時代と共にアップデートしながらリメイクされる映画「スター誕生（原題: A Star Is Born）」。今回は音楽業界を舞台にした恋愛映画！ 映画冒頭にカントリーロック歌手のライブシーンから始まり、最後はレディ・ガガがソロで歌い上げるシーンで終わる音楽満載の恋愛映画が誕生しました！
映画『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』2018年
2018年公開のアメリカ映画。
この映画はリメイク作品になるのですが、1937年公開の『スタア誕生』（A Star Is Born）は映画業界を舞台になっています。その後、リメイク作品として1954年版のミュージカル映画、1976年版では映画業界から音楽業界に舞台を移した作品でした。今回の2018年版『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』は音楽業界を舞台にした作品になっています。
この作品の主人公にあたる、バーのウェイトレス：アリー役にLady Gaga（レディ・ガガ）が正式に決定し、劇中でも歌声を披露してくれています！
元々、この映画の企画段階ではいろいろあったようです。
最初はビヨンセを主役として、クリント・イーストウッドに監督交渉していたり。
男性役にレオナルド・ディカプリオに交渉したり。。。
その後、ビヨンセの妊娠により延期されたが、その後正式にビヨンセは降板。
2011年の企画から紆余曲折ありながら2017年に撮影が始まった作品です。
制作された映画はアメリカではR指定、日本ではPG12指定となった。
この映画の評論家や音楽関係者の評価は結構、いろいろあるようです。
映画の内容はウェイトレスだった主人公が音楽業界でメジャーデビューしスターへの階段を駆け上がっていくストーリーを軸にした恋愛ドラマですね。
映画『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』予告編（4/17公開）
登場人物/キャスト
主要な登場人物（主役）は以下の通りです。
ジャクソン・“ジャック”・メイン役（人気カントリーロック歌手）：ブラッドリー・クーパー
アリー役（元ウェイトレス、歌手としてデビューするヒロイン）：レディー・ガガ
あらすじ
人気カントリーロック歌手でありながらアルコールに溺れる等札付きの男性ジャクソン・“ジャック”・メインと才能がありながら埋もれている女性アリーが偶然出会う。
ジャクソンはアリーを自身のコンサートに招待する、そこで二人で歌うことに…。
アリーははじめて大観衆の前で歌うが、その歌声に観衆も魅了され、ジャックの演奏もイイ感じで終えることになる。
もちろん、この頃にはジャクソンとアニーも恋仲になっているのだが、ジャクソンのツアーにもアニーも同行、コンサートではアニーのオリジナル曲も披露することになる。更にアニーへの歓声も大きくなり、個人としてスターへの階段を上り始まるが。。。
既に人気歌手であるジャクソンがひとりの女性アリーをスターへ導きながら二人の恋愛物語も進行していく…。そして二人は結婚…。
アニーはカントリーというよりもポップシンガーとして、ダンスレッスン、髪色や衣装などにも変化があらわれ、、、。グラミー賞にノミネートされるまでになる。
アニーがスター街道を驀進するのと反比例するようにジャクソンの耳は聞こえなくなってきているし、アルコールなどへの依存も強くなり破滅の道へと進んでしまう…。
アニーが新人賞を受賞したグラミー賞のステージで、ジャクソンは失態を。。。
その後、ジャクソンは更生施設に入り努力してきたが…。
アニーのマネージャーはジャクソンの存在がアリーのキャリアに邪魔になっていると本人に突きつける。
アニーもジャクソンにヨーロッパツアーはなくなり、新しいアルバムを早く作るように言われたと嘘をつく。。。
アニーのキャリアと自身の状況を考えたジャクソンが選択した結末は。。。
映画公開後にアップされた特別映像
アニーのスター街道… 以下の特別映像はアニー編として編集された映像宣伝動画ですね。
アニー役のレディ・ガガによる撮影秘話のような宣伝動画！
映画『アリー/ スター誕生』特別映像（アリー編）【HD】大ヒット上映中
TOMOZYの映画感想記
そんなTOMOZYがこの映画を観た感想をちょっとだけご紹介！
こんな人にお薦め
- 音楽好きで映画好きな方
- 栄光と挫折を味わったことがある方
- 大事な人との別れを経験したことがある方
- レディ・ガガの歌声が好きな方
- アンハッピーなエンディングも映画として好きな方
TOMOZYの感想
