイメージですが、雨の日に聴いても、カラッとさせてくれる楽曲が多いと感じました! これは当時と変わらぬ印象だぁ~。
映像で楽しむ『SCREW IT !』
アルバム収録曲からのMVを観てみよう!
今回載せているPV以外にも収録曲のPVはありますが、公式じゃないので割愛します。
DANGER DANGER「MONKEY BUSINESS」PV
この曲名がアルバムタイトルになる予定もあったとか・・・。
しかし‥当時人気バンドだった SKID ROW にも同名曲があることもあってか?
アルバムタイトルを「SCREW IT !」に変更することに・・・。
なので、実質上アルバムタイトルトラック!のPVってことです!
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
このアルバム『SCREW IT !』と1st『DANGER DANGER』に収録されてい楽曲は結構な割合で車でお出かけ時に聴く”お気に入りテープ”の中に録音されていました!
なので、車の中で移動中の景色とともにいろいろな記憶があるんです。
カラっと晴れた夏の高速道路だったり、雨が降る日の都心の一般道だったり…。
どちらも結構、似合う楽曲が多いことが、1stと2ndの両方好きな理由だと思います。
90年代の移動時によく聴いていた楽曲が多い!
話は変わりますが、
前作の『DANGER DANGER』の時も書きましたが、この2枚目のアルバム『SCREW IT !』に続く3枚目のフル・アルバムとなるはずの『Cockroach』が完成間近という時にボーカルのテッドが解雇!
訴訟問題にもなり、幻のアルバムとなったが…。
このあたりから、個人的にはDANGER DANGERから離れてしまった感じなんですよね。
月日は流れ、テッド・ポーリー とバンドも和解した2004年以降、ボーカリストにテッド・ポーリー が復帰してあとの映像をおまけで載せておこうと思います!
おまけ:日本で開催されたLOUD PARK 16 のライブから
2004年にデビュー時のボーカリスト:Ted Poley(テッド・ポーリー)がバンドに復帰!
その後、2016年に日本で開催されたLOUD PARK 16 に出演したDANGER DANGERの映像をどうぞ!
I Still Think About You (Live at LOUD PARK 16) Japan 2016
Bang Bang (Live at LOUD PARK 16) Japan 2016
DANGER DANGER 商品関連
以下、『DOWN』、『Four the Hard Way』、『The Return of the Great Gildersleeves』のボーカルはPaul Laine(ポール・レイン)です。
以下の幻の3rdアルバム『Cockroach』には、ほぼ1曲につきテッドとポールの両バージョンを収録した2枚組
テッド・ポーリー復帰後のアルバム!『Revolve』
80年代リリースの1st、2ndの雰囲気もありながらイイ感じで歳を重ねた哀愁感も感じる!
個人的にはDANGER DANGER のボーカルイメージはテッド・ポーリーだし、楽曲のイメージも1st・2ndなんだよねぇ~。
今回は・・・DANGER DANGER『SCREW IT !』(1991年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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