38 SPECIALの9thオリジナルアルバム。このアルバムは古巣のA&Mから新天地になるCHARISMA RECORDSから発売されました。70年代にデビュー。80年代にはにポップな要素を持ち合わす楽曲が大ヒットしましたねぇ~。90年代にはどんなサウンドを届けてくれるのか?
そういえば、38SPECIAL ってバンドはサザンロックって呼ばれたり、AORって括りで紹介されることもあるんだけど、豪快で聴きやすい曲が沢山あるからかもね。
38 SPECIAL『BONE AGAINST STEEL』(1991年)
こんな方におススメ
- サザンロックと呼ばれるバンドにに興味がある方
- ブルース、カントリーをベースにした豪快なサウンドを奏でるバンドが好きな方
- やはり聴きやすいポップな要素を持ったバンドに興味がある方
- 豪快なサウンドがロックの醍醐味だと思う方
- 80年代アメリカのヒットチャートに興味がある方
アルバム『BONE AGAINST STEEL』について
アメリカ南部出身のバンド特有の豪快なストロングスタイルにポップな要素を盛り込んだスタイルが魅力の38SPECIALが古巣のA&Mから移籍したレコード会社CHARISMA RECORDSからリリースされた9作目(ベスト盤を入れれば10作目)のアルバム。
バンドメンバーは『バックグランドにあるブルースやカントリーがすべてではない』、『自分たちが南部のバンドということをあまり意識せずに楽曲を作っていた』と断言していたこともあって、ポップな要素が魅力的なバンドである。
そんな彼らが90年代に放つサウンドはどんなものなのだろうか?
と言っても根本的な芯は変わっていないため、豪快でありながらもポップで聴きやすいサウンドの楽曲が収録されています。
ラジオでも流しやすい楽曲といったらわかりやすいだろうが、骨太なのは忘れてはならない・・・。
スピーカーで聴くもよし、ヘッドフォンで聴くもよし、心を癒してくれるようなステレオ感がなんとも言えない時間を過ごさせてくれるから、不思議なバンドでありアルバムである。
TOMOZY のアルバム評価
視聴コーナー
収録曲へのコメント
01. The Sound Of Your Voice
のっけから心地よいステレオ感を感じさせてくれる。彼ららしいポップな要素満点なメロディが素敵です。おでかけ時には選曲しておきたい1曲です。
02. Signs Of Love
2曲にバラードを持ってくるあたり、癒しのアルバム度が高まります。もちろんラストに向かってギターは盛り上がて行きますけどね。
03. Last Thing I Ever Do
この手の楽曲好きなんですよね~。お休みの日の昼下がりから、この手の楽曲をガンガン流して、好きな飲み物でも飲みながらボーっとしたり、読書したり。。。できれば木漏れ日を浴びながらハンモックで・・・・。
04. You Definitely Got Me
左右に振られたギターフレーズを楽しみながら、演奏している彼らを想像したくなる・・。心地よいノリがたまりませんねぇ~。
05. Rebel To Rebel
アコースティックで始まりますが、途中からエレキギターが入るので、お昼寝はできないかもしれませんね。どちらかというと夕方以降に聴きたい楽曲です。
06. Bone Against Steel
ギターフレーズもちょっとポップな感じです。なんとも言えない漂う感じにちょいとばかりカントリーぽさもある楽曲が楽しめます。聴いた日の天気や時間帯で感じ方が変わるような不思議な魅力のある楽曲です。
07. You Be The Dam, I’ll Be The Water
ミドルテンポの聴きやすい80年代サウンドって感じが漂う素敵な楽曲です。この曲だけ聴けばサザンバンドって感じがしない!。
08. Jimmy Gillum
いやーこの曲は前曲の雰囲気から一転して、南部のバンドです! サザンロックバンドです!って感じを放つ! カッコいい曲です。
09. Tear It Up
このアルバムの中では、豪快なギターにピアノやキーボードが味付け的に混ざり面白い雰囲気が素敵です。ライブで聴いてみたい楽曲です。
10. Don’t Wanna Get It Dirty
イントロのキーボードが一瞬、あれ? 雰囲気変えた? と感じますが、ギターが交われば38 SPECIALだね、やはり。と思うので心配なし。
11. Burning Bridges
この曲も左右に振り分けられたギターのステレオ感が素敵な楽曲です。この曲好きです。この曲、歌いきったら楽しそうです。
12. Can’t Shake It
ちょっと都会的?な雰囲気もある楽曲。とは言ってもノリのいいロックンロールなので楽しめます。
13. Treasure
なんとも言えない綺麗な雰囲気です。映画で主人公が落ち込み、過去を回想しながら、一人街中をただ歩いている時に流れそうな曲・・・。
久しぶりの 38 SPECIAL「BONE AGAINST STEEL」でしたが、持っていたことを忘れていたアルバムのひとつだった。聴いてみたら、かなりポップで落ち着いた感じのアルバムでしたねぇ~。
映像で楽しむ 38 SPECIAL
38 SPECIAL 映像集
※基本的にこのアルバム収録曲の映像が見当たらない。。そこで、38 SPECIALのLIVEやMVを少しだけ集めてました。もちろん、年代と問わず。。。
38 Special – Live At Rockpalast 1981 (Official Trailer)
38 Special – Hold On Loosely (Live) (Official Music Video)
1981年の作品です。ライブ演奏映像ののMVです。
38 Special – Wild-Eyed Southern Boys
「Hold On Loosely」と同じステージでの映像ですかね。
38 Special – Caught Up In You (Official Music Video)
1982年の作品。この曲ヒットしましたねぇ。ビルボードで1位になった曲。
38 Special – Like No Other Night
1986年の作品です
38 Special – Second Chance (Official Music Video)
1988年の作品です。この曲は38 Special の中で最高ヒットとなった作品。
元々1983年に「I Never Wanted Anyone Else But You」というタイトルでデモ制作されていました。
フロントマン交代後、お蔵入りしていたこの曲が復活し、世に放たれたのでした。。。
※まぁ、サザンロック的な雰囲気、全くないもんねぇ~このバラード。。。でもイイ曲ですよ!
あとがき
TOMOZYの アルバムに纏わる想い出
今回紹介した 38 SPECIAL『BONE AGAINST STEEL』ですが、正直このアルバムの存在を忘れていました・・・。
なんせ 38 SPECIAL を聴くとすれば、どうしても80年代のアルバムを好んで聴いていたこともあるけど、何度かの引っ越しにてバンド毎にそろえてCDを収納しなくなったことも要因のひとつだろう・・。
最近、少しずつですが、整理整頓しだしたこともあって見つかったCDのひとつでもあります。。。
他にも、探していたCD、これどんなサウンドだったかわからないバンドなども見つかりました。
まだまだ、この所有CD紹介も 終わりが見えませんねぇ~・・・。
更新も不定期なので・・・終わるのか???
なんて考えながら・・・この38 SPECIAL『BONE AGAINST STEEL』をもう一度聴き直しているところで、今回は終わろう。
38 SPECIAL 関連商品
今回は38 SPECIAL『BONE AGAINST STEEL』(1991年)アルバム・レビューでした!
またねぇ~。
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