TOMOZYただの音楽映画ではなかった！ 完全に切ない恋愛物語です！
ライブシーンは見ごたえあり！
良かったところ
- 前半のジャクソンのライブ演奏シーンは楽しい！
- 時折出てくる、家族や兄弟の話もドラマを感じる良いシーンだった！
- アーティストが亡くなった後も作品は人々の心に残るんだよなぁ～と改めて思った
- ジャクソンの歌やアニーの歌が流れるエンドロール中、切ない気持ちが継続したまま終わるところ
- 劇中歌「Shallow」が最初はただイイ曲だった印象だったが、映画を観終わった後に聴いたら切ない気持ちになったが、楽曲を好きになってた自分がいたこと
残念だったところ
- 個人的に映画館で観れなかったこと（映画そのものの残念ではない）
- ハッピーエンドじゃないところ
物語で重要な位置にある楽曲が素敵！
劇中に登場する楽曲の内、アニーとジャクソンにかかわる曲として、以下の2曲は外せない楽曲…。挿入歌として映画の映像が使われたオフィシャルビデオを観ると切なくなる。。。
Lady Gaga, Bradley Cooper – Shallow (from A Star Is Born) (Official Music Video)
アニーが歌った歌をジャクソンがアレンジして、ジャクソンのコンサートでアニーとデュエットした曲。
映画公開後、レディ・ガガのコンサートでも披露されています。中にはコンサートを見にきていたジャクソン役のブラッドリー・クーパーが客席からステージに呼び出され、本人もびっくりのサプライズで一緒に歌ったりしていましたねぇ～。
Lady Gaga – Always Remember Us This Way (from A Star Is Born) (Official Music Video)
ジャクソンのコンサートツアー中に突然、アニーの自作曲を大観衆の前で披露して！とジャクソンに言われピアノを弾きながら歌った楽曲。これがイイ曲なんですよねぇ～。
I’ll Never Love Again (from A Star Is Born) (Official Music Video)
ジャクソンがこっそり書き留めたアニーへの思いを綴った新曲…。
劇中ではジャクソンが更生施設から自宅に戻った後にピアノでアニーに披露する姿は劇中ラストに少しだけ映し出される。。。
以下のMVはアニーがその曲をステージで歌うシーンと回想シーンで構成されている。
映画『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』を観るなら！
いまでは、昔の映画もビデオ（DVDやブルーレイ）を購入したり、借りたり、VODで視聴したりと様々な手段で映画を楽しむことが出来るようになりましたねぇ～。
【購入】やはりこの映画はDVDやブルーレイで手元に置いておきたい方！
【配信サービス】配信サービスを利用して観る
私はAmazonのPrimeVideo/prime特典（prime見放題）にて映画『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』を観ました！
30日間無料体験もあるので、お試しで映画三昧になるのも良いかもしれませんね。
【注意事項】
配信サービスの場合、配信作品自体が変更になることもあります。
契約サービス内での無料視聴以外にも、購入作品、レンタル作品の場合もあるので実際に自身で確認頂きますようお願い申し上げます。
TOMOZY機会があれば、是非、レディ・ガガが出演する映画『アリー/ スター誕生』をご覧ください！
映画『アリー/ スター誕生（原題: A Star Is Born）』のサウンドトラック
この映画の為に書き下ろされた楽曲も多数！
主人公のベテランカントリーロック歌手のバンドメンバーとしてウィリー・ネルソンの息子のルーカス・ネルソンも出演していますね。
サウンドトラックは、ルーカス・ネルソンを含むカントリー・ミュージシャンと協力して作られています。楽曲の中でポップ指向の曲はレディ・ガガとの常連コラボレーターであるDJホワイト・シャドウも貢献しています。
サウンドトラックの中からシングルカットされた楽曲は「Shallow（『アリー/ スター誕生』 愛のうた）」と「Always Remember Us This Way（オールウェイズ・リメンバー・アス・ディス・ウェイ 〜2人を忘れない）」の2曲でした！
映画のサウンドトラック：配信サービス
映画のサウンドトラックとして、音楽配信でも聴くことができます！
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