1988年にシングル「ZOO」(作詞作曲は当時ECHOESのボーカル:辻仁成さん )でデビューした川村かおりさんの1991年に発売されたベストアルバム(新曲+代表曲という構成)! 1988年デビュー当時はオールバックの髪型と透明感のあるルックスと歌声が印象的な17歳だった!
川村かおり『CHURCH』(1991年)
こんな方におススメ
- 楽曲「ZOO」、最初に発売されたアーティストに興味がある方
- 初々しい歌声の女性ボーカリストに興味がある方
- ECHOESの辻仁成 氏 の提供楽曲に興味がある方
- 楽曲提供/プロデュースとして高橋研 氏 と聞いてピンと来た方
- TV番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」を知っている方
視聴コーナー
残念ながらアルバム『CHURCH』の視聴配信、探しましたが見つかりませんでした。
TOMOZY のアルバム『CHURCH』評価
収録曲へのコメント
01. Church のテーマ(instrumental)
ズンタッタ、ズンタッタ・・・。何かが始まる! そんな予感をさせるSE的なインストナンバー。
02. 三日月に腰掛けて
軽快なポップソング。まだまだ若々しい歌声に救われます。曲はポップで大好きです。
03. City 緑の街で
爽やかで午前中に聴きたくなる楽曲です。また雨の日にも明るくなるような気がするのは私だけ??
04. Saturday Night
アコースティックギターにのせて唄う川村かおり。この曲も初々しい感じがすがすがしい。雨の上がった時に聴きたい・・・。
05. ZOO
デビュー曲であり、この曲は辻仁成の作品。本アルバムの他(6曲目、11曲目以外)は高橋研さんの作品になります。 このZOOは川村かおり さんの10代の時の録音ということもあって、初々しい感じの「ZOO」が聴けます。この曲は辻仁成さん自身もECHOESでセルフカバーをしていますし、数々のアーティストがカバーしていますねぇ。好きな曲です。
06. アイル・ビー・ゼア(Reach Out I’ll Be There(日本語バージョン)
エレクトロニックなサウンドの楽曲です・・。なんかこの曲だけ雰囲気が違います。
07. 真っ白な月(Moon On The Destiny)
ピアノのサウンドが少し悲しくさせるナンバー。 ♪ いつまでも白でいてほしい・・・。あの日と同じ色で・・・ 時が経ったら忘れちゃうかな・・・♪ と歌う青春ラブソングだろう。 結構好きな曲です。
08. 神様が降りて来る夜
前の曲とは一転して、軽快な楽曲です! ! イントロ、間奏、サビの部分は好きな感じです!
09. 戦争が起きたら
不思議な感じの楽曲。一緒に手拍子を交えて歌いたくなる曲。
10. 愛をあげたい
この曲も好き・・・・。壮大な感じのイントロ・間奏がたまりませんねぇ~。 ポップソングです。
11. 翼をください
中学校の音楽の時間、合唱で歌ったこの曲! ピアノの伴奏でうたった曲ですが、バンドサウンドとして聴くと、ちょっと違って聴こえるけど、一緒に歌ってしまいましょう!
12. キースの胸で眠りたい
ピアノのイントロが少し悲しい・・・。歌が始まっても、ちょっと悲しい・・。
13. 僕達の国境(remix)
この曲も軽快なイントロですが、歌が始まると少しイメージが変わります。この曲は夜に聴きたくなる感じでしょうか・・・。
14. 君に出会えたこと
リズムにのりながら・・・大昔の大陸を想像しながら聴いてみましょう・・・。
川村かおり『Church』(1991年)は最初にリリースされたベストアルバムでしたが、
「翼をください」とか「ZOO」以外にも懐かしい曲がありました!
晩年の雰囲気の方が記憶に残っていましたが、このベストアルバムでは、まだ初々しい感じの歌声だったので新鮮でした!
映像で楽しむ 川村かおり『CHURCH』
川村かおり『CHURCH』に関連する動画を集めました!
※結構シングル曲あるので、沢山あるかと思いきや…。
川村かおり『CHURCH』収録曲のミュージックビデオ
当時の映像は公式動画が見つかりませんでしたので、楽曲「ZOO」20周年記念のPVをどうぞ。。。
この映像に当時の川村かおりさんの映像も使用されています。
ZOO (20th Anniversary) / 川村カオリ
デビュー曲「ZOO」の20周年記念バージョンです。(もちろん歌もバックの演奏も新録バージョンです。。。)
初々しいデビュー当時の歌声を聴きたい場合は、以下のプレビューからどうぞ!
歌手:川村かおり について
ECHOESの辻仁成からの楽曲提供/プロデュースにより、17歳でデビュー。
1988年 シングル「ZOO」/アルバム「ZOO」をリリース。
この頃はまだ・・初々しい感じの歌声でした。
1989年4月からラジオ「オールナイトニッポン」土曜日第2部パーソナリティーを務める。(この頃、10代・20代の方は聴いていたかもしれないですね!?)
