MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)にとって悪夢のレコーディングとなったバンド ”JERUSALEM SLIM”は空中分解となりました。その後、MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)は、かなりパンキッシュなロックンロールを奏でる新バンドDemolition 23.(デモリッション23)を結成しました!
JERUSALEM SLIM での出来事を自ら吹き飛ばす勢いのあるアルバムが完成!HANOI ROCKS、MICHAEL MONROEのファンやパンキッシュなロックンロール好きには、たまらない作品であるのは間違いない。
DEMOLITION 23.『DEMOLITION 23.』(1994年)
こんな方におススメ
- キケンな香りが漂うロックンロールバンドに浸ってみたい方
- 80年代の伝説のバンド HANOI ROCKS に興味がある方
- 彼にとっての正直な気持ちのロックンロールを理解しようと思う方
- HANOI ROCKS 関連のアルバムはコレクターアイテムかもと思う方
- シンプルでありパンキッシュなロックンロールが好きな方
アルバム『DEMOLITION 23.』あれこれ
のアルバムのプロデュースは、Little Steven(リトル・スティーヴン)ということは、マイケルの念願がかなったんだね!! 良かった良かった! という話からスタートします!
前作?というか 悪夢となった JERUSALEM SLIM のアルバム作成時にマイケルは、Little Steven(リトル・スティーヴン)のプロデュースしてほしかったが、別のプロデューサーで進行することになったんだよねぇ~。 これが悲劇の始まりだった・・・。
まぁこの話は JERUSALEM SLIMの記事 で確認してもらうとして、
このDEMOLITION 23. はというと、もともとはカバーバンド的に友人たちとライブやったりしていたらしいよ。
で、メンバー構成で気になるのが、ギターの Jay Hening(ジェイ・ヘニング) なんだけど、マイケルとは『NOT FAKIN’ IT』のレコーディング時に同じスタジオで知り合ったのが最初だそうです。
その後、Jay Hening(ジェイ・ヘニング)が STAR STAR(スター・スター)ってバンドをやっている時にプロモーションビデオにマイケルも参加したりしてました。
そんな交流があった、ギタリストがこのJay Hening(ジェイ・ヘニング)なんです。
しかしJay Hening(ジェイ・ヘニング)は、途中で交通事故にあったり、アメリカからの出国禁止処置がくだされたり、活動上どうしてもネックになるコトが続いてしまったんです。
ということで DEMOLITION 23. での今後の活動(ワールドワイドでの活動)を考えるとギタリストとして、ナスティ・スーサイドに合流してもらったようです。
なので、プロモ来日、正式ジャパンツアーではナスティ・スーサイドが来日し、ギター弾いていますね!
視聴コーナー
TOMOZY のアルバム『DEMOLITION 23.』評価
収録曲へのコメント
01. Nothin’s Alright
ドラムがリズムを刻みギターリフが加わり、そしてマイケルの「Uh!」の掛け声とともに全楽器が重なり合いながらスタート!! 1曲目からマイケルのカウントシャウトで一気に盛り上がります! サビもわかりやすい単語の連呼です!
02. Hammersmith Palais
2曲目は更にボルテージを上げてくれます! この感じ! この感じ!! ってこの手のタイプの曲が好きな人には堪らない1曲です!! この曲滅茶苦茶好きです! もちろんサビは一緒に歌っちゃいましょう!
03. The Scum Lives On
マイケル・モンローらしい歌い回しを思う存分楽しめる1曲です!
04. Dysfunctional
この曲の雰囲気は、ちょっとだけ休憩タイムになる人もいるでしょう・・。
まぁ、マイケルのハーモニカも聴けるし、楽しめますよ。
05. Ain’t Nothin To Do
この曲のイントロでノックアウト!! おなじみの Dead Boys のカバーです! この原曲もカッコいいですよ!
06. I Wanna Be Loved
そして、こちらは、Johnny Thunders&the heartbreakers ですね。こちらはまとまりがイイ感じにカバーされています・・・。 とは言え、サビはやっぱり一緒に叫んじゃうよネ!
07. You Crucified Me
イントロはちょっとだけ凝っています・・・。曲が始まれば、哀愁ある楽曲なのでびっくり。こういう曲、たまに持ってくるんですよね~。結構それがイイ感じなので好きです。
08. Same Shit Different Day
待ってました!! って声が出そうな曲です! ライブでの盛り上がりが想像できちゃいます!! ドラムのリズムにのって、マイケルの歌のみでサビから始まり、一気に盛り上げちゃう楽曲! ギターも弾いてて楽しいだろうなぁ~って曲です。 この曲滅茶苦茶好きですねぇ~。 フェードアウトで終わるんですが、ビシッと終わってもカッコいいと思うんですけどね。
09. Endangerd Species
直線的に突き進む感じがカッコイイですねぇ~。パンキッシュな雰囲気大好きです! ちなみに U.K. Subs ってバンドのカバーです!
