グラムロックにも通じるブリットポップが満載! 1993年に念願のメジャーレーベル:Island Recordsと契約!シングル曲のAB面収録曲を集めた企画アルバムがこのアルバムでした。 実はこのバンド:PULP(パルプ)は1978年に結成されたイギリスのロックバンドなので、10年以上の下積み時代があったんです!
PULP『INTRO : The Gift Recording』(1993年)
こんな方におススメ
- 90年代のブリットポップ全盛期に興味がある方
- グラムロックにも通じる妖艶な雰囲気もあるフロントマンに興味がある方
- 10年以上の下積み時代もあったバンドに興味がある方
- 当時のイギリスで社会現象的に人気を博したバンドに興味がある方
- イエモン吉井和哉 氏も絶賛していたバンドに興味がある方
企画アルバム『INTRO : The Gift Recording』について
このミニアルバムに収録されている楽曲は、メジャーレーベルのIsland Recordsと契約する前にWarp Records配下のGift Recordsと契約していたこともあり、シングル曲「Babies」と「Razzmatazz」は共同でシングルリリースしています。
その後はメジャーレーベルIsland Recordsからのリリース。。。
このミニアルバムはシングルAB面曲を1枚のミニアルバムにし1993年にリリースしたものである。
そしてメジャー作品の第一弾アルバムは翌年1994年『His ‘n’ Hers』でした・・・。
TOMOZY のアルバム評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. SPACE
宇宙を表現したサウンド。語り掛ける、 Jarvis Cocke(ジャーヴィス・コッカー)・・・。オープニングSE的な作風・・・。後半、バックの楽器隊が盛り上がり曲がやっと始まった!? と思うが、そこには歌は乗らずに終わる! まさにオープニングSE!!
02. O.U.(12inch MIX)
シンセのサウンドが優しい!? ボトムにはベース音が地響きのように鳴り響く! メロディは気持ちいほどにポップ! パルプ独特な緊張感もあって好きな曲!
03. BABIES
3曲目、ギターの音色も美しく、時より変なシンセの音も可愛らしい!? もちろんメロディは美しく・・・。この曲は特に好きです!
04. STYLOROC(NITES OF SBURBIA )
実はこの曲、シンセの音色がちょっと苦手・・・。
05. RAZZMATAZZ
この哀愁感! Jarvis Cocke(ジャーヴィス・コッカー)のボーカルもカッコいい!
06. SHEFFIELD:SEX CITY
なんか、1曲目のような雰囲気・・・途中で女性の声も加わり・・物語は進行していく。
07. INSIDE SUSAN : A STORY IN 3 PARTS 「Ⅰ. STACKS」
実はこれ、7曲目から9曲目はA STORY IN 3 PARTSということで12分に及ぶ大作だったりします。
その為、最初の物語「STACKS」はちょっと派手目な雰囲気です。
08. INSIDE SUSAN : A STORY IN 3 PARTS 「Ⅱ. INSIDE SUSAN」
前記の通りA STORY IN 3 PARTSの一部で「INSIDE SUSAN」では語りで進んでいくがサウンドはかなりポップな雰囲気でイイ感じです。
09. INSIDE SUSAN : A STORY IN 3 PARTS 「Ⅲ. 59 LYNDHURST GROVE」
前記の通りA STORY IN 3 PARTSのラスト「59 LYNDHURST GROVE」ですが、この曲に入る前に一度落ち着く間があるのですが、その後ゆったりとした曲調で始まり、最後までゆったりと眠りにつく感じがラストに持ってこいです!
久しぶりのPULP「INTRO : The Gift Recording」でしたが、2曲目の「O.U.(12”MIX)」、は当時、滅多に聴いてなかったかも知れません! なのではじめて聴くような、新鮮な感じで聴けましたが、カッコいい!
もちろん、その他の好きな曲は今でもイイ曲!って思います。
映像で楽しむ『INTRO : The Gift Recording』
企画アルバム『INTRO : The Gift Recording』収録曲MV
※基本的にこの企画アルバム『INTRO : The Gift Recording』ってシングル集だし、Gift RecordsとメジャーレーベルのIsland Recordsでの共同シングルだし、公式MVって結構あると思ったのですが、バンドサイトにも何故か1曲でした。。。「RAZZMATAZZ」のMVもあるんだけどねぇ~。。。。
Pulp – Babies
通常バージョンのMV。良く見かけたPVですね。
Pulp – Babies (Alternative Version)
Alternative バージョンのBabies
Razzmatazz (Audio)
あとがき
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
PULP(パルプ)を知ったのはラジオだった・・・。既に注目されていた時期だった。
ラジオの番組名は忘れましたけど、ラジオから流れた楽曲は「BABIES」 だった。
バンド名が ベイビーズ? パルプ? 曲名が ベイビーズ? パルプ? どっち? だ と思ったのを憶えていて・・・・。
ただ、私がベイビーズと聞いて、思い当たるバンドは、ブリティッシュ・ロックバンドのTHE BABYS・・・・・。サウンド的に違うし、声も違うし・・・と思ったので、パルプ? がバンド名で、曲名がベイビーズだろう・・・と記憶することにしました。
その後、レコード屋さんに行ったときに洋楽コーナーのPコーナーで PULP(パルプと読める)を発見!! 並んでいるCDを手に取り・・・曲目リストを探したら・・・。
アルバム「INTRO : The Gift Recording」と「His ‘n’ Hers(邦題:彼のモノ♥彼女のモノ)」に曲名: BABIES を発見!!
もちろん2枚とも購入!! というのが、このアルバムの最初の出会いでした・・・。
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今回はPULP『INTRO : The Gift Recording』(1993年)企画アルバム・レビューでした!
またねぇ~。
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