1990年になるとテレビ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」などにも出演していましたねぇ~。
90年代になると、結構、歌唱力も上がって、カッコいい感じになっていた記憶です!
そういえば、この頃、川村かおり が歌う「翼をください」を観て、小中学校時代に合唱したことを思い出す人もいたのではないでしょうかねぇ?
その後、音楽活動をお休みしていた時期がありました・・・。
活動再開後、1990年代後半には・・・・なんと!!
クラブイベントのDJとしての活動も・・・!
そして・・クラブイベント「696」を開催するに至る!
で、この頃になると「川村かおり」 から 「川村カオリ」に表記が変わります。
その他、音楽活動において、当初はソロプロジェクトとして始まった”SORROW”が2000年にはバンドとして活動し始めます!
※ソロプロジェクトの際にはドラマーは中村達也さんでしたね。
デビュー当時の歌声からかなりハードになっています!!
これが結構カッコいいんです!!
SORROW / TEENAGE HERO(PV)
クラブイベント「696」の全国ツアーに密着したドキュメンタリー映画もありました!
2003年には SORROW としてユニバーサルからメジャーデビュー!!
しかし・・・・
2004年に乳がんが見つかり、摘出手術および抗がん剤治療を行う・・・。
2008年にがん再発・・。
最初に癌が見つかり治療をした後に 1年に一度は、マンモグラフィー検査に行ってほしい と訴え続けてきた彼女は・・・
この頃、がんと闘う 川村カオリ のドキュメンタリー がテレビで放送されたのを憶えている・・・。
テレビでは、デビュー曲の「ZOO」を歌う姿が印象的だった・・・・。
この「ZOO」という曲は、川村かおり に辻仁成が提供した曲だが、辻仁成率いるECHOES としてもリリースしている・・。その後、テレビドラマの主人公(菅野美穂が演じた遠野李理香/劇中別名:蓮井朱夏)が歌う「ZOO」も話題となりましたねぇ・・・。
17歳、18歳のころの 川村かおり が歌う「ZOO」はどこか軽いPOPSのようだったけど、
歳を重ねた 川村カオリ が歌う「ZOO」は 歌唱力も向上していることもあるが、これまでの人生経験からくる重みがあり、心に訴えかけてくるものがあったのを憶えている。
川村カオリ本人も 「愛をください」という言葉も デビュー当時の少女が歌うものと今の自分が歌う「愛をください」という言葉の伝わる意味も違ってくると思う・・・と語っていた・・・。
自身の余命を感じていたのか? 2008年頃からの活動は このドキュメンタリーを通じて思ってしまう・・。
2009年・・・・
1月23日の誕生日ライブ
2009年3月にはシングル「バタフライ 〜あの晴れた空の向こうへ〜」発売
2009年4月 ラジオ「川村カオリのオールナイトニッポン」オンエア。
※体調不良で本人不在で「川村カオリのためのオールナイトニッポン」としてオンエア
2009年5月 東京渋谷C.C. Lemonホール(渋谷公会堂)でのライブ
このライブの模様は、2010年に『メッセージ~LAST LIVE 2009.05.05~』として2枚組CDとしてリリースされました! ※ライブのMCも収録された内容になっています!
2009年5月 アルバム「K」発売
2009年7月 癌のあらたな転移が見つかったことを発表
その3週間後くらいに・・・38歳の若さでがんにより永眠・・・・。
あとがき
視聴コーナー番外編
今回、紹介した川村かおりさん初のベストアルバム『CHURCH』ではないのですが、他のベストアルバム『Kaori Kawamura Best Collection』から
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
このアルバムというか、川村かおり というアーティストですが、
テレビ番組の「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」にたまーに出演していたこと、
ラジオ番組の「オールナイトニッポン」をやっていたこと が記憶に残っています。
ちなみに・・・
テレビ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」というと
川村かおり だと「神様が降りて来る夜」が テーマ曲に起用されてたかな?
その他・・・・
「愛は勝つ」KAN、「それが大事」大事マンブラザーズ などの楽曲も思い出します。
まだ、私は、ふらふら して定職にはついていない時期ですねぇ~。
たまーに、電話で話す友人と他愛もない話をするくらいだなぁ。
左膝の手術後のリハビリが大変だったこともこの頃の想い出かもしれません。
まぁ、久しぶりに、川村かおり「ZOO」を聴いたので、その当時の事を少し思い出してしまいました。
あれから30年以上も経っているのですが、当時の状況に逆戻りしてるんじゃないか!?って思う位、体調含め、1から、いや0、またはマイナスの状態でこれからも這い上がっていこうと思ったのでした!
川村かおり 商品関連
映像作品・BOOK
SORROW 関連
クラブイベント「696」関連(ドキュメンタリー映画)
今回は、川村かおり『CHURCH』(1991年)ベストアルバム・レビューでした!
またねーーー。
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