10. Deadtime Stories
ラストは悲しい感じでの楽曲で締めます! アルバムのジャケットブックには、この曲の歌詞の隣に Stiv Bators の長髪時代の写真が・・・。 Stiv Bators に捧げた曲でしょう・・・。この曲も好きです!
久しぶりの DEMOLITION 23.『DEMOLITION 23.』でしたが、やはりこのアルバム好きだわ!
映像で楽しむ『DEMOLITION 23.』
DEMOLITION 23. の映像を観てみよう。
個人的には好きなPVの作りだったりするんでおススメです。
アルバム『DEMOLITION 23.』収録曲:MV
Nothin’s Alright
ギタリストは収録時の状況で、Jay Hening(ジェイ・ヘニング)だったり、Nasty Suicide(ナスティ・スーサイド)だったりしたんでしょうね。流してみるとこのPVにお二人とも登場してると思うのだが、気のせいか?
Hammersmith Palais
この曲には都市の名前も結構出てくるため、いろいろな国で撮影した映像がPVに使われています!
なので、来日時の映像も使われています! もちろんライブ映像も使われていますが、何と言っても、新宿スタジオALTA(アルタ)でのパフォーマンスも使われているのが印象的ですね。
アルバム『DEMOLITION 23.』収録曲ライブ映像
これからご紹介する映像は、DEMOLITION 23. としての演奏ではなく、MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)のソロバンドでのライブ演奏です。
Michael Monroe – Nothin’s Alright (Live)
Michael Monroe – Hammersmith Palais (Live)
あとがき
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
このアルバムは個人的にかなり好きなアルバムの一つです!
楽曲的にも好みだし、ライブで楽しめそうだしね。
それに、このアルバムは車の中でよく聴いていたのを憶えています。
また、このアルバムがリリースした後に個人的な話ですが、株式会社と名の付く会社で働くことになるんですよね~。1日8時間勤務というやつです。。。年齢的には遅いのかも知れませんが社会人1年生?って感じがこの1994年だったのです・・・。まぁ通勤時にもウォークマンで、この『DEMOLITION 23.』をよく聴いていました!
その後、長い間、廃盤になっていたため、コレクターアイテム感が強かったんですが、2022年10月14日に『Wicked Cool Records』から再発されましたねぇ~!
この中にはDEMOバージョンも収録されていることから、既にアルバムを持っている方もDEMOバージョン欲しさに購入してしまうことでしょう・・・。
2022年6月 還暦を迎えた MICHAEL MONROE 特別公演
そういえば、2022年に還暦を迎えたMICHAEL MONROEですが、故郷フィンランド・ヘルシンキにて特別公演が開催されたんですよねぇ~。
これまでのキャリア総決算的な内容だったのですが、ソロ作品のコーナー、今回ご紹介した DEMOLITION 23. のコーナーもあったんですよね!
しかし、ドラムのジミー・クラークも参加予定だったんですが、現在メタリカのドラム・テクをやっていて、急遽メタリカのライブが翌日に決まり・・・
メタリカのメンバーからはマイケル側への参加OKだったんだけど、ジミー・クラークのマネジメントサイドからNGになり参加できなくなったそうです・・・。
そして、グランドフィナーレでは、デビュー当時のHANOI ROCKS メンバーによる1夜限りのリユニオン演奏もありました!
デビュー当時のメンバーなのでドラムはGyp Casino(ジップ・カジノ)ですね。
ということで以下5人によるHANOI ROCKS が見られたのです!
Vo:MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)
G:Andy McCoy(アンディ・マッコイ)
G:Nasty Suicide(ナスティ・スーサイド)
B:Sami Yaffa(サミ・ヤッファ)
Ds:Gyp Casino(ジップ・カジノ)
この5名のメンバーが同じステージに立つのは、1982年7月27日以来だったそうですね。
このMichael Monroe 60th Birthday Bash での模様はYouTubeでいろいろ見ました。。
その場に行きたかったと思うのは、私だけではないでしょうけど、ステージ上の皆さん楽しそうですね。
これまで関わりがあったミュージシャンもステージ上で楽しそうですしね。
有名どころのミュージシャンでMichael Monroe のバンドメンバーでもあった
Backyard Babies、The Hellacopters 等で活躍中のDregen(ドレゲン)やWildheartsのGinger(ジンジャー)もステージで演奏していましたね。楽しそうでなにより。。。
MICHAEL MONROE 商品関連
MICHAEL MONROE ソロ作品
JERUSALEM SLIM (1992年作品)
DEMOLITION 23. (1994年作品)
HANOI ROCKS (80’s HANOI ROCKS)
HANOI ROCKS (新生 HANOI ROCKS 2001-2009)
今回は、DEMOLITION 23.『DEMOLITION 23.』(1994年)アルバム・レビューでした!
またねーーー。
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